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穂乃果「なんとかして海未ちゃんを」ことり「癒してあげたい」【ことほのうみ】



1:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/04(木) 23:05:25.80 ID:ySXZiB4u.net
──μ's練習終了後・屋上

海未「今日はここまでです。みなさん、お疲れ様です」

「「「おつかれさまでした」」」


穂乃果「ふー、今日も疲れたー」ノビー

穂乃果「よし、着替えて帰ろっか、海未ちゃん!ことりちゃん!」

海未「すみません、私はこのあと少し弓道部のほうに顔を出さなくてはいけなくて……」

海未「待たせる訳にもいかないので二人で先に帰っていてください」

ことり「そっか~、残念だね」

穂乃果「穂乃果は別に待っててもいいんだけど」

海未「いえ、今日は宿題もありましたし早く帰ってちゃんとやっておいてください」

海未「それと穂乃果、今度の会議で必要な生徒会の書類にしっかり目を通しておいてくださいね」

穂乃果「は~い……」

海未「私もことりももうチェック済みです。生徒会長なんですからしっかりしてくださいよ?」

穂乃果「もう!分かってるよ~」プンプン

海未「それではくれぐれもよろしくお願いしますよ」

ことほのうみ


3:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/04(木) 23:07:59.07 ID:ySXZiB4u.net
穂乃果「まったく、海未ちゃんったら穂乃果のこと信用してないんだからー」ブツクサ

ことり「そんなことないと思うけどなぁ~。ただ心配なだけだよ」

穂乃果「それを信用がないって言うんじゃ……」

ことり「ち、違うの!そういう意味で言ったんじゃなくてその…」アセアセ

穂乃果「分かってるよことりちゃん。冗談、冗談。自分が危なっかしいことも自覚あるし……」

穂乃果「いつも心配かけてごめんね」

ことり「そんなことないよ!私も、きっと海未ちゃんだってそんなこと思ってないよ」

穂乃果「ありがとう、ことりちゃん」

穂乃果「でも考えてみたら海未ちゃんには頭が上がらないよ~」

穂乃果「いつも穂乃果のこと助けてくれるし、みんなの練習メニューも考えてきてくれるし、μ'sの曲の歌詞も作ってもらってるし、μ'sの練習以 外にも弓道部にもいってるし、家でもお稽古して、生徒会の仕事もして、しっかり宿題もやって勉強もできるし、それに……」

ことり「お、落ち着いて穂乃果ちゃん」

ことり「……うん、でも確かにそう考えるとすごいかも……」

穂乃果「このままじゃいつか海未ちゃん倒れちゃうよ」

ことり「う~ん、たしかに」

穂乃果「なんとかして海未ちゃんを癒してあげようよ!」

ことり「うん、賛成」


4:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/04(木) 23:09:59.92 ID:ySXZiB4u.net
──────

──穂乃果の部屋

穂乃果「とはいったものの……いったいどうしようか」ムムム

ことり「う~ん、海未ちゃん普通に休んでっていっても聞いてくれないだろうし……」ウーン

穂乃果「海未ちゃん真面目だから頑張りすぎちゃうんだよね」

ことり「それが海未ちゃんのいいところでもあるんだけどね」

穂乃果「そうだよね~」

ことり「それじゃあ何か気分がリフレッシュできるようなことをしてあげるとか?」

穂乃果「例えば?」

ことり「ことりなら衣装づくりに詰まったときとかにはお菓子を作ったりしてリフレッシュするかな」

穂乃果「ことりちゃんらしいね」

ことり「穂乃果ちゃんならどうする?」

穂乃果「う~ん、穂乃果は歌ったり踊ったりするかな」

ことり「なるほど。やっぱり自分の好きなことをするのが一番だよね」


5:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/04(木) 23:11:32.05 ID:ySXZiB4u.net
穂乃果「じゃあ海未ちゃんの好きなことってなんだろう?」

ことり「う~ん、山登り?」

穂乃果「それじゃあ余計に体に負担が掛かっちゃいそうだし……」

ことり「でも達成感が気持ちいいって言ってたよ」

穂乃果「そっかー、でも穂乃果達もきついよ」

ことり「そうだよね~」

穂乃果「他に何かないかな?」

ことり「たしか休みの日は本を読んでるって言ってたよ」

穂乃果「読書か~、でもそれじゃあリフレッシュにはならないんじゃないかな」

ことり「じゃあ、いつもと違うことをさせてみるっていうのは?」

穂乃果「いつもと違うこと?」

ことり「うん。例えば海未ちゃんいつもキリッとしてるし誰かに甘えさせてあげるとかはどうかな?」

ことり「きっと色々溜まってると思うしそれを解消してあげるんだよ」

穂乃果「なるほど~。それいいかも!よし、それでいこう!!」

ことり「うん!」

穂乃果・ことり(甘えるかわいい海未ちゃんが見られるかもしれないし!)

穂乃果「よーし、海未ちゃんを癒しちゃおう作戦スタートだよ!」

ことり「おー!」


7:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/04(木) 23:13:47.39 ID:ySXZiB4u.net
──────

ことり「とはいったもののどうやって海未ちゃんを癒すの?」

穂乃果「そ、それは、これから考えようかと……。何かいい案あることりちゃん?」

ことり「う~ん、絵里ちゃんや希ちゃんに頼んでみる?」

穂乃果「それじゃあ駄目かな~。迷惑かけてるのはほとんど穂乃果だし、何とか自分たちで海未ちゃんを癒してあげたいんだ」

ことり「そっかぁ、それじゃあ私たちにできることで頑張ろっか」

穂乃果「うん!わざわざ付き合ってくれてありがとう、ことりちゃん」

ことり「気にしないで、大切な幼馴染のためだもん」

ことり(かわいい海未ちゃんも見たいし)

穂乃果「それじゃあどうするか考えよっか」

ことり「は~い」

穂乃果「なんだか嬉しそうだね」

ことり「そうかなぁ~」

─ワイワイ

作戦会議は夜まで続いた


8:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/04(木) 23:15:26.86 ID:ySXZiB4u.net
作戦その1:ひざまくら


ことり「それじゃあ最初は定番?のひざまくら作戦だね」

穂乃果「うん」

穂乃果・ことり(ただし問題は……)

穂乃果「どっちが海未ちゃんにひざまくらしてあげる?」

ことり「どうしよっか?」

穂乃果(ひざまくらをしてあげれば海未ちゃんと大接近できるチャンスだけど……)ムムム

ことり(でも、ひざまくらをしている海未ちゃんと穂乃果ちゃんという画も見たいし……)ムムム

穂乃果「よし、ことりちゃんここはまかせたよ」

ことり「え、どうして?」

穂乃果「だってことりちゃんのひざまくらとっても気持ちいいんだもん。」

ことり「そうかなぁ?」

穂乃果「うん。この穂乃果が保証するよ!それにことりちゃんのふわふわぽわぽわ~なオーラで海未ちゃんを癒してあげて!」

ことり「本当にいいの?」

穂乃果「いいんだよ。穂乃果はしっかりサポートするからことりちゃん、ファイトだよ!」

ことり「う、うん、分かった。頑張るね!」

穂乃果(やっぱり自分がするよりも大好きな二人を見てるほうがいいもん)

ことり(やった~、海未ちゃんにひざまくら!ありがとう穂乃果ちゃん!)


9:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/04(木) 23:16:52.37 ID:ySXZiB4u.net
──────

──放課後・部室

ことり(それで部室に来たのはいいけど、どうやってひざまくらさせるか考えてなかったよ~)ズーン

海未「穂乃果、昨日宿題をしっかりやっておけと言ったのにもかかわらずなぜやってなかったんですか?」

穂乃果「そ、それはその……」

海未「まったく……」

ことり「ち、違うの海未ちゃん!」

海未「ことり?違うと言いますと?」

ことり「昨日はことりがちょっと衣装のことで穂乃果ちゃんに付き合ってもらってて……」

ことり「それで時間が無くなっちゃったの」

海未「ですがことりはしっかりやってきましたよね?」

ことり「それは、私たちの衣装のことずっと考えててくれたからだよ……きっと」

穂乃果「!」

穂乃果「そ、そうなの!」

海未「そうですか……」

海未「……まあ、今回はことりに免じてこのくらいにしておきます」

穂乃果「ごめんなさい」

海未「反省はしてくださいよ?」

穂乃果「は~い」


10:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/04(木) 23:18:34.11 ID:ySXZiB4u.net
穂乃果(ことりちゃん早くやっちゃって~)チラッ

ことり(穂乃果ちゃんから視線を感じる……)

ことり(今は部室には穂乃果ちゃんと海未ちゃんと私の三人……チャンスは今しかないんです!)

ことり「うう、海未ちゃん!最近疲れてない?!」

海未「急にどうしたんですか、ことり?」

ことり「ふぇ!?い、いや別に、最近海未ちゃん色々頑張ってるから、なにかできることがないかな~なんて思って」アセアセ

海未「そうでしたか、気遣いありがとうございます。でも私は大丈夫ですよ。ことりのほうこそ衣装づくりなどで疲れていませんか?」

ことり「私は大丈夫だよ。ありがとう海未ちゃん」

海未「いえ、ことりはいつも周りに気を配れてすごいです。なかなかできることじゃないと思いますよ」ナデナデ

ことり「う、海未ちゃん」トローン

穂乃果(海未ちゃんに撫でられてる……羨ましい)

穂乃果「海未ちゃん!ここはことりちゃんに甘えてみようよ!」

海未「穂乃果まで急に何なんですか?」

穂乃果「いや~、えっと、ほら、せっかくことりちゃんが言ってるんだしたまにはいいんじゃないかな?」アセアセ

海未「なんだか様子がおかしいような気がしますが……」

穂乃果「え!?そうかな~、穂乃果はいつも通りだよ?あはは…」

ことり「ほら海未ちゃん、穂乃果ちゃんもこう言ってるし、おいで?」トントン

海未「ことり?なぜ自分の膝を叩いて私を呼んでいるんですか?」

ことり「それはもちろん、ひざまくらだよ、ひ・ざ・ま・く・ら!」

海未「い、いや、さすがにそれは……」

穂乃果「え~、いいじゃん海未ちゃん。ことりちゃんのひざまくらは最高だよ?」

ことり「昔もよくしてあげたよね。今さら恥ずかしがらなくてもいいんだよ?」

海未「ですが、さすがに学校でそういうことは……」


11:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/04(木) 23:20:02.70 ID:ySXZiB4u.net
穂乃果「もう、いいからいっちゃえ~」グイッ

ことり「ほら、おいで~」ギュッ

海未「ちょっと、穂乃果、ことり!」

穂乃果「も~、本当はしてほしかったくせに~」ニヤニヤ

海未「そ、そんなことは……///」カァァ

穂乃果「顔真っ赤だよ~」ニヤニヤ

ことり「海未ちゃん、嫌だった?」ウルウル

海未「そ、そんなことは!」


海未「はぁ~、分かりました。少し膝を貸していただきますよ、ことり」

ことり「うん!」


13:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/04(木) 23:21:59.35 ID:ySXZiB4u.net
──────
───

ことり「ふふ、寝ちゃった。やっぱり疲れてたのかな?」ナデナデ

穂乃果(シャッターチャンス!)

パシャッ

ことり「ほ、穂乃果ちゃん!?」

穂乃果「ご、ごめん。つい二人がかわいくて……」

ことり「その写真後で私にも頂戴!」

穂乃果「え?う、うん」

ことり「それと、もっと撮っちゃって穂乃果ちゃん」

穂乃果「ラ、ラジャー」ピシッ

パシャッ

パシャッ

パシャッ

海未「ん、うぅ~ん」パチッ

穂乃果「あ、海未ちゃん」


16:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/04(木) 23:23:06.79 ID:ySXZiB4u.net
海未「穂乃果、……今何をしていたんですか?」

穂乃果「いや、別に、何も?」アセアセ

海未「ではなぜそんなにしどろもどろになっているんですか?」

穂乃果「そ、そんなことないよ!?」

海未「では今その手に持っているものは何ですか?」

穂乃果「はっ!」カメラ スッ

海未「今後ろに隠したものを出しなさい!」

穂乃果「た、助けてことりちゃ~ん」

ことり「え!?」

海未「穂乃果、すぐにことりに助けを求めるのはやめなさい!」

ことり「違うの海未ちゃん!聞いて」

海未「ことり、いいんですよ穂乃果を庇わなくても」

ことり「違うってばぁ」

海未「さぁ穂乃果、分かっていますね?」ニコッ

穂乃果「うっ」

穂乃果「ご、ごめんなさ~いっ」



ヒトノカオヲカッテニカメラデトルナンテ

ゴメンナサイ

マッタクホノカハ…


17:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/04(木) 23:24:13.89 ID:ySXZiB4u.net
──────
───

ことり「ごめんね、なかなか助けてあげられなくて」

穂乃果「いいんだよ、ことりちゃん。穂乃果が調子に乗りすぎただけだから」

ことり「で、でもわたしもついはしゃいじゃってもっと撮ってなんてお願いしちゃったから……」

穂乃果「そんなことないよ」

ことり「でも……」

穂乃果「まあ撮った写真は全部消されちゃったけどしっかり脳裏に焼き付いてるよ、海未ちゃんの寝顔!」

ことり「うん、私も!」

穂乃果「気持ちよさそうだったね~」

ことり「うん!」

穂乃果「でもまた穂乃果が怒らせちゃったし、疲れさせちゃったかなぁ……」

穂乃果「今回の作戦は失敗だね」

ことり「でも、海未ちゃんすごく気持ちよさそうだったね~」

穂乃果「うん!それに海未ちゃんさ……」


─二人の海未ちゃんかわいい談義はなかなか終わらないのであった


作戦その1:ひざまくら

おわり


33:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/05(金) 22:46:35.48 ID:dfTYA26E.net
作戦その2:休日お出掛けデート


───金曜日

穂乃果「次の作戦は、休みの日に三人でお出かけしようと思いまーす」

ことり「わーい」パチパチ

穂乃果「一緒においしいもの食べたり買い物したりして海未ちゃんを癒してあげよう」

ことり「いいね~。それでどこに出かけるの穂乃果ちゃん?」

穂乃果「おっきなショッピングモールに行こうよ。いろんなものがあるしきっと海未ちゃんも楽しめるよ」

ことり「賛成!じゃあさっそく海未ちゃんを誘いに行こっか」

───

海未「日曜日に三人でお出掛けですか?」

ことり「駄目かなぁ?」

海未「いえ、そんなことはありませんよ。ぜひご一緒させて下さい」

ことり「ありがとう、海未ちゃん!」

穂乃果「なんだか三人で出かけるのも久しぶりかもね~」

海未「たしかに、最近は皆忙しかったりしてなかなか時間が作れていなかったかもしれませんね」

穂乃果「久しぶりだし思いっきり楽しもうね!」

海未「はい!」

ことり「うん!」


34:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/05(金) 22:48:26.35 ID:dfTYA26E.net
──────

───土曜日・夜

穂乃果「もしもし、ことりちゃん」

ことり『こんばんわ、穂乃果ちゃん』

穂乃果「こんな時間に電話かけてごめんね」

ことり『ううん、そんなことないよ。穂乃果ちゃんとお話しできて嬉しいよ』

穂乃果「そっか、ありがとう」

ことり『うん。それで電話してきたのは明日のことだよね?』

穂乃果「うん、そうなんだ。明日二人で海未ちゃんに何か買ってあげない?」

ことり『プレゼントってこと?』

穂乃果「そう。日頃の感謝も込めて何か買ってあげたいんだ」

ことり『まるで母の日みたいだね』

穂乃果「それだけ感謝してるってことだよ」

ことり『そうだね、私は賛成だよ』

穂乃果「ありがとう!ことりちゃん!!」ガタッ

ことり『う、うん』

─穂乃果母「こら穂乃果、こんな時間に大声出すんじゃないのよ」

穂乃果「ご、ごめんなさーい」

─穂乃果母「明日は出かけるんでしょ、早く寝なさーい」

穂乃果「はーい」

穂乃果「ご、ごめんね。じゃあ電話切るね、続きはメールで」

ことり『うん。じゃあね』ピッ


穂乃果「さてと、明日の予定を再確認しておかなくちゃ」ピッピッ


35:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/05(金) 22:50:21.61 ID:dfTYA26E.net
──────

───日曜日・朝

穂乃果「う、んん~」モゾモゾ

穂乃果「あれ、いつの間にか寝ちゃってた。時間はっと……」

穂乃果「っ!もうあんまり時間無いじゃん!急がなきゃ」

バタバタ


───待ち合わせ場所

ことり「昨日は穂乃果ちゃんメールしてる途中で寝ちゃったみたいだけど大丈夫かな?」

ことり「あ!海未ちゃん、もう来てる」

ことり「お~い、海未ちゃーん」フリフリ

海未「ことり、早いですね」

ことり「海未ちゃんも随分早いと思うけど……」

海未「ええ、実は恥ずかしながら久しぶりに三人で出かけられるのが楽しみでして……」

ことり「そっか~、じゃあ今日はいっぱい楽しもうねっ!」

海未「はい!」

───十分後

穂乃果「おまたせー。ごめんね、遅くなっちゃって」

海未「いえ、私たちが早すぎただけでほぼ時間通りですよ」

穂乃果「よかったー、じゃあ行こっか」

海未「はい」

穂乃果「ことりちゃん、昨日はごめんね。途中で寝ちゃったみたい」ヒソヒソ

ことり「やっぱりそうだったんだ。でも寝坊しないでよかったね」ヒソヒソ

穂乃果「まぁ結構ギリギリだったけど。とりあえず行こう?」

ことり「はーい」


36:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/05(金) 22:51:42.17 ID:dfTYA26E.net
──────
───

穂乃果「着いたはいいけど、なんかすごい混んでるね」

ことり「ほんとだね」

海未「休日ですし、しょうがないでしょう。それよりまずはどこに行きますか?」

穂乃果「まず最初は、ドーナツ食べようよ。ここにすごいおいしいドーナツ屋さんがあるんだって」

海未「いきなり食べ物ですか。穂乃果らしいですがあまり食べすぎると太りますよ」

穂乃果「分かってるよー。お金もそんなにないしいっぱいは食べないよ」

ことり「まあまあ、ほら早く行こう?」

穂乃果「ソダソダ!」

海未「はい、分かりましたよもう……」


───

穂乃果「んん~、おいしいね」モグモグ

ことり「ほんと、これおいしいよ~」

海未「確かになかなかの絶品ですね」

穂乃果「だよねだよね。でも穂乃果はことりちゃんの作ってくれたのも大好きだよ」

ことり「ありがとう、穂乃果ちゃん」

穂乃果「次はあのアイスクリーム屋さんに行ってみようよ」

海未「また食べ物ですか」

穂乃果「まあまあ、いいからいいから」

海未「後で大変な目にあっても知りませんよ」

穂乃果「二人ともはやくー」

海未「人の話は最後まで聞きなさい、穂乃果」

ことり「待ってよ~」


37:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/05(金) 22:52:52.66 ID:dfTYA26E.net
───

穂乃果「ねえねえ海未ちゃん、どこか行きたいところとか欲しいものとかある?」

海未「いえ、私は特に」

穂乃果「え~、つまんないよー」ブー

海未「そんなこと言われても……。ことりはどこかないですか?」

ことり「いいの、海未ちゃん?」

海未「ええ、私は構いませんよ?」

ことり「そう?じゃあことりはお洋服を見に行きたいな~」

穂乃果「そっか。じゃあ行こう。しゅっぱーつ!」

海未「なんだかいつにも増して元気ですね、穂乃果は」

ことり「ふふっ、そうだね」


38:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/05(金) 22:54:38.43 ID:dfTYA26E.net
───

ことり「わ~、カワイイお洋服がいっぱ~い」キラキラ

穂乃果「ほんとだ~、どれもかわいいね」

海未「なんだかこういう雰囲気の店には居づらいです……」

ことり「どうして?」

海未「なんだか性に合わないというかなんというか……」モジモジ

ことり「大丈夫だよ。海未ちゃんここのお洋服に負けないぐらいかわいいよ」

穂乃果「そうそう、海未ちゃんはこういう服も似合うと思うな~」

海未「そんなこと……」

ことり「そんなことあるよ!」

海未「え?」

ことり「いいですか海未ちゃん!私たちは一応はアイドルなんだよ!」

海未「はあ」

ことり「それならもっと自分に自信を持っていいと思うんだ。ファンのためにも」

海未「ですが……」

ことり「いい海未ちゃん!海未ちゃんはかわいいの!かわいいお洋服も似合うの!」

穂乃果「そうだよ海未ちゃん!私たちが保証するよ。海未ちゃんはかわいいんだよ」

海未「そんなにかわいいを連呼しないでください。恥ずかしいです……」

ことり「む~、海未ちゃん、ちょっと来て」ガシッ

海未「ちょっとことり!?」

ことり「海未ちゃん、この服着てみて」

海未「ですが……」

ことり「いいから、あとこの服も、これも、それも」

穂乃果「ことりちゃん変なスイッチ入っちゃったね。海未ちゃん、ファイトだよ!」

海未「ほ、穂乃果~」

ことり「そうだ、穂乃果ちゃんも。これとかあれとか似合いそう」キラーン

穂乃果「えっ、穂乃果も!?」

ことり「さあさあ二人とも、早く着てみて」

海未「こうなれば穂乃果も道連れです」ガシッ

穂乃果「誰か助けて~」


39:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/05(金) 22:56:58.26 ID:dfTYA26E.net
───

─試着中

穂乃果「じゃじゃーん。どうかなことりちゃん、似合うかな?」

ことり「わ~、かわいいよ~~穂乃果ちゃん。全部買ってあげたいぐらいだよ~」ハァハァ

穂乃果「そ、そうかな~」エヘヘ

ことり「もう最っ高だよ~」

穂乃果「ありがとう、ことりちゃん」ニコッ

ことり「はぅ~、ホノカチャーン」ポー

穂乃果「ほら、海未ちゃんも早く」

海未「ま、待ってください」

穂乃果「もう、無理やりあけちゃうよ。それ~」ガララ

海未「ひゃあ!?ほ、穂乃果!!」

穂乃果「ほら、もうちゃんと着てるじゃん」

海未「で、ですが、心の準備というものが」

穂乃果「そんなのいらないよ!ほら、鏡見てごらん。似合ってるよ海未ちゃん」

海未「恥ずかしいです……」

穂乃果「そんなことないよ、ねえことりちゃん?」

ことり「」ポー

穂乃果「ことりちゃ~ん?大丈夫ー?」ペチペチ

ことり「ハッ、天国が見えたような気が……」

穂乃果「ことりちゃーん?」

海未「だ、大丈夫ですかことり?」

ことり「うん、見間違いじゃなかったみたい」

海未「えっ」

ことり「天使が二人も……」


40:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/05(金) 22:58:41.67 ID:dfTYA26E.net
海未「本当に大丈夫ですか?、ことり」

ことり「大丈夫大丈夫。二人ともとっても似合ってるよ」

海未「そう、ですか……?」

ことり「うん、だからもっと自分に自信を持ってね海未ちゃん」

海未「はい。ありがとうございます、ことり」ニコッ

ことり「はぅ~、ウミチャーン」ポー

穂乃果「ことりちゃーん、帰ってきてー」

ことり「海未ちゃん、ほらこれとかも着てみてよ。穂乃果ちゃんも」

穂乃果「それじゃあことりちゃんも着てみようよ」

ことり「うん!」

海未「まだ続けるんですか……」

ことり「もっちろん!」

海未「はぁ。分かりました付き合いますよ」

ことり「わ~い、海未ちゃんダイスキ~」ギュゥ

穂乃果「穂乃果も大好きだよ~」ギュー

海未「二人とも苦しいです。服に皺ができてしまいますよ」

ことり「はっ」

穂乃果「そうだった!」

海未「気を付けてくださいよ」

穂乃果「はーい」

ことり「はーい」


41:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/05(金) 23:00:15.66 ID:dfTYA26E.net
───

ことり「えへへ~、いくつか買っちゃった~」ルンルン

海未「ことりは本当にこういうものが好きなんですね」

ことり「うん、かわいいものは大好きだよ」

ことり(海未ちゃんや穂乃果ちゃん、μ'sのみんなもね)

穂乃果「海未ちゃん、少しは自分に自信が持てた?」

海未「はい、少しは。ありがとうございます、穂乃果、ことり」

ことり「うんん、海未ちゃんが喜んでくれれば私は嬉しいよ」

海未「ですがことりや穂乃果たちと比べたら私はまだまだです」

ことり「そうかなぁ?」

海未「ことりは本当に女の子らしくて素敵です。穂乃果も私にはないものをたくさん持っています」

海未「本当に二人は私の憧れです」

穂乃果「そうかなぁ、海未ちゃんだってすごいよ。憧れちゃうぐらい」

海未「ありがとうございます。でも私だっていつまでも二人に憧れ続けているだけではありませんよ?私は私らしく精進していきます」

ことり「うん。そういうまっすぐで前向きなところが二人のいいところだと思うよ」

海未「これからも三人でお互いを励まし合い、高め合いながら進んでいきましょう」

ことり「そうだねっ」

海未「はい!ありがとうございます」ギュッ

ことり「っ!」ギュー

ことり「海未ちゃん、そんなことばっかりするから後輩の子達にモテモテなんだよ」

海未「え!?そ、そんなことありませんよ!」


42:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/05(金) 23:01:54.50 ID:dfTYA26E.net
ことり「今さらだよ海未ちゃん。いつもかっこいい海未ちゃんが急に笑顔で手を握ってきたらみんなやら れちゃうよ」

海未「?」

ことり「もう、海未ちゃんってば!ほんとに鈍感なんだから!」プンプン

海未「え?」

ことり「もっとフリフリのかっわい~お洋服とか着てみて女の子っぽくなってみれば分かるかもね」

海未「さ、さすがにそこまでのは……」

ことり「もう、冗談だよ。ちょっとというかかなり見てみたいけど」

海未「どこまでが冗談なんでしょうか……」

ことり「……あれ?穂乃果ちゃんは?」

海未「!穂乃果がいません」

ことり「さっきまで一緒にいたよね!?」

海未「ことり、落ち着いてください。」

ことり「ご、ごめん」

海未「いえ、どうやら人混みではぐれてしまったようですね」

ことり「探さなきゃ!」

海未「もう高校生ですし一人でも大丈夫だとは思いますが、電話をかけてみましょう」

ことり「そうだね!」


43:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/05(金) 23:03:39.94 ID:dfTYA26E.net
───

穂乃果「う~ん、昨日ことりちゃんと話した海未ちゃんへのプレゼントにこのネックレスとかいいと思ったんだけど」

穂乃果「やっぱり高いよ!0が多くて買えないよ~」

穂乃果「ってあれ?ことりちゃんたちは?」キョロキョロ

穂乃果「マズい、はぐれちゃった。どうしよう~」

穂乃果「……なーんてね。私にはこの文明の利器、携帯電話があるのだ~」ドヤッ

穂乃果「……一人で何やってんだろう」

穂乃果「まあいいや。早く電話を……」

穂乃果「早く電話を……」

穂乃果「で、電話を…………」

穂乃果「って、バッテリー切れ!?」

穂乃果「はっ!しまった!昨日遅くまでことりちゃんとメールしててそのまま寝ちゃったからバッテリーが切れちゃったんだ」

穂乃果「ど、どうしよう」アタフタ


44:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/05(金) 23:05:02.67 ID:dfTYA26E.net
───

ことり「だめ、電話繋がらないよ」

海未「私もです」

ことり「もしかして穂乃果ちゃんに何かあったんじゃ……」

海未「お、おお、落ち着いてくださいことり」

ことり「海未ちゃん」

海未「す、すいません、取り乱してしまいました。とりあえずここは手分けして探しましょう」

ことり「そうだね!見つけたら電話してね」

海未「はい!では私はあちらを探してみます」

ことり「わかった!ことりは反対を探すね」

海未「では、なにかあったらすぐに連絡を」

ことり「うん!」


海未(穂乃果……どうか無事でいてください)


45:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/05(金) 23:12:06.26 ID:dfTYA26E.net
───

穂乃果「どーしようっ!」アタマカカエ

穂乃果「海未ちゃーん、ことりちゃーん」

穂乃果「ううっ」ナミダメ

穂乃果「海未ちゃーん、ことりちゃーん」ウルウル

穂乃果「グスッ、ううん、こんなことで泣いてちゃだめだよね」

穂乃果「大丈夫、絶対すぐに合流できるはず。うん、大丈夫」

穂乃果「海未ちゃーん、ことりちゃーん」

穂乃果「おーい、海未ちゃーん、ことりちゃーん」

穂乃果「ううっ、ぐすっ」ウルウル

ホノカー、ホノカー

穂乃果「え?」

海未「穂乃果っ」ダッ

穂乃果「う、海未ちゃん?」

海未「ええ、海未ですよ」

穂乃果「海未ちゃーん!」ギュッ

海未「穂乃果……よかったです、穂乃果が無事で」ギュー

穂乃果「海未ちゃん、海未ちゃーん!よかったよ~」


46:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/05(金) 23:16:25.49 ID:dfTYA26E.net
海未「まったく……なにやってたんですか!」

海未「心配したんですよ!携帯も繋がらないし、穂乃果に何かあったんじゃと気が気じゃなかったんですからね!」

穂乃果「うう……、ごめんね海未ちゃん。心配かけちゃって、ほんとにごめんなさい」ウルウル

海未「もういいですから泣かないでください。高校生にもなって恥ずかしいですよ」

穂乃果「うん、ありがとう」

穂乃果「でも、今すごい周りに見られてるよ」

海未「!」
海未「と、とりあえずここから離れましょう!ことりに連絡しなくては」

穂乃果「そっか、ことりちゃんにも心配かけちゃったね。ちゃんと謝らなきゃ」

海未「そうですね、では行きますよ」スッ

穂乃果「うんっ」ギュ

穂乃果(海未ちゃんの手握ってるとすごく安心する……)

穂乃果(人前で大声を出すのが苦手な海未ちゃんがここまで大きな声だして穂乃果を探してくれた……)

穂乃果(そんなこと気付かないほど一生懸命探してくれてたんだよね、ありがとう、海未ちゃん)ギュー


47:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/05(金) 23:21:16.32 ID:dfTYA26E.net
───

ことり「海未ちゃーん」

海未「ことり!」

ことり「穂乃果ちゃーん」ギュー

穂乃果「ことりちゃん、心配かけてごめんね。探してくれてありがとう」ギュー

ことり「ううん、無事でよかったよー」ギュー

穂乃果「本当にごめんなさい」ギュー

海未「それにしてもなんではぐれたりしたんですか?」

穂乃果「え、えーっと、それはその……」

ことり「まあまあ、海未ちゃん」

海未「ですが……」

ことり「あー、そうだ!なんだか穂乃果ちゃん探して疲れちゃったね」

海未「ま、まあ」

ことり「穂乃果ちゃん、海未ちゃんにお詫びに何か買ってあげようよ」

穂乃果「え?うん!そうだね!」

海未「いえ、そんなの結構ですよ」

穂乃果「でもそうしないと穂乃果の気が収まらないよ」

海未「ですが、ことりは?」

ことり「う~ん、ことりは今度作るお洋服のモデルになってくれればそれでいいかな」

海未「そうですか……」

穂乃果「ねっ、いいでしょ。せめてものお詫びとして、何か受け取ってよ」

海未「そこまで言うのでしたら……、でもあまり高価なものはいただけませんよ?」

穂乃果「わかってるよ~、そもそもそんなにお金もないし」

海未「とはいえ、欲しいものも特にないですし」

穂乃果「う~ん、何かないかな」

ことり「穂乃果ちゃん、さっきいいモノ見つけたんだ。いってみようよ」

穂乃果「本当に!?」

ことり「うん!」


48:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/05(金) 23:22:47.94 ID:dfTYA26E.net
───

ことり「このブレスレットとかいいんじゃないかな」

穂乃果「お~、いいね!特にワンポイントの青いチャームがなんだか海未ちゃんっぽいね」

海未「たしかに青は好きですが……、値段は大丈夫ですか?」

穂乃果「うん!そんなに高くないし大丈夫」

海未「そうですか?」

穂乃果「うん!待っててね」


海未「ことり、買ってもらってばかりじゃ悪いので私も何か買ってあげたいのですが……」

ことり「好意には素直に甘えるべきだと思うけど、まぁ海未ちゃんらしいかもね」

海未「何かないでしょうか?」

ことり「うう~ん、じゃあ何か探してみようか」

海未「はい」



61:>>48と>>49の間少し抜けてました(しまむら)@\(^o^)/:2015/06 /06(土) 19:26:18.22 ID:+BT+U8eE.net
───

穂乃果「お待たせ、海未ちゃん!」

海未「いえ」

穂乃果「今日は本当に迷惑かけてごめんなさい。そのお詫びとそれから日頃の感謝も込めてのプレゼントだよ」

海未「ありがとうございます、穂乃果」

穂乃果「それからことりちゃんにも」

ことり「え、私?」

穂乃果「色々付き合ってくれたお礼。受け取ってくれるかな?」

ことり「もちろん穂乃果ちゃんからのプレゼントならことりもうれしいよ」

穂乃果「そっか。ありがとう」

ことり「うん。あけてもいい?」

穂乃果「もちろん。気に入ってくれるかわからないけど」

ことり「気に入らないなんてことないよ」ガサガサ

ことり「わ~、かわいい!髪飾りだよね?」

穂乃果「うん、ことりちゃんに似合うと思って」

ことり「ありがとう、穂乃果ちゃん」

穂乃果「うん!」ニコッ


49:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/05(金) 23:24:47.65 ID:dfTYA26E.net
ことり「ほら、海未ちゃんも」

海未「はい……」

穂乃果「?」

海未「穂乃果、私からもプレゼントです。といってもことりと一緒に選んだんですけどね」

穂乃果「え?でも、そんなの悪いよ」

海未「いいんですよ。どうしても受け取れないというなら私から穂乃果へ日頃の感謝を込めたものだと思ってください」

穂乃果「日頃海未ちゃんに感謝されることなんて全然ないよ。むしろ迷惑かけてばっかりじゃん」

海未「いいんですよ。人の好意は素直に受け取るものですよ」

ことり「海未ちゃんが言えたことじゃないような」

海未「ことり!」

穂乃果「う~ん、よくわかんないけど……ありがとう海未ちゃん!」

穂乃果「開けていい?」

海未「もちろんです」

穂乃果「なにかな、なにかな?」ガサゴソ

穂乃果「これは……!リボン?」

海未「ええ、いつも髪を結っているのでこれならいつでも使えるかと」

穂乃果「ありがとう、海未ちゃーん!明日からは毎日これを使うね!」

海未「そんなに無理しなくてもいいんですよ」

穂乃果「そんなことないよ、とっても嬉しいよ」ニコッ

ことり「よかったね。海未ちゃん!」

海未「はい!」


50:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/05(金) 23:26:41.16 ID:dfTYA26E.net
──────
───

穂乃果「今日は楽しかったね」

海未「なんだか疲れましたよ」

ことり「あはは……」

穂乃果「ごめん……」

海未「もういいですよ。そのあと一緒に色々見て回れたじゃないですか」

穂乃果「うん」

海未「ほら、元気出してください!明日からまた練習や勉強頑張りましょう」

穂乃果「勉強はちょっと……。でも、そうだねありがとう海未ちゃん」

海未「はい。ではまた明日」

穂乃果「また明日!バイバーイ!」

海未「はい、失礼します」

穂乃果「そうだ!プレゼントありがとー、明日から絶対につけてくるからねー!」ブンブン

海未「あまり大声を出すものではありませんよ、穂乃果」

穂乃果「はーい」

海未「では」


51:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/05(金) 23:28:04.06 ID:dfTYA26E.net
───

穂乃果「う~ん、なんだか今日は迷惑かけちゃったな~。海未ちゃんも疲れたって言ってたし作戦は失敗かなぁ」

ことり「でも、楽しかったね。プレゼントももらっちゃったし」

穂乃果「そうだね。でも、まだまだあきらめないよ」

ことり「うん!」

穂乃果「じゃあまた明日!」

ことり「ばいば~い」


作戦その2:休日お出掛けデート

おわり


65:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/06(土) 22:07:56.02 ID:+BT+U8eE.net
作戦その3:みんなでお菓子作り


───金曜日

ことり「次の作戦はことり主催のお菓子作り教室だよ~」

穂乃果「いえ~い!」

ことり「甘~いお菓子を食べれば海未ちゃんの疲れも吹き飛ぶよね!」

穂乃果「うんうん、ことりちゃんのお菓子は絶品だからね~」

ことり「穂乃果ちゃんも作るんだよ?」

穂乃果「へ?」

ことり「みんなで作ってみんなで食べる。そうすればよりおいしくなるんだよ」

穂乃果「う~ん、確かにそうかも!」

ことり「でしょう?」

穂乃果「よーし!じゃあさっそく海未ちゃんを誘ってこよう!」

ことり「は~い」

穂乃果「海っ未ちゃ~ん!」

ことり「待ってよー」


66:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/06(土) 22:10:12.28 ID:+BT+U8eE.net
──────

───土曜日・南家

穂乃果「お邪魔しまーす」

海未「お邪魔します」

ことり「二人ともようこそ」

海未「今日はよろしくお願いします」

ことり「こちらこそ~、よろしくね」

穂乃果「うん」

ことり「じゃあさっそく始めよっか」

海未「はい」


67:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/06(土) 22:11:22.30 ID:+BT+U8eE.net
───

穂乃果「先生!今日は何を作るんですか?」

ことり「はい!今日は比較的簡単なクッキーを作りたいと思います」

穂乃果「クッキー!わーい!」ピョンピョン

ことり「材料は準備してあるよ。それじゃあ説明しながら作っていくね」

海未「よろしくお願いします、ことり先生」

ことり「はーい」

ことり「それではまず初めに……」


68:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/06(土) 22:15:06.08 ID:+BT+U8eE.net
──────

ことり「さあ、あとは焼けるのを待つだけだよ」

海未「やはり手際がいいですね」

ことり「海未ちゃんも初めてなのに上手だったよ。才能あるかも?」

穂乃果「やっぱり海未ちゃんは何をやっても穂乃果より上手にできちゃうんだね。羨ましいな~」

ことり「穂乃果ちゃんもよかったと思うよ?」

穂乃果「ありがとう、ことりちゃん」

海未「穂乃果は普段から料理をあまりしないからではないですか?女性ならある程度はできなければ将来苦労しますよ?」

穂乃果「いいもーん!その時は海未ちゃんとことりちゃんに養ってもらうよ」

海未「穂乃果……」アキレ

ことり「私は構わないよ?ずっと三人でいたいな」

穂乃果「だよね!」

海未「いつまでもずっと一緒とはいきませんよ?それぞれやりたいことや家庭のこと、色々あります」

穂乃果「でも!」

海未「いつまでも子供のままではいられません」

海未「……すいません。今はこんな話やめましょう」

穂乃果「うん……」ウツムキ

ことり「そうだよ!ほら、もうすぐクッキー焼けるよ!」

海未「ちゃんとできているか少し心配です」

ことり「大丈夫だよ。ことりが保証します」

海未「ことりが言うのなら大丈夫ですね」


69:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/06(土) 22:17:07.76 ID:+BT+U8eE.net
チーン


ことり「焼けたみたいだよ」

穂乃果「うまくできたかなあ」ワクワク


ことり「うん、みんな上手に焼けてるよ!」

穂乃果「やったー」

海未「ことりのおかげです」

穂乃果「それじゃあさっそく、お菓子パーティーだー!」

ことり「いえーい!終わらないパーティー始めちゃおう!」

海未「ほどほどにしてくださいよ?」

穂乃果「もう、そんな固いこと言わずに」

ことり「そうだよ、ほらおいしいよ。あーん」

海未「ちょっと……」

ことり「ほらほら、あーん」

海未「あ、あーん……///」パクッ

ことり「どう?おいしい?」

海未「はい、とっても」

ことり「実は他にもマカロンも作っておいたんだ。いっぱい食べていっぱい話そう?」

海未「はい、分かりました。こんなにおいしいものを食べたら断れませんね」

ことり「ありがとう、海未ちゃん!」


70:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/06(土) 22:20:35.31 ID:+BT+U8eE.net
───数時間後

海未「本当にことりのお菓子はおいしいですね」

ことり「海未ちゃんたちも上手にできてるよ~」

海未「ことりの教え方が上手いからですかね」

ことり「そうかな~」テレテレ

穂乃果「むー」

穂乃果(ことりちゃんばっかり海未ちゃんに褒められてずるいよ~)

穂乃果「そうだ!」

海未「どうしましたか?」

穂乃果「明日はうちでお饅頭作りやってみない?海未ちゃんもお饅頭好きでしょ?」

ことり「面白そう!」

海未「確かに穂むらのお饅頭は好きですが迷惑になりませんか?」

穂乃果「大丈夫だよ、たぶん」

海未「多分って……」

穂乃果「いいの、いいの。もう二人とも家族みたいなものなんだから気にしないで!」

海未「そうですか?ではお邪魔させていただきますね」

穂乃果「お邪魔なんかじゃないよ、待ってるね」

ことり「うん!」


71:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/06(土) 22:24:45.26 ID:+BT+U8eE.net
穂乃果「……あれ、もうお菓子なくなっちゃった?」

ことり「ほんとだ」

穂乃果「どうする?コンビニに行って何か買ってくる?」

ことり「二次会ってやつ?」

穂乃果「そうそう、そんな感じ!」

海未「ほとんど穂乃果一人で食べてましたよね……?」

穂乃果「そうだったっけ?」

海未「そうですよ!」

穂乃果「まあまあ、そんなに食べたかったの?」

海未「そういうことではありません!」ガッ

穂乃果「ヒエッ!」

海未「あの量は完全に食べ過ぎです!太ります!」

穂乃果「大丈夫だって~」

海未「いいえ、駄目です。さあ今からカロリーを消費しにランニングです!」

穂乃果「いや~!」

海未「私も一緒に走りますので安心してください?一人だとサボりそうなので」

穂乃果「助けて~~」

ことり「あはは……」

海未「ことりに助けを求めないでください!さあ、行きますよ!」

穂乃果「で、でも……」

海未「でもじゃありません!だいたいあなたは先週だって食べてばかりだったじゃないですか!」

穂乃果「うぅ~、海未ちゃんの鬼~」

海未「あなたのためを思って心を鬼にして言ってるんです」

穂乃果「誰もうまいこと言えなんて言ってないよ」

海未「そ、そういうわけでは……///」

海未「とにかく、いきますよ」

ことり「私も一緒に行くから、がんばろ?穂乃果ちゃん」

穂乃果「うわ~ん、せっかくのお休みが~」


72:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/06(土) 22:26:07.74 ID:+BT+U8eE.net
──────

ことり「お疲れ様、穂乃果ちゃん」

穂乃果「疲れたー」

ことり「大変だったね」

穂乃果「まあ、自業自得だよ。でもこれじゃあ今回も作戦は失敗かなぁ」

ことり「うーん」

穂乃果「なんかいつも穂乃果のせいで失敗してるような……ごめんね、ことりちゃん」

ことり「そんなことないよ」

穂乃果「でも、穂乃果のせいで余計に海未ちゃんが疲れちゃってるんじゃ……」

ことり「あきらめないでがんばろ?海未ちゃんのためにも」

穂乃果「そうだね。海未ちゃんのためだもん!よーし、明日もがんばるぞ!!」

ことり「おー!」


作戦その3:みんなでお菓子作り

おわり


81:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/07(日) 22:12:38.93 ID:0N9Q+Wg8.net
作戦その4:みんなでお饅頭作り


───日曜日・高坂家

穂乃果「ようこそ、二人とも」

海未「お邪魔します」

ことり「おじゃましまーす」

ことり「穂乃果ちゃん今日も海未ちゃんに貰ったリボンしてるんだ~」

穂乃果「うん。せっかく海未ちゃんがくれたんだもん!」

海未「何も本当に毎日使わなくても……」

穂乃果「えぇ~、だって~」

ことり「穂乃果ちゃん、似合ってるよ」

穂乃果「ありがとう、ことりちゃん」

穂乃果「さて、今日は穂乃果のお饅頭作り教室だよ」

ことり「お願いしまーす、穂乃果ちゃん先生」

穂乃果「はーい」

穂乃果「お父さんに許可も貰ったし早速始めよっか」

海未「お願いします」


82:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/07(日) 22:14:23.01 ID:0N9Q+Wg8.net
──────

穂乃果「さて、あとは蒸すのを待つだけだね」

ことり「実際にやってみるとお饅頭作りもなんだか面白いね」

海未「確かにいつも食べているものを自分たちの手で作るというのは面白いものですね」

穂乃果「毎日食べてると飽きてきちゃうけどね」

海未「食べ物への感謝を忘れてはいけませんよ」

穂乃果「分かってるよ。毎日たくさんお饅頭作ってるお父さんも尊敬してるし、買ってくれたお客さんが喜んでくれるのもうれしいし」

海未「そうですか」

ことり「本当に穂乃果ちゃんのお父さんすごいよね」

穂乃果「うん!自慢のお父さんだよ」

海未「いいことですよ。私も父や母はとても尊敬していますし」

穂乃果「たしかに海未ちゃんの親もすごいよね」

海未「親として、武の道の師匠としてとても尊敬している自慢の両親です」

穂乃果「そうだね。海未ちゃんのお父さんとお母さんがいてくれたから、今こうやって海未ちゃんといられるんだもんね」

海未「そんな大げさな」

穂乃果「そんなことないよ。海未ちゃん、ことりちゃん、いつも一緒にいてくれてありがとう」

ことり「うん、私も二人ともありがとう」

海未「きゅ、急に改まって言われるとなんだか恥ずかしいです……私からも、ありがとうございます」ニコ

穂乃果「海未ちゃーん!大好きだよー!」スリスリ

ことり「私も。海未ちゃん、ぎゅーっ」ギュー

海未「二人とも急にやめてくださいよ……///」カァァ


83:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/07(日) 22:16:17.99 ID:0N9Q+Wg8.net
──────

穂乃果「よし、できたみたいだよ」

ことり「ほんと?」

穂乃果「うん。熱いから気を付けてね」

海未「ありがとうございます」

ことり「できたてってふわふわだね~」

穂乃果「それじゃあ」

「「「いただきます」」」

ことり「ふーっ、ふーっ、ハムッ。ん~、おいひい」

海未「自分で作るとなんだか違う気がしますね」

穂乃果「よかった、よくできたみたいだね」

ことり「うん」

穂乃果「ことりちゃんが作ったのも海未ちゃんが作ったのもおいしいよ」

海未「ありがとうございます」

穂乃果「よし、もう一個……」

海未「」ジー

穂乃果「……はやめておこうかな。昨日言われたばっかりだももんね。二人とも食べて?」

海未「も、もう少しくらいなら食べてもいいですよ」

ことり「だってさ。海未ちゃんもそういってるしせっかくだから一緒に食べようよ」

穂乃果「そう?それじゃあ……」


84:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/07(日) 22:18:55.42 ID:0N9Q+Wg8.net
──────

穂乃果「ふー、食べた、食べた」

ことり「おいしかった~」

穂乃果「少し食べすぎちゃったかなぁ」

ことり「私も」

海未「まったく、今日だけですよ」アキレ

穂乃果「ありがとう海未ちゃん!」

海未「調子に乗らないでくださいよ。明日からはみっちり練習です」

穂乃果「はーい」


85:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/07(日) 22:19:59.09 ID:0N9Q+Wg8.net
雪穂「おねーちゃん、ちょっといい?」

穂乃果「どうしたの?」

雪穂「お店が混んできちゃって、二人には悪いけどちょっと手伝ってくれる?少しだけでいいからさ」

穂乃果「そっか、分かったよ。じゃあ二人ともごめんね。少し待ってて」

海未「いえ、そういうことなら私も手伝いますよ」

穂乃果「えっ!?」

雪穂「いやいやいやいや!さすがに悪いですよ。いつもお姉ちゃんの面倒見てもらってるだけでもありがたいのに」

穂乃果「それはちょっと酷くない!?」ガーン

海未「いいんですよ。いつもおいしいお饅頭を作ってくれる恩返しがしたいんです」

穂乃果「でも、二人だって大事なお客さんだし」

海未「昨日家族みたいなものだと言いましたよね。家族なら手伝って当たり前じゃないですか?」

穂乃果「それとこれとは話が違うでしょ。悪いってっば」

海未「いいですから。それに人前に立つ練習にもなりますし」

ことり「海未ちゃん、なんだかすごいやる気だね」

海未「えぇ、まあ。いつものお礼がしたいんです」

穂乃果「そう?じゃあお母さんに聞いてみるよ。ちょっと待ってて」


穂乃果「お母さーん、海未ちゃんたちも手伝いたいって言うんだけど……」

穂乃果母「うーん、忙しいしお願いできる?」

穂乃果「うん!ありがとう」


ドタドタ

穂乃果「いいってさ!」

海未「ありがとうございます」

ことり「じゃあ早く行こう?」

海未「はい」


86:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/07(日) 22:22:41.03 ID:0N9Q+Wg8.net
──────

穂乃果「ふーっ、ひとまず落ち着いたみたいだね」

ことり「すごかったね」

穂乃果「日曜日だしね」

海未「それだけ皆さんがここの和菓子を気に入ってくれてるんですよ」

ことり「そうだね、ことりも大好きだよ」

穂乃果母「本当にありがとう二人とも。せっかく遊びに来たのに」

海未「いえ、私たちも貴重な経験ができました」

ことり「それになんだか楽しかったです」

穂乃果母「そう?でも二人のおかげでいつもより売れたかもしれないわね?」

海未「え?」

穂乃果母「かわいい子たちがいるからっていつもより多めに買ってた方もいたのよ?」

海未「そ、そんな」

穂乃果「穂乃果たちは!?」

雪穂「そうだよ、私たちだってここの看板娘でしょ」

穂乃果母「そういうならもう少しお店の手伝いをしなさい」

雪穂「うっ」


87:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/07(日) 22:24:07.37 ID:0N9Q+Wg8.net
穂乃果「ま、まあとりあえず、今日はありがとう二人とも。せっかくの日曜日なのに……、ってあぁ!」

海未「どうかしましたか?」

穂乃果「い、いや何でもないよ」アセアセ

穂乃果(そうだよ、海未ちゃんの疲れをとるのが目的だったのに……)

海未「?」

穂乃果「とにかく今日は本当にありがとう」

穂乃果母「そうだ、せっかくだから晩御飯食べていく?」

ことり「そこまでしてもらっちゃ悪いですよ」

穂乃果母「いいのいいの。今日のお礼よ。おうちの方がいいっていうなら食べてって」

穂乃果「そうだよ、一緒にご飯食べよ?」

海未「ありがとうございます。ではお言葉に甘えて」

ことり「ことりも。お母さんもいいって」

穂乃果「やったー!じゃあ二人は穂乃果の部屋で少し休んでて。穂乃果も準備手伝うよ」

雪穂「お姉ちゃんが自分から!?」

穂乃果「た、たまにはいいじゃん!」

穂乃果母「それじゃあさっそく準備しましょう」

穂乃果「はーい。それじゃあちょっと待っててね」

ことり「ありがとう、穂乃果ちゃん」


88:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/07(日) 22:25:30.18 ID:0N9Q+Wg8.net
──────

海未「御馳走様でした」

穂乃果「お粗末様でした」

穂乃果母「あんたはお皿並べたりしたぐらいでしょ」

穂乃果「言ってみたかっただけだよ~」

海未「ふふ、穂乃果らしいですね。それでは私たちはこの辺でお暇させていただきます」

穂乃果「じゃあ外まで送ってくね」

ことり「お邪魔しました。晩御飯までありがとうございました」

穂乃果母「はーい、気を付けてね」

ことり「はい」

穂乃果「じゃあ行こっか」

海未「お邪魔しました」

穂乃果母「またいつでもいらっしゃい」


89:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/07(日) 22:27:05.64 ID:0N9Q+Wg8.net
───

穂乃果「今日はお店の手伝いまでしてくれてありがとう」

海未「いい経験になりましたよ」

ことり「ことりも楽しかったよ」

穂乃果「そっか。じゃあね、二人とも」

海未「はい。今日はありがとうございました」

ことり「また明日ね」

穂乃果「うん」

穂乃果「バイバーイ!」フリフリ


作戦その4:みんなでお饅頭作り

おわり


91:名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/06/07(日) 22:40:28.34 ID:IkMoXnx8.net
今日もおつ


93:名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2015/06/08(月) 07:02:15.79 ID:iZJQuZIw.net
こっちの方が癒やされてる…
みんなかわいい


95:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/08(月) 22:09:48.66 ID:iFfy8TAy.net
作戦その5:裸のつきあい!?


───某日

ことり「次の作戦を思いついたよ」

穂乃果「本当?」

ことり「うん。それでは発表します。次の作戦は……」

穂乃果「ごくり」

ことり「みんなで銭湯に行こう!」

穂乃果「え?」

ことり「練習の後汗をかいて疲れてる海未ちゃんを銭湯に連れて行くの」

穂乃果「そうすると?」

ことり「汗をかいたあとシャワーを浴びれば身も心もスッキリするよ!」

穂乃果「なるほど。じゃあさっそく行ってみよー」

ことり「おー」


97:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/08(月) 22:11:01.56 ID:iFfy8TAy.net
──────

───練習後

海未「本日の練習はここまでです」

穂乃果「ふぃ~、疲れた~」グデー

海未「今日は暑いですからね。しっかり体を休めてください」

穂乃果「ほんと、今日は暑いよねー、すごい汗かいちゃったよ」パタパタ

海未「胸元をパタパタ仰ぐのはやめてください。はしたないですよ。ほら早く帰ってシャワーでも浴びましょう」

穂乃果「う~、家まで我慢できないよ~」

海未「そんなこと言われても困ります。しっかり汗を拭いて早く帰りましょう」

穂乃果「う~、ベタベタで気持ち悪いよ~」

海未「どうしたんですか?なんだか今日は変ですよ」

穂乃果「そ、そんなことないよ。ね、ことりちゃん?」アセアセ

ことり「うん、いつも通りじゃない?」

海未「そうですか?」ジー

ことり「それよりも穂乃果ちゃん、そんなに早くお風呂に入りたいならあそこに行かない?」

穂乃果「あそこってもしかしてあそこ?」

ことり「うん、あそこ。海未ちゃんも行く?」

海未「あそこと言いますと?」

ことり「それはもちろん!」

穂乃果「あそこだよ!」


98:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/08(月) 22:12:05.31 ID:iFfy8TAy.net
──────

───あそこ改め銭湯

海未「銭湯なら最初からそう言ってくださいよ」

穂乃果「お家以外でお風呂に入れるところなんてここぐらいしかないじゃん。どこだと思ったの?」

海未「わ、分かってましたよ!ちゃんと言ってくださいと言っただけです!」

ことり「まあまあ二人とも、それくらいにしといて早く入ろ?」ヌギヌギ

穂乃果「そうだね、早く汗流したいし」ヌギヌギ

海未「す、すいません」

ことり「いいからいいから、早く早く!」スルスル

穂乃果「おいてっちゃうよ?」スルスル

海未「は、はい」

穂乃果「……海未ちゃん、恥ずかしいの?」

海未「そういうわけでは」

穂乃果「大丈夫だよ、他にお客さんもいないみたいだし」

ことり「そうそう、私たちだけだよ。今さら恥ずかしがるのも変だよ?」

海未「分かっているんですが、やはり人前で服を脱ぐことに抵抗が……」

穂乃果「海未ちゃんの家礼儀とか作法とか厳しいもんね」

ことり「でも脱がないなら私たちが脱がしちゃうよ?」ソーッ

海未「そっと手を伸ばしてこないでください。大丈夫です、自分でできます」ヌギヌギ

穂乃果「昔から一緒にお風呂入ったりしてたじゃん」

ことり「そうそう、私たちだけなんだから」

海未「はい。でもいくら穂乃果とことりだけとはいえ人前で一糸まとわぬ姿というのは恥ずかしいです……」

穂乃果「その言い方、なんかえっちだよ」

海未「そ、そんなつもりは///」アセアセ

穂乃果「分かってるよー」

ことり「ほら、早く行こう?」

海未「は、はい」


99:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/08(月) 22:13:31.95 ID:iFfy8TAy.net
───

ジャー

穂乃果「ふ~、気持ちいい~」

海未「年よりくさいですよ」

穂乃果「だってー」

ことり「まあ、練習で汗かいて疲れてるし本当に気持ちいいよね~。癒される~」ウキウキ

海未「そうですね。早く洗ってしまいましょう」

穂乃果「二人とも髪長いし洗うの大変そうだね~」

ことり「海未ちゃん髪きれいだよね~」キラキラ

海未「まあ、気を使ってはいますが」

ことり「さすが海未ちゃん」

海未「ことりも綺麗にしているじゃないですか」

ことり「海未ちゃんほどじゃないよ。本当にまっすぐできれいな髪、海未ちゃんみたい」

穂乃果「確かに!海未ちゃんも海未ちゃんの髪の毛もまっすぐできれいだね」

海未「そ、そんなこと……褒めても何も出ませんよ」テレテレ

穂乃果「思ったことを言っただけだよ?」

ことり「そうだよ。でも、憧れちゃうなぁ」

海未「そんなこと……」

ことり「そんなことあるよ!ことりは海未ちゃんに憧れてるし大好きなの!」

穂乃果「穂乃果も!」バッ

海未「は、裸で抱き着くのはやめてくださいよ?」スッ

穂乃果「いいじゃん別にー」

海未「それより早く洗ってしまってください。あまり帰りが遅くなるとご家族も心配するでしょうし」

穂乃果「海未ちゃんたちと一緒だったって言えば大丈夫だよ」

ことり「そうだね、海未ちゃんしっかりしてるし」

海未「そういう問題ではありません。心配をかけるのはよくないですよ」

穂乃果「はーい」


100:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/08(月) 22:15:02.37 ID:iFfy8TAy.net
───

チャポーン

穂乃果「は~、生き返る~」

海未「だから年よりくさいですよ」

ことり「気持ちいい~」

穂乃果「は~」トローン

ことり「ん~」タラーン

海未「二人ともしっかりしてくださいよ?」

穂乃果「大丈夫だよ~、海未ちゃんがいるし~」グテー

ことり「そうだね~」ノビー

海未「そういう問題では……」

穂乃果「は~、それにしてもここに来るのも久しぶりだよね~」

ことり「確かにね~」

海未「最近は忙しかったですからね」

穂乃果「そうだよね~。でもたまにはこうして三人で来るのもいいよね~」

ことり「うん~」

穂乃果「また来ようね」

海未「そうですね」

穂乃果「こうして三人で何回も……」トローン

海未「ちょっと、寝ないでくださいよ」ユサユサ

穂乃果「はっ!気持ち良くてつい」

海未「まったく、疲れているでしょうから今日は早く休むんですよ」

穂乃果「はーい」

ことり「はーい」

海未「よろしい」


101:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/08(月) 22:16:05.22 ID:iFfy8TAy.net
穂乃果「は~、それにしても」ジー

海未「な、何ですか、人のことをジロジロ見て」

穂乃果「海未ちゃんって体きれいだね」

海未「と、突然何を言ってるんですか!?」

穂乃果「えっ?」

穂乃果「あっ!そそ、そういう変な意味じゃないよ!?」アセアセ

穂乃果「ただ、全体的に細くてきれいだなーって思って」

海未「穂乃果は気にせずに何でもかんでも食べてばかりいるからです!」

穂乃果「し、しまった。バケツをほった」

ことり「それを言うなら墓穴じゃないかなぁ」

穂乃果「そうだっけ?」

海未「穂乃果は少しはグループのリーダーである自覚を持ってください!勉強も足りてません」

ことり「で、でも確かに海未ちゃんスリムでいいね~」

海未「話を逸らさないでください、ことり」

ことり「思ったことを言っただけだよ~、海未ちゃんきれいだよ~」

海未「そ、そんなこと……ことりも十分スリムですよ?穂乃果も今は」

穂乃果「今はって……」

ことり「ありがとう、海未ちゃん」

海未「お世辞なんかじゃないですよ?」

ことり「わかってるよ、海未ちゃんそういう嘘つかないもん。海未ちゃんが褒めてくれるなら素直に受け取るよ」

海未「えぇ、私なんかよりずっと可愛いですし」

ことり「海未ちゃんだって十分カワイイよ?」

海未「ことりや穂乃果にはかないませんよ、全然女の子らしくもないですし……」

ことり「もう!前の凛ちゃんみたいなこと言わないの!私は海未ちゃんに憧れてるの、だから私なんかなんて言わないで!」プンプン

海未「すいませんことり。ありがとうございます」

ことり「わかればよろしい。前も言ったけど海未ちゃんはとってもかわいいんだからね、自信を持って!」

海未「ありがとうございます、ことり」ニコッ


102:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/08(月) 22:17:33.93 ID:iFfy8TAy.net
穂乃果「ほんと、いいよね~スリムで」

海未「私だって気を使っているんですから、穂乃果も少しは間食を控えたらどうですか?」

穂乃果「いいも~ん、海未ちゃんより胸はあるもん」

ことり「ほ、穂乃果ちゃん!」

穂乃果「え?」

海未「今何と言いました?」ゴゴゴ

穂乃果「か、顔が怖いよ海未ちゃん」アセアセ

海未「何と言いましたか?」ニコッ

穂乃果「笑顔が怖い……」ブルブル

海未「穂乃果ぁ!」

穂乃果「ひーっ!」

ことり「やっぱり気にしてるんだ……」


103:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/08(月) 22:18:39.18 ID:iFfy8TAy.net
ことり「でも海未ちゃん、少し大きくなったんじゃない?」

海未「そ、そんなこと……///、……というかなんでことりが分かるんですか!?」

ことり「う~ん、幼馴染だからかな?」

海未「いやいや」

ことり「穂乃果ちゃんと海未ちゃんのことなら何でも分かるよ」

海未「普通そこまでは分からないですよ!」

ことり「そうかな~。そうだ!触って確認を!」ワキワキ

海未「やめてください!」

ことり「穂乃果ちゃん!押さえてて」

穂乃果「了解!」ガシッ

海未「や、やめてください!」グッ

海未「ふっ、振り払えない!?」

穂乃果「私だって毎日練習頑張ってるからね!海未ちゃんには負けないよ!」グイグイ

海未「くっ、穂乃果、わざとらしく胸を押し当ててこないでください」

穂乃果「わざと当ててるんだよ~」ニシシ

ことり「さあさあ、観念しなさい海未ちゃん」

海未「や、やめて……」

ことり「覚悟ー!」

海未「いやーっ!」


104:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/08(月) 22:19:50.07 ID:iFfy8TAy.net
───

ことり「ふむふむ」モミモミ

海未「そろそろやめてください///」

ことり「やっぱり、前より0.3cmほど大きくなってる……」

海未「なんで触って分かるんですかー」

穂乃果「本当に!?ていうか前っていつ?」

海未「そこですか!?」

ことり「衣装を作るときに少し……」

穂乃果「なるほど、衣装担当の特権ってやつかぁ」

海未「やっぱりあの時のあれはわざとだったんですね!?」

ことり「い、いや~そんなことないよ事故だよ、事故」

海未「今さら言い逃れはできませんよ……ってまた急に触らないでください///」モニュ

ことり「事故だよ、じ・こ!」モミモミ

海未「わ、分かりましたから、もうやめてください///」

穂乃果「よ~し、穂乃果も!」

穂乃果「えいっ」モミッ

海未「ひゃあぅ!?///穂乃果までやめて、くださ…い///」

穂乃果「もっとやっちゃえ~」

ことり「おー!」

海未「うぅ……///」


105:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/08(月) 22:20:53.74 ID:iFfy8TAy.net
──────

ことり「やりすぎちゃったね……」

穂乃果「うん……」

海未「うぅー……」

ことり「海未ちゃんのぼせちゃった」

穂乃果「大丈夫かな?」

ことり「大丈夫だよ……うぅ、海未ちゃんごめんね」

穂乃果「穂乃果も調子に乗りすぎちゃった、ごめんね」

海未「うぅ」

ことり「海未ちゃんを癒してあげるはずだったのに、つい……」ウルウル

穂乃果「ことりちゃんだけが悪いんじゃないよ!穂乃果だってふざけすぎちゃったし……」

ことり「ごめんなさい、海未ちゃん」ポロッ

穂乃果「ことりちゃん……」

海未「こ、とり?」パチリ

ことり「海未ちゃん!?」

海未「私はいったい?」


106:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/08(月) 22:22:00.53 ID:iFfy8TAy.net
ことり「うわ~ん、海未ちゃんごめんなさ~い!ことりのせいで」

穂乃果「ことりちゃんだけじゃないよ!私もごめんなさい海未ちゃん」ペコッ

海未「も、もう大丈夫ですから、泣かないでください二人とも」

ことり「本当にごめんね?もう大丈夫?」

海未「え、えぇ、何とか……って、ことり、服を着てください!」

ことり「海未ちゃんが心配で……」

海未「穂乃果も!」

穂乃果「海未ちゃんも裸だけどね」

海未「はっ!」

海未「し、しかもこの体勢……うっ」ブシュッ

ことり「う、海未ちゃん!?鼻血が!しっかりして~」

海未「裸のままひざまくらなんて破廉恥です……」ガクッ

ことり「海未ちゃーん!!?」


作戦その5:裸のつきあい!?

おわり


107:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/08(月) 22:24:23.48 ID:iFfy8TAy.net
今日はここまでです
レスありがとうございます

海未ちゃん可愛い


109:名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/:2015/06/08(月) 22:26:00.78 ID:+w0UQiqq.net

海未ちゃん本当にかわいいなあ


112:名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/:2015/06/09(火) 07:07:33.29 ID:VC1mhi2t.net
あぁ…浄化される…満たされていく…
(´・ω:::::.... .サラサラ


116:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/09(火) 22:29:03.85 ID:+s+qVf0t.net
番外編作戦:希式マッサージ塾(希編)


───部室

ガチャ

希「どうも~、ってあれ、海未ちゃんだけ?」

海未「ええ」

希「みんなどうしたん?」

海未「ことりとにこと花陽と凛と真姫は五人で色々と買い出しに、穂乃果と絵里は生徒会関係で先生に呼ばれていました」

希「で海未ちゃんだけと」

海未「はい。今のうちに次の曲でも考えておこうかと思いまして」

希「……でもノートは真っ白みたいやね」

海未「全然アイデアが浮かばなくて……」

希「そっか、それじゃあ海未ちゃん?少しリラックスしてみたら?」

海未「と、言いますと?」

希「最近色々忙しかったんやろ?多分疲れがたまってるんやと思うんよ」

海未「……まあ色々やらなくてはいけないことがありましたから」


117:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/09(火) 22:30:15.98 ID:+s+qVf0t.net
希「だから、すこーし気を緩めて休んでみるとええんやないかな?ずっと肩肘張ってると疲れてまう よ?」

希「海未ちゃん何でも一人で頑張りすぎちゃうからな~。少しは人に頼ったら?」

海未「ですが、すべて自分からやり始めたことですし手を抜くことはできません」

希「せやから、部室にウチと海未ちゃんしかいない今、気い抜いてリラックスしてみるとええんやない?」

海未「そ、そうですか?」

希「なんならうちがマッサージでもしてあげよか?」

海未「希にマッサージはちょっと……」

希「もう、うちのことなんやと思ってるん?」

希「弓道部に生徒会の仕事に作詞にって、きっと肩凝ってるで?」

海未「で、では少しお願いしてもよろしいですか?」

希「もちろん!」

海未「変なことはしないでくださいよ?」

希「せえへんって。疲れてる相手にそんなことしても反応がつまんないやん?」

海未「普段からそんなに面白くしているつもりはないんですが……」

希「気にしない気にしない、海未ちゃんは今のままでおってな?」

海未「? は、はい」

希「じゃあ椅子並べるからそこに横になって」

海未「はい」


118:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/09(火) 22:31:24.54 ID:+s+qVf0t.net
───

希「じゃあ始めるで」

海未「お願いします」

希「ほいな」グイッ

海未「うぅ~」

希「う~ん、やっぱり凝っとるね~」グー

海未「気持ちいいです」

希「たまに絵里ちにやってたんよ」

海未「そうなんですか?」

希「絵里ちも生徒会の仕事バリバリこなして、学校ではずっと肩肘張ってたから」

海未「なるほど……」

希「それにほら、おっぱい大きい人は肩凝りやすいってゆうやろ?」

海未「……そうですか」

希「やっぱり気にしてるんやね……」ボソッ

海未「何か言いましたか?」

希「いやいや」


119:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/09(火) 22:32:31.97 ID:+s+qVf0t.net
希「海未ちゃんもたまには気い抜いてゆっくりしてみたほうがええよ?」

海未「そういうのはどうも性に合わないと言いますか……」

希「穂乃果ちゃんやことりちゃんに甘えてみるとか」

海未「それはちょっと恥ずかしいです……」

希「何が恥ずかしいん?あの二人ならとことん甘えさせてくれそうやけど」

海未「……」

希「海未ちゃん?」

海未「す、すいません。気持ち良くてつい……」

希「少し寝ててもええよ?」

海未「すいません、そうさせてもらいます」

希「おやすみ、海未ちゃん」


120:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/09(火) 22:33:43.35 ID:+s+qVf0t.net
──────

海未「」スー

希「無防備やなー」

希「いや、やめておこう。途中で起こしたら悪いし、いつだかの合宿ん時みたいなんはイヤやし」

海未「」スー

希「それにしても可愛い寝顔やね~、眼福眼福」


希「なんだか、ウチまで眠くなってきたなぁ」フワァー

希「ウチも寝ようかな」

希「椅子を並べてっと」

希「おやすみなさーい」


121:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/09(火) 22:34:48.98 ID:+s+qVf0t.net
──────

海未「う、う~ん」

海未「すっかり寝てしまいました」

海未「……って、希!?」

希「んん~」ギュー

海未「なぜ希まで……それより……」

海未「く、苦しいです……胸が……」

海未「い、息が……」

海未「の、ぞみ~……」ガクッ


122:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/09(火) 22:36:00.09 ID:+s+qVf0t.net
──────

希「いや~、すまんな~海未ちゃん。ウチ寝てると何かに抱き着いちゃう癖があって……」

海未「いえ、私も途中で寝てしまって……」

希「別に寝ててええって言ったやん?」

海未「ですがなぜ希まで……」

希「なんだか気持ちよさそうに寝てる海未ちゃん見てたら眠くなってきて」

希「ほら、今日あったかいやん?」

海未「そ、そうですか……」

海未「まあいいです。そろそろみんなも帰ってくるでしょうし」

希「そうやね。じゃあこの後もがんばろっか!」

海未「はい!ありがとうございます」

希「なにが?」

海未「わざわざ気遣ってもらって」

希「いやいや、ウチは……っていっても無駄やね、こういう時の海未ちゃんは」

希「素直に受け取っておくよ」


番外編作戦:希編

おわり


133:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/10(水) 22:19:15.71 ID:aa2EjCKv.net
作戦その6:三人でお泊り会


───土曜日・南家

ことり「ようこそ、二人とも」

海未「先週来たばかりですけどね」

ことり「いいからいいから」

穂乃果「そんなこと言ったら今まで何回来てるか分からないよー?」

海未「そうですね。今日はお招きありがとうございます」

ことり「いえいえ、今回はこの前のお詫びだから気にしないで?」

海未「そうですね、そうさせてもらいます」

ことり「それじゃあことりの部屋に行こう?」

海未「はい」


134:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/10(水) 22:20:24.72 ID:aa2EjCKv.net
───ことりroom

海未「では早速、新曲の制作に取り掛かりますか」

ことり「そうだね」

海未「今回のコンセプトなんですが……」

穂乃果「……って、穂乃果は何してればいいの?」

ことり「穂乃果ちゃんは衣装のモデルをお願い」

穂乃果「うん!」

ことり「それじゃあ今回のテーマに合った衣装がいくつかあるから試しに着てみて?」

ことり「何かいいアイデアが浮かぶかも」

穂乃果「了解!」

ことり「海未ちゃん、歌詞のほうは?」

海未「なんとなくは決まっているんですがまだ掛かりそうです」

穂乃果「そっか、何か手伝えることがあったらいつでも言ってね?今日は海未ちゃんの言うことなら何でも聞くよ?」

海未「ありがとうございます」

ことり「じゃあ穂乃果ちゃん、まずはこれから……」

穂乃果「任せてことりちゃん」


135:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/10(水) 22:21:22.38 ID:aa2EjCKv.net
──────

ことり「ん~、疲れた~」ノビー

海未「もう夕方ですね」

ことり「海未ちゃんすごい集中してたね」

穂乃果「う~ん、……あれ、寝てた?」

海未「ええ、ぐっすりと」

穂乃果「ご、ゴメンね。一人だけ何もしないで寝ちゃって」

海未「おかげでかなり集中できましたよ」クスクス

穂乃果「も~、海未ちゃんってば~」

海未「冗談ですよ」

ことり「とりあえず、そろそろ晩御飯にしよう?」

穂乃果「そうだね!腹が減っては戦はできぬって言うし」

海未「これから何をする気なんですか……?」

穂乃果「なにいってるの!今日はお泊りなんだよ!夜はまだまだこれからだよ!」

海未「明日は朝から練習があります。あまり遅くまで起きてると朝起きれませんよ」

穂乃果「そうだった!」


136:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/10(水) 22:22:25.77 ID:aa2EjCKv.net
ことり「さて、晩御飯の準備しよっか」

穂乃果「今日はお母さんいないんだっけ?」

ことり「うん、なんか大事なお仕事があるんだって」

穂乃果「理事長って大変なんだね~」

海未「本当ですね。ですがことりのようにとても優しい方ですよね」

穂乃果「ほんと、小さいころからお世話になってるよね~」

海未「ええ。感謝しています」

穂乃果「それで今日の晩御飯は?」

ことり「オムライスなんてどうかな?」

穂乃果「いいね、賛成!」

海未「では早く始めましょうか」

穂乃果「は~い」


137:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/10(水) 22:23:30.43 ID:aa2EjCKv.net
──────

穂乃果「ふ~、おいしかった。二人ともやっぱり料理上手だね」

ことり「ありがとう、穂乃果ちゃん」

海未「あなたも少しはしたらどうなんですか」

穂乃果「いや~、二人ともいいお嫁さんになれるね」

海未「あなたに貰い手はできるのでしょうか……」

穂乃果「その時はきっと二人が、ね?」

海未「な、何を言ってるんですか!?」

ことり「ことりは全然構わないよ?結婚すればずっと一緒にいられるもんねー」

穂乃果「ねー!ことりちゃん大好き~」ギュー

ことり「ことりも~」ギュー

海未「毎日毎日飽きないんですか?」

穂乃果「海未ちゃんはイヤ?」ウルウル

海未「そ、そんなことは……」

穂乃果「海未ちゃんも大好き~」ギュー

ことり「ことりも大好きだよ~」ギュー

海未「いったいこのやり取り何回目でしょうか?」ハァ

穂乃果「でも嫌じゃないんでしょ?」

海未「ま、まぁ」

穂乃果「ならいいじゃん!」

ことり「そうだよ、ことりはずっとこうしてたいよ~」

海未「と、とりあえず、食器を片づけましょう。汚れが落ちにくくなってしまいますよ」

ことり「はーい」


138:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/10(水) 22:24:33.87 ID:aa2EjCKv.net
──────

ことり「海未ちゃん、お風呂一番にどうぞ」

海未「いいんですか?」

ことり「もちろん!お客さんだし、この前の銭湯でのお詫びでもあるんだから」

海未「では頂かせてもらいますね」

ことり「じゃあそのあと一緒に入ろっか、穂乃果ちゃん」

穂乃果「そうだね」

海未「二人で入る気ですか?」

ことり「海未ちゃんも一緒に入りたい?」

海未「別にそういうわけでは……」

穂乃果「えぇ~」

ことり「まあどっちにしても、この前みたいなことしないように先に入ってきて?」

海未「そうさせてもらいます。この前のようなことはもうこりごりです」

ことり「本当にゴメンね」

海未「いえ、もういいですよ。ではお先に」


ことり「なんか海未ちゃん寂しそうだったね」

穂乃果「二人だけで一緒に入るなんて言ったからかな?」

ことり「じゃあ順番に入る?」

穂乃果「そうだね。変わりばんこに海未ちゃんの相手してあげようよ」

ことり「じゃあお先にどうぞ」

穂乃果「ありがとう」

ことり(海未ちゃんと穂乃果ちゃんが入った後のお風呂……)ゴクリ

穂乃果「?」


139:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/10(水) 22:25:26.10 ID:aa2EjCKv.net
──────

海未「お風呂あがりましたよ」

穂乃果「じゃあ次は穂乃果の番!」

ことり「いってらっしゃい」

海未「一緒に入るんじゃなかったんですか?」

穂乃果「いや~なんか疲れちゃって、ゆっくり入りたいな~って」

海未「そうですか」

穂乃果「じゃあことりちゃん、海未ちゃんをよろしくね」

ことり「任せて!」

海未「よろしくってなんですか」

穂乃果「いいからいいから。じゃあね」


140:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/10(水) 22:26:36.23 ID:aa2EjCKv.net
ことり「ほら海未ちゃん、二人でお話ししよう?」

海未「は、はい」

ことり「ことりね、海未ちゃんに憧れてるって言ったよね」

海未「ええ、この前」

ことり「では、ことりは海未ちゃんのどんなところに憧れているでしょうか?」

海未「え?」

ことり「ほらほら、どこだと思う?」

海未「私本人に言わせるんですか?」

ことり「気にしない気にしない♪」

海未「自分で言うのはちょっと……」

ことり「もう、いいじゃん気にしないで」

海未「……スリムだと褒めてくれましたがそこですか?」

ことり「そこもそうだけどそうじゃなくて」

海未「髪も綺麗だと褒めてくれましたよね」

ことり「もう!そういうことじゃないの!」

海未「え?」


141:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/10(水) 22:27:56.90 ID:aa2EjCKv.net
ことり「正解は全部だよ。ちょっとズルいかもしれないけど」

海未「全部、ですか」

ことり「そう。海未ちゃんの容姿も性格も全部なの」

ことり「スタイルやきれいな髪もだけど素直なところとか真面目なところ、恥ずかしがりやなところとか、いつもまっすぐで嘘をつけないところとか」

ことり「海未ちゃんのすべてに憧れてるの!」

海未「そんな……」

海未「ことりだって一途でまっすぐなところ、あるじゃないですか」

海未「強い信念を持っていて絶対にぶれないとても強い芯を持っていると思いますよ」

海未「そしてそれは私なんかよりも、もしかしたら穂乃果やにこよりもまっすぐだと私は思いますよ」」

ことり「どうせ穂乃果ちゃんたちにも同じようなこと言うんでしょ」

海未「それは……まあみんなを比べることなどできませんね」

ことり「それにまた私なんかって」

海未「すいません……」

ことり「まあ自分に自信がある子なんてそんなにいないし」

海未「すいません……」

ことり「そんなに謝らなくてもいいってば」

海未「ですが何度も言われたことですし……」

ことり「もう、海未ちゃんは可愛いな~。そんなところも私は好きなんだけど」

海未「何を言っているんですか///」カァァ

ことり「照れちゃって~、かーわいい」ツンツン

海未「やめてくださいよ///」

ことり「ふふ、海未ちゃん大好きだよ~」

海未「///」


142:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/10(水) 22:28:42.88 ID:aa2EjCKv.net
──────

穂乃果「さあ、夜はまだまだこれから!」

海未「何を言っているんですか……」

穂乃果「いいじゃん別に」ブー

海未「明日は朝から練習があると先ほども言いましたよね」

穂乃果「せっかくのお泊りだよ?もう寝ちゃうなんてもったいないよー」

ことり「そうだよ、海未ちゃん」

海未「ことりまで……」

穂乃果「何する?ことりちゃん」

ことり「トランプ?」

穂乃果「どうせ海未ちゃんが負けるだけだしつまらないよ」

海未「なんで決めつけるんですか!やってみなくては分かりません!」

ことり「まあまあ」

穂乃果「そうだ!ホラー映画なんてどうかな?」

海未「え!?」

穂乃果「もしかして怖いの?」ニヤニヤ

海未「そ、そんなことは……」

穂乃果「じゃあ観ようよ」

海未「ですが、そんな都合よくホラー映画なんてあるんですか?」

ことり「たしかDVDがあったはず」

海未「なんであるんですか!?」

ことり「お母さんそういうの好きだから……」

穂乃果「へぇ、意外だねー」

ことり「じゃあリビングに行こっか」

穂乃果「れっつごー」

海未「なんでそんなにノリノリ何ですか……」


143:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/10(水) 22:29:45.59 ID:aa2EjCKv.net
──────

『きゃーーー!!』

穂乃果「ひー!」ギュッ

ことり「わっ!」ギュッ

海未「きゃっ!」

海未「きゅ、急に抱き着いてこないでください!」

穂乃果「だって怖かったんだもん」

海未「自分で観たいと言ったのでしょう」

穂乃果「ここまでとは思わなかったんだよ~」

海未「な、なら、もう観るのをやめましょうよ」

穂乃果「だ、大丈夫だよ」ブルブル

海未「震えていますが」

穂乃果「だって、さっきの女の人がどうなったか気になるじゃん!」ギュッ

海未「腕の力を抜いてください。痛いです」

穂乃果「ご、ごめん」


144:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/10(水) 22:30:48.46 ID:aa2EjCKv.net
海未「ことりは大丈夫ですか?」

ことり「う、うん。何とか」

海未「無理に観なくてもいいんですよ?」

ことり「でも一人で部屋に戻るのも怖いよ~」

海未「まあ確かに」

ことり「それに海未ちゃんがいてくれるから大丈夫」

海未「え?」

ことり「海未ちゃん頼りになるもん。こうしてるだけで安心する……」

海未「ことり……」

海未(自分も怖いなんて言えません……私が穂乃果とことりを安心させてあげなくては……)

海未「だ、大丈夫です二人とも。私がついていますから!」

ことり「海未ちゃん……」

穂乃果「ありがとう海未ちゃーん!」

『ぎゃーーー!!!』

穂乃果「ひやーっ!」

ことり「海未ちゃーん!」ウルウル

海未「うぅ、だ、大丈夫ですって二人とも」


145:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/10(水) 22:31:50.94 ID:aa2EjCKv.net
──────

穂乃果「寝る前に観るんじゃなかった……」

海未「だ、だから言ったじゃないですか」

ことり「ごめんね?まさかあそこまで怖い奴だとは思わなくて」

海未「い、いえ。大丈夫です、あんなものは所詮作りものです!あんなこと起こるわけ……」


ガタッ


海未「きゃっ!」

ことり「わーっ!な、何だろう今の音」

穂乃果「う、海未ちゃん」ウルウル

海未「大丈夫ですって!風かなにかです!」

ことり「そうだよね!気にすることないよね!」

海未「そうですとも!」

穂乃果「う、うん」

海未「もう、早く寝ましょう。明日も練習がありますし」

ことり「そうだよね、うん」

穂乃果「じゃ、じゃあ電気点けといて……」

ことり「うん、真っ暗はこわいもん」

穂乃果「よし、寝るよ!」


146:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/10(水) 22:32:54.94 ID:aa2EjCKv.net
ことり「海未ちゃん真ん中で寝てくれる?」

海未「なぜですか?」

ことり「私も穂乃果ちゃんも怖いの」

穂乃果「でも海未ちゃんがいてくれれば心強いから」

海未「分かりました」

ことり「じゃあおやすみ」

穂乃果「おやすみ」

海未「おやすみなさい」

ことり「……海未ちゃん、手繋いでくれる?」

穂乃果「穂乃果も……」

海未「分かりました、ほら」スッ

ことり「ありがとう」ギュッ

穂乃果「やっぱり海未ちゃんが居ると安心するや……」ギュッ

海未「ほら、早く寝ましょう」

ことり「そうだね」


147:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/10(水) 22:33:59.84 ID:aa2EjCKv.net
──────

───朝

穂乃果「結局全然寝れなかった……」ボー

ことり「ことりも……」ボー

海未「ふ、二人とも早くしないと練習に遅れてしまいますよ」フラフラ

穂乃果「海未ちゃんも隈ができてるよ?」

ことり「大丈夫?」

海未「ええ、大丈夫です」

穂乃果「ごめんね……三人で観れば大丈夫かなあって思ってたんだけど……」

ことり「ことりも。実はあれ、結構怖い奴って知ってて……」

海未「いいですから、早く練習に行きましょう」

穂乃果「うん……」


海未「……後で少し寝ましょうか」

ことり「そうだね……」


作戦その6:三人でお泊り会

おわり


158:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/11(木) 22:05:56.27 ID:O7jq2Djy.net
番外編作戦:元気を出すにはアイドルが一番!(花陽編)


───放課後・部室

花陽「あれ、海未ちゃんどうしたの?今日は練習おやすみなのに」

海未「少し確認しておきたいことがありまして……花陽こそどうしたんですか?」

花陽「私はちょっと忘れ物を取りに来て、そしたら海未ちゃんがいてびっくりしちゃった」

海未「そうでしたか。私もそろそろ帰ろうかと思っていたのでタイミングが良かったですね」

海未「忘れ物をとったら帰りましょうか。部室の鍵は私が返しておくので」

花陽「あ、ありがとう。でも海未ちゃん最近すっごくがんばってるし疲れてない?」

海未「大丈夫ですよ。気にかけてくれてありがとうございます、花陽」

花陽「そうかなぁ?」

海未「まあ、まったく疲れてないと言えば嘘になりますけど……」

花陽「やっぱり。……そうだ!私の忘れ物、アイドルのライブDVDなんだけどよかったら一緒に見ない?」

海未「私とですか?」

花陽「うん。にこちゃんと見るために持ってきたんだけどこれを見てると元気が出るの。海未ちゃん疲れてるみたいだけど花陽にできることもない し……せめてこれを見て元気を出してほしいの」

花陽「駄目、かな?」

海未「そんなことないです。わざわざ花陽が気にかけて誘ってくれたんです。一緒に見ましょう。作詞の参考にもなりますし」

花陽「そっか、ありがとう」


159:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/11(木) 22:06:48.99 ID:O7jq2Djy.net
──────

海未「ふむ、こういった曲調もあるんですね」

花陽「そうなの、このアイドルグループは本当にすごくてアイドルとしてすごく珍しいタイプの曲をこうして見事に自分たちのものとして歌ってるの」

海未「なるほど、最近作詞に詰まっていたのでとても参考になります」

花陽「それにこのグループはね……」

海未(やはりアイドルのことになるとすごく真剣ですね、とても参考になりますし今度作詞に詰まったら花陽に聞いてみるのもいいですね)

花陽「それでね……」

海未(それにしても本当にアイドルに詳しいですね。しっかり聞いておかなくては失礼ですよね)

花陽「それにね……」


160:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/11(木) 22:07:55.26 ID:O7jq2Djy.net
──────

花陽「もう終わりかぁ……」

花陽「はっ!海未ちゃん、ごめんねつい熱が入ってしゃべりすぎちゃって……」

海未「いえ、とても参考になりましたよ。それに花陽は本当にアイドルが好きなんですね。私も見習わなくては」

花陽「そ、そうかな?でもにこちゃんと話してる時みたいな結構濃い話とかもしちゃったし退屈だったでしょ?」

海未「いえ、勉強になりましたよ」

花陽「うぅ、ごめんね」

海未「は、花陽!?」

花陽「花陽なんかのためにその優しさが身にしみるよ……」

花陽「せっかく海未ちゃんを元気づけてあげようとしたのに……」

海未「花陽、しっかりしてください!」

花陽「ごめんね、海未ちゃん」

海未「大丈夫ですから、花陽」

花陽「ありがとう海未ちゃん」

海未「いえ、花陽ももう少し自分に自信を持ってください」

花陽「うん。そうだ、よかったら帰りにクレープ食べていかない?」

海未「たまにはいいですね」

花陽「そっか、じゃあ行こう?」

海未「はい!」


番外編作戦:花陽編

おわり


164:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/11(木) 22:35:21.49 ID:O7jq2Djy.net
番外編作戦:差し入れ(絵里編)


───生徒会室

穂乃果「もう~、終わりがみえないよ~」

海未「この時期は部活動の予算会議などで忙しいですから」

海未「それなのに!なぜ他の仕事を片付けておかないんですか!」

穂乃果「だって~」

海未「だってじゃありません!」

ことり「まあまあ。ほ、ほら、早く書類片付けちゃおう?」

海未「そうですね。怒るだけ時間の無駄かもしれません」

穂乃果「ご、ごめんなさーい」


ガチャ


絵里「三人とも頑張ってる?」

ことり「絵里ちゃん!」

海未「何とかやってはいますが……」

絵里「大変そうね」

穂乃果「そうなんだよ~」

海未「穂乃果が仕事を溜め込むからです!」


165:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/11(木) 22:36:25.37 ID:O7jq2Djy.net
絵里「そんな三人に差し入れ、お菓子やジュースを持ってきたわ」

穂乃果「ありがとー!絵里ちゃん!」

海未「ですが……」

絵里「まあまあ、あまり働き詰めもよくないわよ?少し糖分をとってから頑張ってもいいんじゃない?」

海未「……ではお言葉に甘えて少し」

ことり「絵里ちゃん、ありがとう」

絵里「いいの。そのかわり、これ食べたらしっかり仕事するのよ?」

穂乃果「はーい!」

海未「途端に元気になりましたね」

ことり「まあずっと頑張ってたし少しぐらい……」

海未「はあ、分かりました」

絵里「フフ、私も手伝うわ」

海未「い、いえ、さすがにそれは」

絵里「いいのよ。毎年生徒会を引継いでからすぐに予算会議があるから前の代の人たちが手伝うのが伝統になってるの」

海未「そうなんですか」

ことり「あれ、希ちゃんは?」

絵里「逃げられた」

ことり「あはは……さすがだね」

絵里「まったく、感がいいんだから」アキレ

穂乃果「よーし!お菓子食べたらやる気が出てきた!」

絵里「その息よ、がんばって」

穂乃果「よーし、やるぞ~!」


166:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/11(木) 22:37:39.09 ID:O7jq2Djy.net
──────

穂乃果「やっと終わったー!」ノビー

絵里「お疲れ様」

穂乃果「絵里ちゃんのおかげだよ~、ありがとう」

海未「まったく、やればできるんですから普段からちゃんとやってくださいよ」

穂乃果「ふ~、疲れた~」

穂乃果「まだジュース残ってる!いただきまーす!」ゴクゴク

ことり「ことりも飲もうかな」

海未「は~、まったく調子がいいんですから。こっちまでのどが渇いてきました」ガシッ

海未「いただきます」

穂乃果「!」

穂乃果「う、海未ちゃん、それ……」

ことり「たんさ……」

海未「うぐっ」ブッ

穂乃果「だ、大丈夫!?」

ことり「海未ちゃん!」

海未「ゲホッ、ゴホッ……な、なんとか」


167:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/11(木) 22:38:48.72 ID:O7jq2Djy.net
絵里「ご、ごめんなさい海未」

絵里「海未、炭酸が苦手だったのよね?すっかり忘れてて買ってきちゃって……」

海未「い、いえ、いいんです。よく確認しなかった私のせいです」

ことり「……っあぁ。書類が!」

絵里「こぼしたジュースで……」

海未「!」

海未「ほ、本当に申し訳ありません!」バッ

海未「私のせいでせっかく頑張って作った書類を……」ワナワナ

穂乃果「海未ちゃん、顔あげて!」

絵里「そうよ海未。炭酸を買ってきてしまった私にも責任はあるわ!」

海未「ですが……」

穂乃果「これくらいまた作ればいいだけだよ」

ことり「誰だって苦手なことや失敗ぐらいあるよ。気にしないで?」

絵里「私も最後まで手伝うから!」

海未「みなさん……」ウルウル

絵里「さあ、早くやっちゃいましょう」

海未「は、はい!」


168:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/11(木) 22:39:59.54 ID:O7jq2Djy.net
──────

穂乃果「何とか終わってよかったー」

ことり「もう真っ暗だね」

海未「本当に申し訳ありません……」

絵里「もういいのよ海未」

穂乃果「そうだよ!いつまでも気にしない!」

海未「ありがとうございます」

海未「ではせめてみなさんを家まで送らせて下さい」

絵里「え?」

海未「もう真っ暗ですし一人では危険です。私が家まで送っていきます」

絵里「でも海未は大丈夫なの?」

海未「ええ、先ほどのお詫びがしたいんです。家まで送らせて下さい」

絵里「でも……」

穂乃果「こうなると海未ちゃん頑固だから……」

ことり「ここは海未ちゃんのためにもお願いしよ?」

絵里「……分かった、お願いできるかしら海未?」

海未「はい!ぜひお供させて下さい」

ことり「海未ちゃんありがとう」

絵里「じゃあ早く帰りましょうか」

穂乃果「そうだね」


番外編:絵里編

おわり


175:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/12(金) 21:31:41.64 ID:GwSwpW08.net
作戦その7:食べて元気に


───昼休み

ことり「海未ちゃーん」

海未「ことり、なんでしょう?」

ことり「あのね、今日海未ちゃんにお弁当作ってきたの。よかったら食べて?」

海未「そうでしたか。ありがとうございます」

ことり「海未ちゃんのお口に合うように作ってきたんだ」

海未「わざわざありがとうございます」

ことり「一つ作るのも二つ作るのも一緒だから」

ことり「食べてくれる?」

海未「も、もちろんですよ!」

ことり「ほんと!?ありがとう!」ギュー

海未「ことり、急に抱き着いてきたら危ないです」

ことり「ごめんなさ~い」

海未「では、いただきますね」

ことり「うん」

パカッ

海未「これは……」


176:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/12(金) 21:32:42.84 ID:GwSwpW08.net
ことり「気に入らなかったかな……?」

海未「いえ、そんなわけないじゃないですか。作るのも大変だったんじゃないですか?おかずが十種類以上ありますが……」

ことり「海未ちゃんに食べてもらいたくてついあれもこれもって思ったらこんな量に……」

海未「そ、そうでしたか」

海未(自分の分のお弁当もある中この量は……)

海未(ですが食べないのは失礼です。何とか食べましょう)

海未「いただきます」

パクッ

海未「!」

海未「おいしいです!」

ことり「本当!?ことりもうれしいよ~」

海未「これならいくらでも食べられそうです」

ことり「そんな、大げさだよ~」ニコニコ

海未「いえ、そんなことないですよ」

ことり「ありがとう、海未ちゃん。海未ちゃんが喜んでくれて私もうれしいよ」

海未「わざわざ私の好みに合わせてくれたことも嬉しいです」

海未「本当にことりは料理上手ですね。ことりの旦那様になれる方は幸せですね」

ことり「もう、海未ちゃんったら~」


177:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/12(金) 21:33:57.27 ID:GwSwpW08.net
──────

海未(気付いたら完食していました。おいしかったです)

海未(でもさすがにお弁当二つはきついですね……)


穂乃果「あっ!海未ちゃーん!」

海未「穂乃果ですか、どうかしましたか?」

穂乃果「海未ちゃんちょっと元気ない?」

海未「い、いえ。そんなことは」

穂乃果「そう?ならいいけど体調が悪かったりしたらすぐに言ってね?」

海未「はい。お気遣いありがとうございます」

穂乃果「じゃあ海未ちゃん、これ食べてみて」

海未「これは?」

穂乃果「うちの新作お饅頭だよ。ちょっと味見してほしくて」

海未「そ、そうでしたか」

穂乃果「うん。後でみんなにも食べてもらうつもりだけど海未ちゃんに一番に食べてもらいたくて」

海未「私にですか?」

穂乃果「うん。やっぱりお家ぐるみでひいきにしてもらってるし、海未ちゃん、うちのお饅頭おいしいって言ってくれるから」

海未「おいしいのは事実です。それにみんなだって気に入ってくれているではないですか」

穂乃果「いいの!とにかく海未ちゃんに食べてほしいの」

海未「わ、分かりましたから」

海未(一個くらいなら何とか大丈夫でしょう)


178:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/12(金) 21:34:59.98 ID:GwSwpW08.net
海未「では頂きますね」

穂乃果「はーい」

パクッ

海未「ふむ」

穂乃果「どうかな?」

海未「なかなかおいしいですね」

穂乃果「本当!?」

海未「はい」

穂乃果「そっかー、よかった。お父さんも喜んでくれるよ」

海未「それはよかったです。ではお父様にもよろしくお伝えください」

穂乃果「うん!早ければ来週ぐらいにはお店に出せるかも。そしたらよろしくね」

海未「ええ、ぜひ」

穂乃果「気に入ってくれてよかった。まだあるからいっぱい食べてね。ハイ」

海未「あ、ありがとうございます」

穂乃果「じゃあまたあとでねー!」

海未「は、はい……」


海未(こんなにたくさんいただいてしまいました)

海未(嬉しいですがこの量は今は絶対食べられません……)


179:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/12(金) 21:36:17.43 ID:GwSwpW08.net
──────

海未(と言いつついくつか食べてしまいました)

海未(お腹が苦しいです……)

ことり「海未ちゃん顔色悪いけど大丈夫?」

海未「は、はい」

穂乃果「まさかさっき穂乃果があげたお饅頭のせい!?」

海未「そ、そんなわけないですよ!とってもおいしかったです」

ことり「でも海未ちゃん少し休んだほうがいいよ」

穂乃果「そうだよ!海未ちゃんに何かあったら大変だよ」

海未「ですが……」

ことり「今の状態で練習なんてできるの?」

海未「何とかなります」

穂乃果「海未ちゃん調子が悪いなら言ってって言ったよね?無理しないでよ」

海未「穂乃果……」

ことり「それでどうするの?練習参加する?」

海未「……いえ、少し休まさせてもらいます」

ことり「そっか」

海未「すいません……」

穂乃果「いいの!体調が悪いならしっかり休まなきゃ駄目だよ」

海未「まさか穂乃果にそんなことを言われることになるとは」

穂乃果「穂乃果だって海未ちゃんが心配なの。大事なお友達なんだよ、当たり前だよ!」

海未「すいません二人とも……」

ことり「いいの。海未ちゃんが無理しないで休むって言ってくれたことがとっても嬉しいよ」


180:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/12(金) 21:37:11.47 ID:GwSwpW08.net
ことり「ほら保健室に行こう?」

海未「そこまででは……」

ことり「いいの。練習見学してたら海未ちゃん絶対に練習に参加しようとするもん」

穂乃果「そうそう。穂乃果達は絵里ちゃんもいるし何とかなるからゆっくり休んで」

海未「は、はい……」

海未(ただの食べ過ぎでここまで心配されるのは申し訳ないです……)

海未(ついおいしくて食べてしまうとはまだまだ精進が足りませんね)

ことり「じゃあことりが保健室に連れて行くから穂乃果ちゃんは絵里ちゃんたちに伝えておいて」

穂乃果「うん。分かった!じゃあ海未ちゃんをお願いね」

ことり「任せて穂乃果ちゃん」

ことり「さあ行こう、海未ちゃん」

海未「はい」


181:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/12(金) 21:38:13.90 ID:GwSwpW08.net
──────

───保健室

海未(ああ~っ、恥ずかしいです。ただの食べ過ぎなのに二人にあんなに心配を)アシバタバタ

海未(自分が恨めしいです。なんであんなに食べてしまったんですか~)カオカクシ

海未(食べ過ぎだったなんて言ったら笑われてしまいます)ウズクマリ

海未(これじゃあ穂乃果のことを言えないじゃないですか)アタマカカエ

海未(でも穂乃果やことりに悪意があったわけじゃないですし悪いのは全部自分ですよね……)

海未(でも!)

海未(ああ、恥ずかしい恥ずかしいです~)カオマッカ


182:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/12(金) 21:39:10.22 ID:GwSwpW08.net
───

ことり「海未ちゃんにおいしいもの食べて元気になって貰おうと思ってお弁当作ってきたのに……」

穂乃果「海未ちゃん調子悪そうだったよねえ!?」

ことり「ことりのお弁当が悪かったのかな?」ウルウル

穂乃果「穂乃果の持って来たお饅頭だったのかも……」ウルウル

ことり「海未ちゃんにまた迷惑かけちゃったかなあ?」

穂乃果「ことりちゃんは悪くないよ!きっと穂乃果のお饅頭のせいだ……」

♪ピローン

ことり「あっ、海未ちゃんからメールだ!」

穂乃果「なんて?」


183:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/12(金) 21:40:15.42 ID:GwSwpW08.net
=========
To.ことり

Sub.お弁当おいしかったです

───────────────

ことり、お弁当とてもおいしかったです。ありがとうございます。

また作ってくれると嬉しいです。

穂乃果もお饅頭とてもおいしかったですよ。

ぜひまた今度頂きたいです。

決してことりのお弁当や穂乃果のお饅頭のせいではないですからね。

自分の体調管理が甘かっただけですから気にしないでください。

もう少し休んだら戻りますので、練習、気を抜かずに頑張ってくださいよ?

では失礼します。

=========


ことり「海未ちゃん……」

穂乃果「なんだか余計に気を遣わせちゃったみたいだね……」

ことり「でも元気そうだしよかったよ」

穂乃果「そうだね」

穂乃果「よ~し、練習頑張ろう!」

ことり「うん!」


作戦その7:食べて元気に

おわり


190:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/13(土) 22:08:11.29 ID:PW+Fs2n5.net
作戦その8:ハイキング


穂乃果「ことりちゃん、やっぱりここは海未ちゃんの好きなことをさせてあげようよ」

ことり「と言うと?」

穂乃果「登山!……はちょっとキツイからハイキングなんてどうかな?」

ことり「いいんじゃないかな?」

穂乃果「近くのちょっとした山に行って三人でお弁当食べるの!」

ことり「楽しそう!お弁当は任せてね!」

穂乃果「もちろん!じゃあさっそく海未ちゃんを誘ってこよう」

ことり「うん!」


191:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/13(土) 22:09:11.81 ID:PW+Fs2n5.net
──────

───日曜日・駅前

穂乃果「おっはよー、海未ちゃん、ことりちゃん」

ことり「おはよう」

海未「朝から元気ですね……」

穂乃果「元気が穂乃果の取り柄だからね」

海未「まあそうですが」

ことり「ほらほら、早く行こう?」

海未「そうですね」

穂乃果「しゅっぱーつ!」


192:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/13(土) 22:10:12.09 ID:PW+Fs2n5.net
───

海未「それにしても穂乃果たちから山に行こうと言い出すとは」

穂乃果「って言っても小さい山だけどね」

海未「小さくても山です。危険もありますから気を付けてくださいよ?」

穂乃果「はーい」

海未「でもどうして急に山へ行こうと?」

穂乃果「いや~、なんか頂上からの景色がとっても綺麗なんだって」

ことり「だから海未ちゃんと見たいなぁって思って」

海未「そうなんですか?」

ことり「お弁当も作ってきたし楽しみにしててね?」

海未「はい」

穂乃果「ことりちゃんのお弁当楽しみ~」

ことり「穂乃果ちゃんの好きないちごも持ってきたよ」

穂乃果「ほんと!?早く食べたーい!」

海未「頂上まで登ってからですよ?」

穂乃果「わかってるよー」

──────


193:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/13(土) 22:11:12.21 ID:PW+Fs2n5.net
──────

ことり「わぁ、葉っぱが紅葉してすっごくきれい!」

海未「この季節はこうして紅葉が見られるので私も好きです」

穂乃果「すごいねー!でも頂上からの景色はきっともっとすごいよ、早く行こう!」

海未「あまりはしゃぎすぎないでくださいよ」

ことり「ほらほら、海未ちゃん!早く行こう?」

海未「ことりまで……」

海未「……もう、待ってください二人とも!」

穂乃果「はやくはやくー」

海未「ここではしゃぎすぎると後でバテてしまいますよ」

穂乃果「大丈夫だって!」

海未「ペース配分は大切ですよ?私が先導しますからあまり騒がないでついてきてください」

ことり「はーい。行こう、穂乃果ちゃん」

穂乃果「うん!」


194:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/13(土) 22:12:11.88 ID:PW+Fs2n5.net
──────

穂乃果「とうちゃーく!」

ことり「わーい!」

海未「そこそこ早めのペースでしたがまだまだ元気そうですね」

穂乃果「やっぱり体力ついてるよね」

ことり「それよりほら、いい景色だよ」

海未「本当ですね。周りの山々が紅葉で赤く染まっていてとても綺麗です」

穂乃果「街も見えるね」

ことり「夜になったらすっごくきれいだろうね~」

穂乃果「確かに!これが自然との共存ってやつ?」

海未「やはり山はいいですね。自然をふんだんに感じれます」

ことり「うん、なんだか気持ちいいね~」

海未「空気が澄んでいて気持ちいいですよね」

穂乃果「」スゥー

穂乃果「うん、空気がおいしいね!」


195:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/13(土) 22:13:16.59 ID:PW+Fs2n5.net
穂乃果「……そうだ!おいしいと言えばお弁当は!?」

ことり「あっ、待っててね。今準備するから」

海未「まったく、穂乃果はすぐ食べ物の話ですね」

穂乃果「いいじゃん。和菓子屋の娘だし食べるの大好き!って方が」

ことり「ことりは好きだよ?何でもおいしそうに食べる穂乃果ちゃん」

穂乃果「本当!?」

ことり「おいしそうに食べてくれるから私も作り甲斐があるし」

海未「ですがダイエット中にお菓子をあげるのはどうかと思いますよ」

ことり「あはは、つい……」

穂乃果「もういいじゃん。早くお弁当食べようよ。海未ちゃんもおなか空いたでしょ?」

海未「ま、まあ」

ことり「じゃじゃーん」

穂乃果「おー!おにぎりにサンドウィッチ!」

海未「この組み合わせは中々珍しいですね……」

ことり「うん、海未ちゃんはおにぎりのほうが喜ぶだろうし、穂乃果ちゃんはパンのほうが喜んでくれるかなって思って」


196:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/13(土) 22:14:17.20 ID:PW+Fs2n5.net
海未「わざわざありがとうございます」

穂乃果「さっすがことりちゃん!穂乃果達のことなら何でも分かるね」

海未「でもいいんですか?」

ことり「何が?」

海未「私たちの好きなものを作って自分の好きなものは無くても」

ことり「いいの。二人がおいしいって喜んでくれるのが一番だから。衣装と同じだよ」

穂乃果「そっかー。でも穂乃果はことりちゃんの作ったものなら何でもおいしく食べられると思うなあ」

海未「では今度ピーマン炒めでも作ってもらいましょう」

穂乃果「さ、さすがにそれは……穂乃果にだって好き嫌いぐらいあるよ」

海未「冗談ですよ。食べれたに越したことはないですが、誰にだって嫌いなものぐらいありますしね」

穂乃果「海未ちゃんがそんなこと言うなんて……」

穂乃果「もしかしてこの間の生徒会の仕事してるとき絵里ちゃんが持ってきた……」

海未「そ、それはもう忘れてください!」

アハハ


197:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/13(土) 22:15:17.73 ID:PW+Fs2n5.net
──────

穂乃果「ふ~、おいしかった」

海未「ごちそうさまでした、ことり」

ことり「お粗末様でした」

穂乃果「おなか一杯になったらなんだか眠くなってきちゃった」

海未「食べて寝てと欲望に忠実ですね……」

穂乃果「我慢はよくないよ?」

海未「とはいっても食べてすぐに寝るのはよくないですよ」

ことり「ことりも眠くなってきちゃったなぁ」

海未「ことりもですか……」

ことり「ここまで登ってくるのに疲れちゃったし、天気も良くて気持ちいいから、つい……」

海未「まあこの後山を下りなくてはいけないのでもう少し休んでいきましょうか」

穂乃果「ぐー」

海未「もう寝てる!?」

ことり「ことりも……おやすみ」

海未「まったく……」

海未「ああ、なんだか私まで眠く……」


海未「」スー


198:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/13(土) 22:16:17.97 ID:PW+Fs2n5.net
──────

海未「んん~」

海未「私まで寝てしまいましたか。最近そんなことが多いような気がします」

海未「穂乃果、ことり、起きてください。そろそろ出発しますよ」ユサユサ

ことり「ふぁ~、よく寝た~」ノビー

海未「ほら、穂乃果も」

穂乃果「う~ん、あと五分……」

海未「家ですか!くつろぎすぎです」

穂乃果「う~ん、なあに、海未ちゃーん?」

海未「早く起きてください!そろそろ下りますよ」

穂乃果「は~。そうだったね」

海未「二人とも荷物をまとめて準備をしてください」

ことり「は~い。穂乃果ちゃんも早く」

穂乃果「うん」


199:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/13(土) 22:17:18.43 ID:PW+Fs2n5.net
海未「さあ出発しますよ」

穂乃果「出発進行ー!」

ことり「おー!」

海未「勝手に先に行ったりしないでくださいよ」

穂乃果「分かってるって」

穂乃果「穂乃果はずっと二人と一緒にいるよ」

海未「っ……そういうことを言っているのではなくてですね」

穂乃果「分かってるってば!ただちょっと言ってみたかっただけだよ」

ことり「穂乃果ちゃんらしいね」

海未「何も考えていないだけのような……」

穂乃果「でも、いま言ったことは嘘じゃないよ。そうありたいって思ってるから」

ことり「うん、そうだよね。ことりも一緒だよ」

海未「……は、早く行きますよ!」

穂乃果「恥ずかしがらなくてもいいのに」

ことり「そこがかわいいんだよね」

穂乃果「そうだね~」

海未「ほら、二人とも早く!」

穂乃果「はーい」

ことり「待って~」


200:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/13(土) 22:18:18.93 ID:PW+Fs2n5.net
──────

穂乃果「まだ着かないの~」

海未「もう少しですよ」

穂乃果「さっきもそう言ってたよ~」

海未「一分おきに聞いてくるからです!」

ことり「でもほら、周りの木も赤く染まっててとってもきれいだよ」

穂乃果「ほんとだね~」

ことり「きれいな赤でまるで恥ずかしがってる海未ちゃんみたい」

穂乃果「ほんとだね~」

海未「な、なんですかその例えは!?」

ことり「ほら、今も」

海未「そんなに赤くなってません!」

穂乃果「あはは、海未ちゃん顔真っ赤だよ?」

海未「二人が変なこと言うからです!」

穂乃果「ほんとのことじゃん。ね~?」

ことり「ね~」

海未「もうやめてください!……って、穂乃果危ないです!」

穂乃果「え?」ズルッ

海未「穂乃果!」ガシッ


ズトン


201:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/13(土) 22:19:19.70 ID:PW+Fs2n5.net
海未「穂乃果、大丈夫ですか?」

穂乃果「う、うん。なんとか。ありがとう海未ちゃん」

海未「いえ、でもちゃんと前を見て歩いてくださいね?」

穂乃果「ごめんね?まさかこんなところに木の根っこがあるなんて」

ことり「二人とも大丈夫!?」

穂乃果「うん、海未ちゃんが助けてくれたから」

海未「なら早く私の上からどいてください」

穂乃果「ご、ごめん!」スッ

ことり「海未ちゃん、足!」

海未「少し擦りむいてしまったみたいですね」

穂乃果「穂乃果のせいで……」

海未「気にしないでください。穂乃果が無事ならそれで」

穂乃果「でもそれで自分が怪我しちゃったら意味ないよ」

ことり「そうだよ海未ちゃん。もっと自分を大切にしなきゃ駄目だよ?」

海未「……すいません」

穂乃果「いいの、悪いのは穂乃果だし」


202:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/13(土) 22:21:05.64 ID:PW+Fs2n5.net
ことり「立てる?」

海未「ええ」

海未「!」ガクッ

ことり「海未ちゃん!」

海未「すいません、ちょっと痛みが」

穂乃果「手当しなきゃ」

海未「すみません、今日は何も持ってきていませんでした」

ことり「私も……」

海未「小さいと言っても山と自分で言っておきながら、山を甘く見てました……」

穂乃果「ど、どうすればいいかな、ことりちゃん!」

ことり「とりあえず止血しなきゃ!何か長い布があれば……」

穂乃果「長い布……」

穂乃果「そうだ!これなら!」スッ

ことり「穂乃果ちゃん、それは!」

穂乃果「海未ちゃんにもらったリボン……」

ことり「いいの?」


203:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/13(土) 22:22:06.93 ID:PW+Fs2n5.net
穂乃果「穂乃果のせいで海未ちゃんを怪我させちゃったんだもん。しょうがないよ」

ことり「でも、あれから毎日そのリボンつけてたよね?」

海未「穂乃果、私は大丈夫ですから……」

穂乃果「いいから。足だして」

海未「穂乃果……」

穂乃果「穂乃果のせいだから気にしないで。これは不注意だった穂乃果への罰だよ」

海未「でも……」

穂乃果「ごめんね?せっかくもらったのに」ギュッ

穂乃果「よし、できた。海未ちゃん、立てる?」

海未「はい……」

穂乃果「肩貸すから行こう?」

ことり「わ、私も手伝うよ」

海未「あ、ありがとうございます」

穂乃果「ゆっくりで大丈夫だから。痛くなったら言ってね?」

海未「はい」

ことり「荷物持つね」

穂乃果「ありがとうことりちゃん」

海未「すいません穂乃果……」

穂乃果「海未ちゃんが謝ることじゃないよ。穂乃果が謝るべきなんだから」

穂乃果「本当にごめんなさい」

海未「もういいですから」

穂乃果「うん、ごめんね」

海未「またごめんって。穂乃果、自分の過ちをしっかりと謝れるのはいいことですが過ぎたことはしょうがないです。次こうならないように反省するこ とが大事ですよ?」

穂乃果「うん……」

ことり「行こっか」

海未「はい」


204:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/13(土) 22:23:07.66 ID:PW+Fs2n5.net
──────

───病院

ことり「なんともなくてよかったね」

海未「ええ。これくらい大丈夫ですよ。二人とも大げさすぎます」

ことり「そんなことないよ」

穂乃果「そうだよ!私たちだってアイドルなんだから体は大切にしなくちゃ」

海未「……そう、ですね」

穂乃果「これじゃあにこちゃんに怒られちゃうかなぁ」

海未「その時は私も一緒です」

穂乃果「海未ちゃんまで一緒に怒られる必要ないと思うけど」

海未「いいんですよ。さっき言われて分かりました。私はもっと自分のことも大切にすべきだと」

海未「そうなればアイドルとしての意識が足りないと怒られて然るべきです」

穂乃果「怒ると叱るをかけてるの?」

海未「ち、違いますよ!」

穂乃果「冗談!海未ちゃん元気になって良かった」

海未「穂乃果もですよ」

穂乃果「ことりちゃんのおかげかな。診察中ずっと励ましてくれて」

ことり「そんなこと……」

穂乃果「ありがとうことりちゃん。元気出たよ!」

ことり「穂乃果ちゃん、ここ病院だから静かに」

穂乃果「あっ、ごめんなさい」


205:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/13(土) 22:24:08.95 ID:PW+Fs2n5.net
ことり「じゃあ今日はもう帰ろっか」

穂乃果「そうだね。海未ちゃん、家まで送ってくね」

海未「ありがとうございます」

穂乃果「海未ちゃんのお母さんにも怒られちゃうかなあ?」

海未「大丈夫じゃないですか?母は穂乃果とことりにとことん甘いですから」

穂乃果「でも謝らなきゃね」

海未「そんなに気にすることないですよ」

穂乃果「いいの、そうしないと気が済まないから」

ことり「穂乃果ちゃんらしいね」

穂乃果「そうだ。途中でちょっと家によっていいかな?」

海未「どうしてですか?」

穂乃果「お詫びにうちのお饅頭あげるよ」

海未「そういうことですか」

穂乃果「さあ、早く帰ろう」

ことり「行こう、海未ちゃん」

海未「はい!」


作戦その8:ハイキング

おわり


211:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/14(日) 22:32:27.95 ID:d1kLATfC.net
番外編作戦:にこの手料理は大銀河宇宙No.1


───放課後・部室

ガチャ

にこ「あれ、まだ残ってたの海未」

海未「にこ、すいません少し片付けておきたい仕事があったので」

にこ「あんたも大変ね」

海未「自分からやると言って始めたことです。私に仕事を任せてくれたんです、しっかりこなしていかなくては」

にこ「ほんと、真面目ね」

海未「まあ、少し堅すぎるとは自分でも思います」

にこ「自覚アリなのね……でも穂乃果達は?」

海未「穂乃果とことりは何やら用があると言って先に帰りました」

にこ「そうなの。じゃあ何か手伝えることある?手伝うわ」

海未「そんな、大丈夫ですよ」

にこ「手伝わせてほしいの、この前のこともちょっと気にしてて……」

海未「この前?」

にこ「その……ホラ、怪我したって聞いた時友達として心配するより先にアイドルとして自覚が足りないって怒っちゃって……」

海未「それだけにこがアイドルに真剣に取り組んでいるということです」

にこ「で、でも、海未や穂乃果がアイドルに真剣に取り組んでるってことは一緒にやってて分かってるはずなのに……」

にこ「だからそのお詫び!それに穂乃果にも頼まれたの」

海未「穂乃果に?」

にこ「穂乃果にも謝りに行ったら今日は海未、家族が出掛けてて一人のはずだからおいしいご飯でも作りに行ってあげてって」

海未「でも……」

にこ「ほら、最近随分頑張ってるし少しは手伝ってあげたくて。だから早く片付けてご飯にしましょ?」

海未「にこ……分かりました、ではお言葉に甘えさせてもらいます」

にこ「そうそう、それでいいの」

海未「ありがとうございます」


212:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/14(日) 22:33:37.67 ID:d1kLATfC.net
──────

にこ「ふ~、終わった~」ノビー

海未「ありがとうございます、おかげで早く片付きました」

にこ「それじゃあ早く帰りましょう」

海未「はい」

にこ「何か食べたいものとかある?」

海未「いえ、別に何でもいいですよ」

にこ「何でもいいが一番困るのよ、せっかくにこが作ってあげるんだから少しぐらい欲張っても罰は当たらないわよ?」

海未「そうですか……それではにこの得意料理が食べたいです」

にこ「得意料理ね……じゃあチーズハンバーグなんてどう?」

海未「はい、ぜひお願いします」


213:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/14(日) 22:34:34.77 ID:d1kLATfC.net
にこ「じゃあスーパーに寄っていきましょう」

にこ「今日お肉が安いところはちょっと海未の家には遠回りになっちゃうけど……」

海未「わざわざ家まで来てくれるんですか?」

にこ「当たり前でしょ。ウチはちょっと無理だし海未の家しかないでしょ。駄目だった?」

海未「いえ、穂乃果の言った通り今日は家に誰もいないので大丈夫ですよ」

にこ「ありがとう、じゃあそこに寄ってから海未の家でいい?疲れてるなら近くのスーパーでもいいけど」

海未「お金は払いますから値段は気にしなくてもいいですよ」

にこ「そういうわけにもいかないでしょ」

海未「わざわざ家で作ってくれるだけでもありがたいのに材料費まで負担していただくのはさすがに……」

にこ「じゃあ、私も一緒に食べていくからお金は二人で折半!これでいいでしょ?」

海未「……分かりました。でも本当にいいんですか?」

にこ「いいの!ほらさっさと行くわよ」

海未「は、はい」


214:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/14(日) 22:35:36.00 ID:d1kLATfC.net
──────

───スーパー

にこ「もう時間も遅いしさらに値段が安くなってる、ラッキー」

海未「にこはいつもこういった買い物をしているんですか?」

にこ「まあね。お母さんも忙しいしこれくらいしなきゃって」

海未「本当に偉いですねにこは。お母様もきっと助かってるはずですよ」

にこ「うん、そうだと嬉しいな」

「只今よりゲリラタイムセールを行います。本日お買得のお肉がさらにお一人様人パックまで20パーセントオフになります」

にこ「!」

にこ「今日は本当についてるわ!」

海未「にこ?」

にこ「この店はこうやってたまにゲリラでタイムセールをやるの。しかも今日はお肉よ!何としてもゲットするしかないわ!行くわよ海未!」ガシッ

海未「え?わ、私も!?」

にこ「一人1パックまでなんだから当たり前でしょ!ホラ、早く!」ダダダッ


にこ「もう人だかりが……何としても手に入れてやるんだから!」ゴゴゴ

海未「待ってください、にこ~」

にこ「ふふふ、こういう時にこの小さい体が役に立つのよ……行くわよ~」


215:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/14(日) 22:36:36.77 ID:d1kLATfC.net
──────

にこ「ご、ごめん。大丈夫、海未?」

海未「ええ、何とか……」ボロボロ

にこ「タイムセールって聞いてつい……」

海未「大丈夫です……」

にこ「本当ごめん。と、とりあえず早く帰りましょうか。とびっきりおいしいハンバーグをご馳走するから」

海未「はい……ありがとうございます」

にこ(うわ~、やっちゃった~。少しでも海未のためになればと思ってたのに我を忘れてしまった~)

にこ(あんな恥ずかしいところを見せてしまったわ……)

海未「にこ?」

にこ「そ、そうだ!ついでにアイスでも買っていきましょう!ごちそうするから!」アセアセ

海未「そんな、悪いですって」

にこ「いいのよ、お金も浮いたしその分で買っちゃうから」


216:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/14(日) 22:37:37.17 ID:d1kLATfC.net
海未「でも……」

にこ「少しでも罪滅ぼしをさせて……それとできればさっきのことは忘れて」

海未「は、はあ。まあ誰だって人に見られたくないことぐらいありますから……」

海未「それにあれはいつも家族のためを思っているにこだからこそですよ」

にこ「優しさがしみる……ほら、アイスにこの分もあげるから早く忘れてってば!」

海未「す、すいません」

にこ「ほら、早く会計済まして帰りましょう」

海未「そうですね」

にこ「私がレジに通しとくから」

海未「ではお金は後で払います」

にこ「分かったわ」


217:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/14(日) 22:38:59.84 ID:d1kLATfC.net
───

にこ「って海未が選んだアイス安い奴じゃない……」

にこ「後輩に気を遣わせてしまうとは、我ながら情けないわね……」

にこ「というか、海未が気を遣い過ぎなのよ。もう少しぐらい他人に頼ってもいいのに……」

にこ「まあ私が言えたことじゃないか。でもいつも穂乃果やことりがいてくれるのにどうしてここまで……」

にこ「いや、いつも穂乃果がいるせいかもね」クスッ


にこ「さあ、そんな海未のためにもにこにーが、とーってもおいしくてほっぺたが落ちちゃうようなハンバーグをごちそうしちゃうんだから!がんばる ニコ~」


218:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/14(日) 22:40:01.07 ID:d1kLATfC.net
──────

───園田家

にこ「ふー、それじゃあさっそく作っちゃいましょう」

海未「何か手伝いましょうか?」

にこ「いいのよ、私がやるから」

海未「ですが……」

にこ「ったく、あんたは少しは人に頼ることを覚えなさい!」

海未「この前希にも似たようなことを言われました……」

にこ「そういうことよ」

海未「そうですね……」


219:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/14(日) 22:41:01.23 ID:d1kLATfC.net
海未「ではよろしかったら教えていただきたいことが……」

にこ「もちろん、にこにできることなら何でも言って」

海未「ええ、ちょっと……」コソコソ

にこ「……ふーん、なるほど」

海未「教えていただけますか?」

にこ「もちろん、このにこにーに任せなさい!」ポン

海未「ありがとうございます!」

にこ「まあ、それじゃあとりあえずご飯にしましょうか」

海未「はい!」


─その後二人でおいしいハンバーグを食べましたとさ


番外編作戦:にこ編

おわり


227:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 22:48:03.84 ID:PJPm+r4I.net
作戦その9:プレゼント大作戦


穂乃果「ことりちゃん、この前穂乃果のせいで海未ちゃんに怪我させちゃったからお詫びに何かプレゼントしたいんだけど、相談に乗ってくれる?」

ことり「うん、もちろん」

穂乃果「ありがとー!」ダキッ

ことり「ほ、穂乃果ちゃん、危ないよ~」

穂乃果「プレゼント、どんなのがいいかなぁ?」

ことり「海未ちゃん、穂乃果ちゃんからのプレゼントなら何でも喜んでくれると思うけど……」

穂乃果「う~ん、あの時海未ちゃんの上着破れちゃったみたいで……買ってあげたいんだけど、お金なくて……」

ことり「ウィンドブレーカーだよね。登山用品って結構高いらしいしね」

穂乃果「うん……」

ことり「じゃあ手作りで何かあげるのはどうかな?」

穂乃果「手作りで?」

ことり「うん。最近寒くなってきたし手編みのマフラーとか」

穂乃果「なるほど……」

ことり「私が作り方教えてあげるよ?」

穂乃果「本当?」

ことり「うん。一緒にがんばろう?」

穂乃果「うん!お願いしますことりちゃん」

ことり「はーい」


228:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 22:49:00.47 ID:PJPm+r4I.net
──────

───南家

ことり「それでここをこうして……」

穂乃果「う~ん、難しい……」

ことり「まあ慌てずにゆっくりやってこう?」

穂乃果「うん、がんばるよ」

ことり「じゃあもう一回最初からやってみよっか」

穂乃果「うん、お願い」

ことり「じゃあゆっくりやって見せるね」

ことり「こうして……こう」

穂乃果「こうして……」

ことり「穂乃果ちゃんそこは……」

穂乃果「おお~、そっか~」

ことり「じゃあ次はこう」

穂乃果「むむむー」


229:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 22:50:00.79 ID:PJPm+r4I.net
──────

───学校

穂乃果「う~ん」

海未「何をしてるんですか」

穂乃果「うん、ちょっと編み物を……って海未ちゃん!?」

海未「はい、海未ですが……穂乃果が編み物ですか?」

穂乃果「う、うん、ちょっとね……」

海未「そうですか……」


230:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 22:51:01.58 ID:PJPm+r4I.net
───

穂乃果「学校だと海未ちゃんがいるし中々できないなー」

ことり「クラスも部活も一緒だからね」

穂乃果「家でしかできないんじゃいつできるか分かんないよ~」

ことり「じゃあ明日は昼休みに部室に行って?ことりが海未ちゃんを足止めしとくから、穂乃果ちゃんはかよちゃんに教えてもらって?」

穂乃果「なるほど」

ことり「あとでかよちゃんに伝えておくから」

穂乃果「わざわざありがとう」

ことり「うん、ことりも応援してるから」

穂乃果「頑張るよ!」


231:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 22:52:02.92 ID:PJPm+r4I.net
──────

───数日後


穂乃果「できたー!」

ことり「おめでとー穂乃果ちゃん」

穂乃果「ことりちゃんたちのおかげだよー」

ことり「穂乃果ちゃん、頑張ってたもんね」

穂乃果「ふあ~、疲れたよ~」ノビー

ことり「じゃあおやつにしようか。マカロン作ったの、紅茶と一緒にどうぞ」

穂乃果「ありがとう」

ことり「ふふ、本当によかったね」

穂乃果「海未ちゃん喜んでくれるかなあ?」

ことり「大丈夫だよ、穂乃果ちゃんが頑張ったの海未ちゃんなら分かってくれるよ」

穂乃果「そう、だよね。海未ちゃんだもんね」

ことり「うん、海未ちゃんだもん」

穂乃果「海未ちゃん……」ギュ

ことり「穂乃果ちゃん?」

穂乃果「ごめん、何でもないよ」

ことり「そう?」

穂乃果「ほら、早くおやつ食べよう!」

ことり「うん」


232:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 22:53:05.64 ID:PJPm+r4I.net
──────

───翌日 放課後

穂乃果「急に呼び出してごめんね、忙しかったよね」

海未「いえ、別に大丈夫ですがどういう用ですか?」

穂乃果「うん、あのね……」モジモジ

海未「穂乃果?」

穂乃果「えっと、その……」

穂乃果(なんだか急に渡すの恥ずかしくなってきたよ……)

海未「なにを言いよどんでいるんですか?穂乃果らしくないですね」

穂乃果「スー」

穂乃果「ハー」

穂乃果「よし!」

穂乃果「海未ちゃん、これ受け取って!」スッ


233:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 22:54:50.85 ID:PJPm+r4I.net
海未「これは?」

穂乃果「この前山に行ったとき怪我させちゃったお詫び」

海未「それはもういいと言ったではないですか」

穂乃果「穂乃果の気が済まないの!穂乃果ね、海未ちゃんの足の包帯を見るたびに罪悪感が湧いてきて……」

穂乃果「それでね、穂乃果本当に悪いことしちゃったなって泣きたくなっちゃって、本当に泣いちゃったこともあって……悔しくてね……」

穂乃果「私のせいだって思って、合わせる顔もなくて……それで……グスッ」

穂乃果「それでね、海未ちゃんのために何かしてあげられないかなって思って何かプレゼントしようと思ったの」

穂乃果「でもそんなにお金もないしどうしようって思って、そしたらことりちゃんが手作りはどうって提案してくれて、ことりちゃんに教えてもらいな がら頑張ってマフラー編んだの」

穂乃果「ことりちゃんみたいに上手にはできなかったかもしれないけど、受け取ってくれる?」

海未「穂乃果……」

海未「実は私からも……」

穂乃果「え?」

海未「最近ずっと元気がなかったようなので何かできないかと思いまして」

海未「やっぱり、この怪我のことを気にしていたんですね」

海未「私も自分でマフラーを編んでみたんですが……私のためだったんですね。それにしてもまさかかぶるとは」

穂乃果「海未ちゃんも……?」

海未「ええ、にこに教えてもらったんです」

穂乃果「にこちゃんに?」

海未「ええ。この前晩ご飯をご馳走になった時に」


234:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 22:55:54.67 ID:PJPm+r4I.net
~~~~~~~~~~

海未「よろしかったら教えていただきたいことがあって……」

にこ「何?にこにできることなら何でも言って?」

海未「ありがとうございます。実は……」

海未「手編みのマフラーの編み方を教えてほしいんです」

にこ「手編みのマフラー?」

海未「はい」

にこ「まあできなくはないけど……どうしてまた?」

海未「ええと、最近何だか穂乃果の元気がないような気がして……」

にこ「なるほど。まあとりあえずその話はご飯を食べながらにしましょうか。長くなりそうだし」

海未「そうですね」

にこ「じゃあ少し待ってて」

海未「ありがとうございます」


235:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 22:56:56.50 ID:PJPm+r4I.net
───

にこ「それで?」

海未「はい。その、穂乃果の元気がないのは私のせいなんじゃないかと思いまして……」

にこ「どうしてよ?」

海未「ただ自意識過剰なだけかもしれませんが、何だか最近私を避けているような気がするんです」

海未「やはり私に怪我を負わせてしまったことに罪悪感を感じているのではと思いまして」

にこ「まあ穂乃果なら内心ではそういうこと結構気にしてるかもね」

海未「だから穂乃果に何かしてあげたいんです。穂乃果の気を晴らすことができるような何かを」

海未「そうしたらこの前穂乃果が教室で編み物をしていまして」

にこ「穂乃果が!?」

海未「私もびっくりしたんですが、何だかピンと来たんです。穂乃果に私から手編みの何かをプレゼントしようと」

にこ「直感ってやつね。まあいいんじゃない?マフラーなら比較的簡単だし海未なら飲み込みも早いしすぐにできるようになりそうだし」

海未「そうでしょうか?」

にこ「ええ。この私が保証するわ」

海未「では教えて頂けるのですか?」

にこ「もちろん!にこにできることなら何でもするって言ったでしょ」


236:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 22:57:56.61 ID:PJPm+r4I.net
海未「ありがとうございます、にこ!」ギュッ

にこ「きゅ、急に手を掴まないでよ」ブンブン

海未「嬉しさのあまりつい……すいません」パッ

にこ「あっ……べ、別にそれは構わないけど……」

にこ「それよりやるならさっそく始めましょうか」

海未「今から教えてくれるんですか?」

にこ「ここまで来たついでだし」

海未「ですがもう時間も時間ですし、ご家族が心配なさるのでは……」

にこ「う~ん、じゃあ今日は手短に教えてあげるからとりあえず今日明日で必要なものとかを準備しておきなさい」

にこ「後は明日以降教えていくから」

海未「はい!ありがとうございます」

にこ「とりあえず食器洗っちゃうから少し待ってて」

海未「私も手伝います」

にこ「別にいいって」

海未「二人でやった方が早く片付く、ですよ」

にこ「まったく。分かった、じゃあ早く済ませちゃいましょう。それから、ね?」

海未「ええ」

にこ「厳しく行くわよ~。なんてったってこのにこにーが教えてあげるんだから中途半端な出来は許さないんだから!」

海未「はい!」

~~~~~~~~~~


237:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 22:58:57.34 ID:PJPm+r4I.net
海未「私もそこまで綺麗にできたとは思えませんが精一杯気持ちを込めて編みました」

海未「受け取って貰えますか?」

穂乃果「もちろんだよ!」

穂乃果「海未ちゃんありがとう!それにごめんなさい!」

海未「私も心配をかけてしまいましたね。すいません」

海未「マフラーもありがとうございます」

海未「もう足も大丈夫ですから」

穂乃果「う~~、海未ちゃーん!」ギュー

海未「穂乃果、危ないですって……」

穂乃果「えへへ」

海未「やっぱり穂乃果は笑顔が一番ですね」ギュッ

穂乃果「あったかい……それになんだか安心するなぁ……」

海未「私もです……」


238:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 22:59:57.82 ID:PJPm+r4I.net
───

ことり「よかった、二人とも元気になって」

ことり「でもなんだかことりも嫉妬しちゃうかも」

ことり「……な~んて、みんなが仲良くいられればそれが一番だよね」

ことり「ことりも後で海未ちゃんにギューッってしようかなぁ」

穂乃果「あ、ことりちゃーん!」

海未「ことり!?まさか見ていたんですか?」

ことり「うん、ばっちりと。二人とも目が赤いよ、うさぎさんみたい」クスクス

海未「なんだか恥ずかしいです……///」

穂乃果「ことりちゃんありがとう!ことりちゃんのおかげだよ!」

ことり「頑張ったのは穂乃果ちゃんじゃない?」

穂乃果「そんなことないよ。ことりちゃんが居たから仲直りできたの!」

海未「別にケンカしたわけではないですがね」

穂乃果「いいのいいの。ありがとうことりちゃん!」ギュー

ことり「穂乃果ちゃん……」


239:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/15(月) 23:00:59.51 ID:PJPm+r4I.net
穂乃果「ほら、海未ちゃんも」グイッ

海未「そんな引っ張らなくても」ギュー

ことり「海未ちゃん……」

穂乃果「ことりちゃんのおかげ、これからもまたこうやって迷惑かけちゃうかもしれないけど一緒にいてくれる?」

ことり「もちろんだよ!」

海未「ことり、私からもありがとうございます」

海未「私もこれからずっと一緒に居たいです。一緒に居てくれますか?」

ことり「そんなの当り前だよ!」

穂乃果「ありがとう、二人とも!」

穂乃果「二人ともだーーいすきっ!!!」ギューッ


作戦その9:プレゼント大作戦

おわり


247:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 22:30:13.86 ID:vgoi4b1c.net
番外編作戦:音楽でリラックス(真姫編)


───放課後

真姫「海未、ちょっといい?」

海未「どうしましたか?」

真姫「新しい曲ができたからちょっと聞いてほしいの」

海未「はい、分かりました。ではさっそく」

真姫「それがね、この私としたことがデータが入ってる音楽プレイヤーを忘れてしまって……譜面は手元にあるからよかったら音楽室に来てくれる?直 接弾いてみせるわ」

海未「真姫が忘れ物とは珍しいですね。では音楽室に行きましょうか」

真姫「ええ。わざわざ悪いわね」

海未「いえ、全然構いませんよ。真姫のピアノも聞けますし。私は真姫の弾くピアノが大好きですから」

真姫「そ、そう?」

海未「ええ、ほら早く行きましょう」

真姫「え、ええ」

真姫(花陽やにこちゃんが最近海未が疲れてるって言ってたし私のピアノで少しでも癒してあげられればいいんだけど……)


248:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 22:31:12.41 ID:vgoi4b1c.net
───音楽室

~♪

真姫「どうかしら?」

海未「……」

真姫「海未?」

海未「!」

海未「すいません。とてもよかったと思いますよ」

真姫「嘘。今少し寝てたでしょ」

海未「す、すいません……」

真姫「別にいいの。でも海未、最近疲れてるんじゃない?花陽たちも心配してたわよ?」

海未「そうでしたか……」

真姫「もともと頑張ってたのに生徒会も始めて忙しいんでしょ?少し休んでてもいいのよ?なんなら私がピアノを弾いてあげるけど」

海未「い、いえ、大丈夫です」


249:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 22:32:14.64 ID:vgoi4b1c.net
真姫「無理しないほうがいいわよ。体を壊したら元も子もないでしょ」

海未「ですが今は新しい曲を聴きたいです。歌詞を考えたりもしたいので」

真姫「でも……」

海未「最近は結構慣れてきましたし疲れも取れてきてると思うんです」

真姫「そう?」

海未「ええ。気にかけてくれてありがとうございます」

真姫「分かった。じゃあもう一回弾くから」

海未「お願いします」


~♪


海未(綺麗な音色……心が洗われるようです)

海未(歌詞も浮かんできそうですね)


~♪


250:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 22:33:16.02 ID:vgoi4b1c.net
──────

海未「わざわざありがとうございました」

真姫「いえ、別に。こっちこそごめんなさい。明日プレイヤー持ってくるから」

海未「はい。でもなんだかもう歌詞が浮かび始めてまして」

真姫「すごいわね。じゃあまた明日改めて」

海未「はい」


真姫(あれ……?)

真姫(結局普通に曲合わせしただけじゃない!)

真姫(花陽たちにも頼まれたのに……)

真姫(海未を休ませてあげるどころかあの様子じゃ夜遅くまで作詞し続けそうなんだけど……)

真姫(私としたことがとんだ失敗を……つい海未に流されてしまったわ)

真姫「まったく、海未も少しは休みなさいよ」


作戦番外編:真姫編

おわり


251:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 22:35:21.31 ID:vgoi4b1c.net
作戦番外編:ラーメンを食べようよ(凛編)


凛「海未ちゃーん!一緒にラーメン食べに行こうよ!」

海未「凛が私を誘ってくるとは珍しいですね」

凛「なんか最近疲れてるみたいだったから……おいしいものを食べて元気を出してほしいなって」

海未「そうでしたか……ありがとうございます」

凛「かよちんや真姫ちゃんも心配してたよ?」

海未「すいません。そんなに疲れてるように見えますか?」

凛「う~ん。パッと見はそんなに変わらないんだけど海未ちゃん忙しそうだし……」

海未「そうですか、私は大丈夫ですよ。ちゃんと休むようにしてますし」

凛「そう?」

海未「ええ、それよりラーメンでしたよね。せっかくですし、たまにはご一緒させて頂きます」

凛「本当!?海未ちゃんありがとー!」スリスリ

海未「ちょっと凛!?急に抱き着いてこないでくださいって」

凛「ほら、早く行くにゃー!」

海未「まったく、慌てなくてもラーメンは逃げませんよ」


252:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 22:36:28.49 ID:vgoi4b1c.net
───

海未「でもなぜラーメンなのですか?」

凛「やっぱりおいしいものを食べるのが一番かなって」

海未「なるほど」

凛「この前おいしいところ見つけたの。楽しみにしててね?」

海未「はい。凛が言うのなら期待できます」

凛「えへへー、そうかにゃー?」

凛「こっちだよ」ルンルン

海未「はい」

──────

海未「まだですか?」

凛「もうちょっと~」

海未「楽しみです」

凛「凛も!絶対気に入ってくれると思うよ」

海未「程よくおなかも空いてきましたね」

凛「ここまで歩いてくるのがいい運動になったにゃー」

海未「そうですね」


253:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 22:37:44.10 ID:vgoi4b1c.net
──────

海未「……あの、凛?」

凛「もうちょっとだよ、もうちょっと」

海未「この道、さっきも通りませんでした?」

凛「そ、そうかにゃー?」アセアセ

海未「……凛、まさか道に迷ったんですか?」

凛「そんなことない、よ?」

海未「なぜ疑問形なんですか」

凛「いやー、なんでだろう?」アハハ

海未「……凛、正直に言ってください。迷いましたよね」

凛「……はい」

海未「……それなら早く言ってください。別に怒ったりしませんから」

凛「ごめんなさい」シュン

海未「謝る必要はないですよ」


254:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 22:38:46.64 ID:vgoi4b1c.net
凛「凛が行こうって連れてきたのに迷子になったんじゃ振り回して迷惑かけちゃっただけだから、言い出 せなくて……」

海未「いいんですよ。それより知ってる場所に出ましょう。ここがどのあたりか分かりますか?」

凛「う~ん、よく分からないや」

海未「元来た道を戻るにしても、それもわかりませんね」

凛「ど、どうしよう」

海未「落ち着いてください凛。太陽の位置などからおおよその方角は分かります。ひたすら一方向に向かえば知ってる道に辿り着くはずです」

凛「本当に!?」

海未「ええ、行きますよ」

凛「うん」


255:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 22:39:52.73 ID:vgoi4b1c.net
──────

海未「結構歩きましたがまだ知ってる道に出ないとは……」

凛「うう、凛のせいで……」

海未「泣かないでください凛。泣いていても何もありません、今は歩きましょう」

凛「そう、だね。でもなんでこういう時に限って人もいないんだろう?」

海未「しょうがないです。せめて大通りに出られれば何とかなりそうですが」

凛「うん……って、あ!」

海未「どうしました凛?」

凛「ここだよ、凛が連れて行きたかったラーメン屋さん」

海未「偶然辿り着いたみたいですね」

凛「もう歩き疲れておなか空いたにゃー」

海未「せっかくですし食べていきましょうか。店主さんに大通りまでの道を教えてもらえば帰れるはずですし」

凛「そうするにゃー!」


256:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 22:40:57.03 ID:vgoi4b1c.net
凛「何はともあれ結果オーライってやつだにゃ」

海未「ふふ、そうですね」

凛「海未ちゃん、お詫びにラーメン奢るね」

海未「そんなこといいですよ」

凛「ええ、気にしなくていいのに~。海未ちゃん、ここは素直に甘えるべきだよ!」

海未「わ、分かりましたよ……」

凛「分かればよろしい。ほら、早く行くにゃー!」

海未「引っ張らないでください、凛ー!」


番外編作戦:凛編

おわり


261:名無しで叶える物語(関西地方)@\(^o^)/:2015/06/16(火) 23:37:13.23 ID:eUEI6Um3.net
最高にゃ…


264:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/17(水) 22:23:14.81 ID:8znxjVAc.net
作戦その10:甘え倒そう


穂乃果「今度は逆にこっちからいっぱい甘えてみるっていうのはどう?」

ことり「逆に甘える?」

穂乃果「そうすれば連られて海未ちゃんも甘えてくれるかも」

ことり「そ、そうかなあ?」

穂乃果「やるだけやってみようよ」

ことり「だんだん目的を見失ってるような気が……」

穂乃果「よーし、いっくぞ~」

ことり「ほ、穂乃果ちゃ~ん」アセアセ


265:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/17(水) 22:24:15.64 ID:8znxjVAc.net
───

穂乃果「海未ちゃーん!」

海未「穂乃果にことりですか」

穂乃果「穂乃果だよ!何してるの?」

海未「今後の練習メニューを考えていまして」

穂乃果「そっかー、いつもありがとー!」ギュッ

海未「急に抱き着いてこないでくださいって」

ことり「ありがとう海未ちゃん」ギュッ

海未「ことりまで……」

ことり「えへへ~、なんだかそんな気分で~」

海未「気分ですか……」

穂乃果「いいじゃんいいじゃん!」

海未「穂乃果はいつもな気がしますが」


266:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/17(水) 22:25:32.06 ID:8znxjVAc.net
穂乃果「まあまあ、海未ちゃんもたまにはいいんだよ?甘えてきても」

海未「わ、私は大丈夫です!」

ことり「そんなに意地張らないで~」

海未「張ってません!」

穂乃果「またまた~。穂乃果は海未ちゃんにもっと甘えてほしいな~」

ことり「いつもことりたちが甘えてばっかりだもん。たまには甘えてきてよ~」

海未「そういうのは……」

穂乃果「え~、どうして?」

海未「その……そういうことに慣れていないというか何というか……」

穂乃果「だからこそだよ!海未ちゃんも人に甘えることを覚えた方がいいよ!」

海未「穂乃果は甘えすぎですよ……」

穂乃果「そ、そんなこと……ない、よね?」

ことり「うん。ことりは嬉しいよ?」

海未「ことりは穂乃果に甘すぎます……」

ことり「まあまあ。ことりは海未ちゃんにも甘えてほしいな~って思うんだけど」

ことり「ダメ、かなぁ」ウワメズカイ

海未「うっ」

穂乃果「ねぇ」キラキラ


267:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/17(水) 22:26:26.73 ID:8znxjVAc.net
海未「む、無理です!恥ずかしすぎます!」

穂乃果「え~、なんで~?」

ことり「別に何も恥ずかしくないよ?私たちだってまだまだ子供なんだから」

穂乃果「そうだよ。海未ちゃんお母さんとかにもそういうことしたことないの?」

海未「私はそういうのはあまり……」

穂乃果「海未ちゃんのお母さんすごい優しいじゃん」

海未「二人に甘すぎるんですよ」

海未「それに小さいころから私にとって母は日舞の師範でもありましたし……」

ことり「そっか~。でもお母さん寂しそうにしてたよ?」

海未「母がですか?」

ことり「うん。やっぱり自分の娘には甘えてほしいんじゃないかなぁ?」

穂乃果「穂乃果達も寂しいよ~」

ことり「だから、ね?」

海未「いや……ですが……」


268:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/17(水) 22:27:29.44 ID:8znxjVAc.net
穂乃果「海未ちゃ~ん」スリスリ

ことり「海未ちゃ~ん」スリスリ

海未「二人ともやめてくださいよ」

ことり「だって海未ちゃん、ずっと頑張ってるから疲れてないか心配なんだもん」

穂乃果「いつも迷惑かけて、それでもずっと一緒に居てくれて」

穂乃果「恩返しがしたいの」

海未「穂乃果……ことり……」

ことり「海未ちゃん、いつもありがとう」ギュー

穂乃果「いつも迷惑かけててごめんね」ギュー

海未「二人とも」ダキッ

海未「私は迷惑だなんて思ったことないですよ」

海未「それに、全部やりたいからやってるんです。嫌だなんて思ったことは一度もありません」

海未「それに私は二人とずっと一緒に居たいって言ったじゃないですか。絶対に二人を見離したりはしませんよ」


269:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/17(水) 22:28:33.68 ID:8znxjVAc.net
穂乃果「海未ちゃん……」ギュー

ことり「海未ちゃーん」ギュー

海未「二人とも甘えん坊ですね。今だけですよ」ヨシヨシ

穂乃果「やっぱり海未ちゃんにギュッてしてもらうと安心するなぁ」

ことり「うん。海未ちゃんの優しさが伝わってくるみたい」

海未「そ、そうですか?」

穂乃果「海未ちゃん、いつも叱ってくれてありがとう。海未ちゃんが居るから穂乃果は前だけを見て走れるんだ」

ことり「ことりからもありがとう。いつも色々手伝ってくれたり、私たちのために厳しく指導してくれてありがとう」

海未「全く。最近そればかりじゃないですか?」

穂乃果「何回ありがとうって言っても言い足りないからね」

ことり「これからも何回でも伝え続けるよ」

海未「では私もこれから先、二人に貰った感謝をしっかり返せるように努めさせてもらいますね」

穂乃果「うん」

ことり「これからもよろしくね」

海未「はい」


270:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/17(水) 22:29:55.94 ID:8znxjVAc.net
──────

穂乃果「あれ?結局穂乃果達が甘えただけじゃない?」

ことり「うん。つい海未ちゃんに抱きしめられちゃって甘えちゃったよ~」

穂乃果「なんで海未ちゃんはあんなに人を甘えさせるのが上手なんだろう」

ことり「飴と鞭ってやつかな?」

ことり「厳しくも優しい、そんな感じ?」

穂乃果「なるほど……」

穂乃果「海未ちゃんの場合はその鞭も愛の鞭だもんね。つい文句言っちゃうけど穂乃果のこと考えてくれてるのはよく分かるもん」

ことり「そうだね。だから頑張れるんだよね~」

穂乃果「海未ちゃんは人を甘やかす天才だね」

ことり「なんか人聞きが悪いよ、それ」

穂乃果「あはは、たしかにそうだね」

ことり「じゃあなんだろう?」


271:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/17(水) 22:30:50.67 ID:8znxjVAc.net
穂乃果「う~ん、なんかお姉ちゃんって感じ?」

ことり「なるほど~」

ことり「でも絵里ちゃんたちとはまた違うタイプのお姉ちゃんだよね~」

穂乃果「同い年のはずなのにね」

ことり「それが海未ちゃんの魅力だよね~」

穂乃果「ほんとほんと!いつも面倒見てくれて、もはやお母さんだよ」

穂乃果「いつも気にかけてくれてほんとに感謝してるし」

ことり「そっか~。でもことりにとってはやっぱり王子様かなぁ~」

穂乃果「昔お姫様ごっことかやってもいつも王子様役だったもんね」

ことり「小学校の時もクラスの演劇で男の子を差し置いて王子様役に推薦されたりしてたよね」

穂乃果「海未ちゃんいつもカッコいいからね~」

ことり「いつもことりたちのこと助けてくれて……本当の王子様みたいで……」

ことり「だからこそたまに見せる可愛い所のギャップが本当にたまらなくて~」

穂乃果「分かる分かる!」


272:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/17(水) 22:31:59.11 ID:8znxjVAc.net
ことり「ことりは恥ずかしがり屋さんなところも可愛くて大好きだな~」

穂乃果「でもライブでは誰よりもノリノリなんだよね」

ことり「そう!そういうところが海未ちゃんの魅力だよね!」

穂乃果「海未ちゃん真面目だからね~。ファンのためにって頑張ってるところに穂乃果もキュンってしちゃうよ」

ことり「ことりも!」

穂乃果「やっぱり私たちって海未ちゃんの全部が大好きなんだよね!」

ことり「もちろんだよ!」

ことり「この前も久しぶりに海未ちゃんの涙も見ちゃったし……」

ことり「あの時の海未ちゃんも目が赤くなっててその上照れて顔まで赤くしちゃって本当に可愛かったな~」

穂乃果「ほんとだよね~。海未ちゃんには悪いけど穂乃果も泣いてる海未ちゃんも好きかも」

穂乃果「それにさ……」


─二人の海未ちゃんかわいい談義はやはりなかなか終わらないのであった


作戦その10:甘え倒そう

おわり


273:名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/:2015/06/17(水) 22:42:53.83 ID:QdMUMcAG.net
乙です
毎日書いてくれて水晶体が喜んでる!


280:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/18(木) 22:26:47.29 ID:wx1zVXU+.net
作戦その11:三人でお泊り会・その2


穂乃果「ことりちゃん、海未ちゃん。よかったら今度の休みに穂乃果の家に泊まりに来ない?」

ことり「うん、私はいいよ」

海未「また急ですね」

穂乃果「うん、この前のお礼みたいなものかな」

海未「まあ穂乃果も元気になりましたし、しばらくあまり話せていなかったので嬉しいです」

穂乃果「そうかそうか~、寂しかったんだ~」ニヤニヤ

海未「そ、……そうですよ!悪いですか!」

穂乃果「海未ちゃん……」

ことり「かわいい~」

海未「茶化さないでください!」

海未「……私だって二人がいないと寂しいんです」ボソッ

穂乃果「何か言った?」

海未「い、いえ、何でもないです」

穂乃果「じゃあ今度の休みにね」

ことり「うん、楽しみにしてるね」

海未「私もです」

穂乃果「穂乃果も!」


281:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/18(木) 22:27:48.04 ID:wx1zVXU+.net
──────

───土曜日昼・高坂家

穂乃果「いらっしゃい二人とも」

ことり「こんにちは、穂乃果ちゃん」

海未「お邪魔します」

穂乃果「あがってあがって。お菓子持ってくるから穂乃果の部屋で待ってて」

ことり「うん、じゃあ行こうか海未ちゃん」

海未「はい」

海未「そういえばご家族は?」

穂乃果「お父さんとお母さんはお店に、雪穂は亜里沙ちゃんと遊びに行ったよ。夜ご飯までには帰ってくると思うけど」

ことり「そっか~、二人とも本当に仲良しだね~」

穂乃果「まったくだよー、じゃあ待っててね」

ことり「はーい」


282:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/18(木) 22:28:54.06 ID:wx1zVXU+.net
───

穂乃果「お待たせー」

海未「お構いなく」

穂乃果「たまにはお饅頭以外にもって思って色々持ってきたよ」

ことり「ありがとう、ことりもマカロン持って来たの。よかったらどうぞ」

穂乃果「ありがとうことりちゃん。和菓子以外の物が食べたかったんだよ~」

ことり「喜んでくれて良かった」

海未「和菓子だっておいしいじゃないですか」

穂乃果「さすがに飽きてくるよー」

海未「はいはい。とりあえず、宿題を終わらせてしまいましょうか」

ことり「うん、そうだね」

穂乃果「えー、せっかく来たのに……」

海未「時間はまだまだあります。早く終わらせてしまえばいいだけです」

穂乃果「ぶー」

海未「分からないところはしっかり教えてあげますから、早く終わらせていっぱい楽しみましょう」

ことり「ことりも協力するから」

穂乃果「分かったよー……」

海未「ではまずは……」


283:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/18(木) 22:30:01.59 ID:wx1zVXU+.net
──────

穂乃果「時間が流れるのはあっという間だねー、もう夜だよ~」

ことり「時間の流れが早く感じるよ」

穂乃果「宿題やって、新曲の話して、ご飯食べて、お風呂に入って、まだまだ話したいのに時間が足りないよ」

穂乃果「そうだ!海未ちゃん、ことりちゃん、明日は練習もないし少し遅くまで起きてようよ」

海未「夜更かしはあまりよくないですよ」

穂乃果「まあまあそういわないで。最近あんまり話せてなかったからいっぱいお喋りしたいって言ってたじゃん。穂乃果ももっと海未ちゃんとことり ちゃんとお話ししたいの」

ことり「少しぐらいいいんじゃない?」

海未「……少しだけですよ」

穂乃果「よーし、朝までいっぱい話そう!」

ことり「うん!」

海未「あ、朝までですか!?」

穂乃果「いっぱい話したいことがあるの!ね?」

ことり「ことりも!」


284:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/18(木) 22:30:50.93 ID:wx1zVXU+.net
海未「分かりましたよ。こうなったらとことん付き合います」

穂乃果「そう来なくっちゃ!」

穂乃果「じゃあ、海未ちゃん真ん中ね」

海未「私がですか?」

ことり「そう、それで両隣が私たち。いっぱいお話ししよう?」

穂乃果「じゃあお布団引いちゃおっか」

海未「穂乃果はベッドがあるじゃないですか」

穂乃果「いいじゃん。三人で一緒に寝たいの」

ことり「ことりも海未ちゃんと穂乃果ちゃんと一緒に寝たいな」

海未「狭くないですか?」

穂乃果「テーブルをどかせば何とかなるよ。ほら早く」

ことり「はーい」


285:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/18(木) 22:31:58.18 ID:wx1zVXU+.net
──────

穂乃果「あのね、穂乃果ね、二人には本当に感謝してるんだ」

海未「?」

穂乃果「ずっとこんなにドジでダメダメな穂乃果と一緒にいてくれて」

穂乃果「二人が居てくれるから私はやりたいことを迷わずにやれるの」

穂乃果「こういうと甘えてるだけかもしれないけど、いつも二人がついていてくれるから何でもできるんだと思うんだ。

一人じゃ到底できないようなことも三人だったから乗り越えられるんだと思う。

二人は私がみんなを引っ張っていってるっていうけど私は二人が私の背中を押しってくれてるって思ってるよ。小さい時からずっと……

それに今はμ'sのみんなが、応援してくれるみんなが居てくれるし」

海未「穂乃果……」

ことり「穂乃果ちゃん……」

穂乃果「この前みたいに迷惑かけちゃうかもしれないし、大変なことや危険な目にも合わせちゃうかもしれない。それでもこれからもずっと穂乃果と一 緒に居てくれる?」

海未「そんなこと……」

ことり「決まってるよ」


286:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/18(木) 22:33:03.20 ID:wx1zVXU+.net
ことり「私もね二人にずっと引っ張ってもらってばっかりで何にもできないって、そう思ってたの」

ことり「でも、私も変われたと思うんだ。

二人みたいに先頭を切っていくことはできなくてもみんなの支えになりたいって、ただ後ろをついていくだけじゃイヤだって思えるようになったの。私 は皆の支えになれてるかな?」

海未「当たり前です」

穂乃果「穂乃果はことりちゃんは後ろをつい来てるだけだなんて思ったことないよ」

ことり「そうかな?」

穂乃果「ことりちゃんはμ'sに欠かせない大事な仲間だし、穂乃果もいてくれないと困っちゃうよ」

海未「そうですよ、ことりの優しさはみんなの癒しです。私は少し厳しくし過ぎてしまうところもありますし」

ことり「穂乃果ちゃん……海未ちゃん……」

海未「まあ、穂乃果には少し甘すぎる気はしますが」

穂乃果「そんなことないよね?」

ことり「そうだよ。海未ちゃん嫉妬してるの?」

海未「そんなわけ……」


287:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/18(木) 22:34:38.36 ID:wx1zVXU+.net
海未「私もこの際ですし伝えておきます」

海未「私も二人には感謝しています。

穂乃果は一緒に並んでいてくれると言いますが、私が一緒に並んで歩けるのは穂乃果とことりだからなんだと思うんです。二人は私が持っていないよう なものをたくさん持っていて……」

海未「そんな二人が居てくれるから私は前に進めるんです。この二人と居れば怖いものなんてない、どんな壁だって乗り越えられるって、そう思えるん です」

海未「私も結局二人に依存してるんですよね」

穂乃果「海未ちゃん……」

海未「私だって二人と離れるなんてイヤです。でも、いつかは離れてしまう日が来るって思うと寂しくて、悲しくて、それに怖いんです」

海未「結局私は昔から臆病で……アイドルを始めて少しは変われたかと思ったのですが……」

穂乃果「大丈夫、私たちはずっと一緒だよ」ギュッ

ことり「たとえ目指す道が違くてもバラバラになんてならないよ」ギュッ

海未「二人とも……」

ことり「たまには泣いてもいいんだよ?」

穂乃果「いつもがんばってるのはよく知ってるから」

海未「うぅっ、ごめんなさい……」ポロポロ

穂乃果「大丈夫だよ」ナデナデ

ことり「よしよし」ナデナデ


288:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/18(木) 22:35:45.70 ID:wx1zVXU+.net
──────

海未「二人とも、ありがとうございます」

ことり「いいのいいの」

穂乃果「そうそう」

海未「でもなんだか恥ずかしいのにそれと同時にとてもスッキリした気がします」

穂乃果「そっか、よかった」

海未「さあ、それじゃあ湿っぽいのはおしまいにして朝までしゃべりますよ!」

穂乃果「お~、やる気だね。穂乃果も負けないよ!」

ことり「ことりだって」

穂乃果(海未ちゃん、元気が出たみたい)

ことり(すごくいい顔してる)

穂乃果「海未ちゃん、大好きー!」ギュー

ことり「私も大好きー!」ギュー

海未「私も二人が大好きです!」ギュー


289:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/18(木) 22:36:58.70 ID:wx1zVXU+.net
──────

───翌朝

穂乃果「ふわ~、よく寝た」

海未「穂乃果、真っ先に寝ましたよね」

穂乃果「そうだった!?」ギクッ

海未「あなたが言い出したんでしょう?」

ことり「あるあるだよね」

穂乃果「でも、海未ちゃん元気出たみたいだしよかったよ」

海未「いえ、夜更かししすぎて眠いです……」

ことり「大丈夫?」

海未「深夜テンションでおかしなことになってましたよ……」

穂乃果「普段夜更かししないからだよ」

海未「本来するものではありません」

ことり「まあまあ、今日は練習もないしお家でゆっくりしようよ」

穂乃果「そうだよ」

海未「……ええ、そうします」

海未(二人とも……ありがとうございます)


作戦その11:三人でお泊り会・2

おわり


290:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/18(木) 22:39:13.99 ID:wx1zVXU+.net
今日はここまでです
レスありがとうございます

明日で最後になります


302:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 22:28:07.52 ID:Jz/zMVxG.net
作戦その12:負担を減らそう


穂乃果「ことりちゃん、ちょっといい?」

ことり「どうしたの?」

穂乃果「何だかあんまり海未ちゃんを癒してあげられてないような気がするんだ」

ことり「そうかな?」

穂乃果「いつも穂乃果のせいで迷惑かけてるだけなんじゃないかな……」

ことり「そんなことないんじゃ……海未ちゃんも迷惑だなんて思ってないって言ってたし」

穂乃果「うん……。でも海未ちゃん優しいから穂乃果のためにそんなこと言ったんじゃ……」

ことり「穂乃果ちゃんなんだか変だよ?」

穂乃果「え?」

ことり「こんなにネガティブな穂乃果ちゃん見たことないよ。何かあったの?」

穂乃果「うん……実はね……」

穂乃果「海未ちゃんが最近弓道部のほうでいい記録が出せてないらしくて……」

ことり「海未ちゃんが……?」

穂乃果「弓道部の子達が話してるの聞いちゃって……」

ことり「そうだったんだ……」


303:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 22:29:11.51 ID:Jz/zMVxG.net
穂乃果「やっぱり穂乃果が負担を掛けてたのかな……」

ことり「そんなことないよ!海未ちゃんが穂乃果ちゃんを迷惑だなんて思ってないのはことりにも分かるよ」

穂乃果「なんで?」

ことり「海未ちゃんが本当に迷惑に思ってたらずっと一緒になんて居ないよ」

ことり「それに海未ちゃん嘘はつけないし海未ちゃんが言ったのは全部本心から思ってることだと思うの」

穂乃果「そう、かな?」

ことり「そうだよ!そうに決まってるよ!海未ちゃんを信じてあげて!幼馴染なんだから!」

穂乃果「ことりちゃん……」

穂乃果「ありがとう!元気出たよ」

穂乃果「そうだよね、私たちが海未ちゃんを信じてあげないと幼馴染失格だよね!」

ことり「うん!そうだよ!」

穂乃果「穂乃果はたとえ何があっても絶対に最後まで海未ちゃんとことりちゃんの味方でいる!ずっと信じてる!」

ことり「穂乃果ちゃん、ありがとう!」

穂乃果「でもやっぱり海未ちゃんは大変だと思うんだ。だから少しでも負担を減らしてあげたいんだ」

ことり「うん。そうだね」

穂乃果「だから自分でできることは自分でやる!宿題も生徒会のお仕事も!」

穂乃果「よし!穂乃果頑張るよ!」

ことり「私も手伝うよ!」

穂乃果「ありがとうー!」


304:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 22:30:11.40 ID:Jz/zMVxG.net
──────

───朝

穂乃果「海未ちゃんおっはよー!」

海未「穂乃果、おはようございます」

海未「まさか穂乃果がことりよりも先に来るとは……」

穂乃果「たまにはそんなことぐらいあるよ!」

海未「す、すいません」

ことり「二人ともおはよう」

穂乃果「ことりちゃん、おはよう」

海未「おはようございます」

ことり「ごめんね、遅くなっちゃったかな?」

海未「いえ、いつも通りのはずですよ」

穂乃果「ほら、早く学校行こう?」

海未「そうですね」


305:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 22:31:21.12 ID:Jz/zMVxG.net
──────

───学校

海未「穂乃果、今日は宿題があったはずですがちゃんとやってきましたか?」

穂乃果「当たり前だよ。ちゃんとお家でやらなきゃ宿題じゃないもんね」

海未「穂乃果が宿題を……?」

穂乃果「穂乃果だってやるときはやるんだよ!いつも二人に見せてもらってるだけじゃだめだからね」

ことり「穂乃果ちゃん偉~い」ナデナデ

穂乃果「えへへ~」クゥーン

海未「本来はこれが普通のはずですよ」

穂乃果「はっ!」

穂乃果「そうだよね……」

ことり「まあまあ。穂乃果ちゃん、これからもしっかり、ね?」

穂乃果「はーい」


306:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 22:32:26.72 ID:Jz/zMVxG.net
───授業中

海未(もう4時間目だというのに穂乃果が授業を寝ずに受けている……!?)

海未(いや、それが普通なんですよね)

海未(でもなぜ今朝から急にやる気に……?)

海未(まあ、いいことですよね)

先生「じゃあこの問題を……高坂、珍しく起きてるしやってみろ」

穂乃果「はい!」

穂乃果「……」

穂乃果「分かりません……」

先生「返事だけか。まあちゃんと起きてるしこれからもちゃんと授業を受けておけ」

穂乃果「はい……」

海未(まあ急に勉強ができるようになったりはしませんよね)


307:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 22:33:40.33 ID:Jz/zMVxG.net
──────

───昼休み

穂乃果「いっただっきまーす!」

海未「今日はお弁当なんですか?」

穂乃果「たまにはね。最近練習大変だししっかり栄養取らなきゃね!」

海未「そうですね」

穂乃果「あ!ことりちゃんの卵焼き!穂乃果のおかずと交換しない?」

ことり「いいよ、穂乃果ちゃん」

穂乃果「ありがとう!ことりちゃんの作った卵焼き大好きなんだ~」

ことり「そう?嬉しい~」

穂乃果「お弁当にすればおかずの交換もできるしやっぱりお弁当もいいよね」

海未「パンでもおかずを分けてもらってるじゃないですか……」

穂乃果「交換することに意味があるんだよ」

海未「そうでしょうか?」


308:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 22:34:59.37 ID:Jz/zMVxG.net
──────

───放課後

穂乃果「今日は生徒会の仕事があったよね」

海未「ええ」

穂乃果「じゃあ早く片付けて練習行こっか」

海未「はい」

穂乃果「今日は何をするの?」

海未「ええと確か今度の学校説明会用の資料のまとめと確認ですね」

穂乃果「よーし、頑張るぞー!」

ことり「おー!」


309:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 22:35:58.62 ID:Jz/zMVxG.net
───

穂乃果「ことりちゃん、こっちの資料まとめておいて」

ことり「うん」

穂乃果「海未ちゃんはこっちのデータの確認お願い」

海未「はい」

穂乃果「こっちは私がやっておくから」

海未「お願いします」


穂乃果「ええと、ここがこうだから……」

ことり「穂乃果ちゃん、資料まとめておいたよ」

穂乃果「ありがとうことりちゃん」

海未「こちらも確認終わりました。問題ありません」

穂乃果「ありがとう。こっちももう終わるから」

海未「お疲れ様です」


310:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 22:37:03.99 ID:Jz/zMVxG.net
──────

穂乃果「ふ~終わった~」

ことり「お疲れ様、穂乃果ちゃん」

穂乃果「疲れた~」

海未「よく頑張りました」

穂乃果「さあ、早く練習行こう」

海未「少し休んだほうがいいですよ」

穂乃果「大丈夫。頭使ったし早く体動かしたいの」

ことり「ほんとに大丈夫?」

穂乃果「うん。ほら、早く行こう?みんな待ってるよ」

海未「え、えぇ」


311:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 22:39:07.46 ID:Jz/zMVxG.net
──────

───練習中

海未「1、2、3、4!」

海未「穂乃果、いい感じですよ!」

穂乃果「はい!」

海未「1、2、3、4!」

海未「はい、今日はここまでです!」

海未「各自ストレッチをしておいてください」


穂乃果「ふぃ~疲れた~」

ことり「お疲れ様」

海未「穂乃果、なかなかいい感じでしたよ」

穂乃果「ありがとう」

海未「でも急にどうしたんですか?」

穂乃果「何が?」

海未「すごいやる気を感じます。いいことではありますがあまり張りつめすぎるのもよくないですよ」

穂乃果(海未ちゃんが言えたことじゃないじゃん。海未ちゃんだって頑張りすぎだよ)

穂乃果「別に何にもないよ。帰ったらゆっくり休むから大丈夫」

海未「そうですか?」

穂乃果「うん、大丈夫だって」

ことり「ほら、疲れてるだろうし早く帰ろう?」

海未「そうですね」


312:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 22:40:42.88 ID:Jz/zMVxG.net
───

穂乃果「ふ~疲れたよ~」

ことり「お疲れ様、穂乃果ちゃん」

穂乃果「やっぱり慣れないことはするべきじゃないよ~」

ことり「穂乃果ちゃん……」

穂乃果「分かってるよ!?これも海未ちゃんの仕事を少しでも減らすためだもん!明日からも頑張らなきゃ!」

ことり「じゃあお疲れのところだけど宿題やっちゃおう?」

穂乃果「宿題もあるのか~」

ことり「しっかり教えてあげるから」

穂乃果「うん。写すだけじゃ結局テストのときに海未ちゃんに頼っちゃうし自分でやらなきゃね」

ことり「終わったらお菓子もあるよ」

穂乃果「ありがとう、やる気出てきたよ」

穂乃果「よ~し、やるぞ~!」

ことり「頑張ろうね!」


313:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 22:41:56.73 ID:Jz/zMVxG.net
──────

───翌日・朝

穂乃果「おっはよーう!」

海未「おはようございます。二日続けてこんなに早くに来るとは」

穂乃果「穂乃果だってやればできるんだから!」

海未「三日坊主にならないようにしてくださいよ?」

穂乃果「分かってるよ~」

海未「それと今日の宿題は……」

穂乃果「それもちゃんとやってきたよ」

海未「穂乃果、本当に大丈夫ですか?熱でもあるんじゃ……」

穂乃果「ひどいよ!」ガーン

ことり「二人ともおはよう」

穂乃果「ことりちゃん、おはよう」

海未「おはようございます」

ことり「じゃあ、行こうか?」

穂乃果「そうだね」

海未「はい」


314:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 22:42:51.41 ID:Jz/zMVxG.net
──────

───数日後

海未(ここ数日穂乃果の様子が変です)

海未(こんなに毎日続けて宿題や生徒会の仕事をこなし授業中にもまったく寝ないとは……)

海未(いいことなんですが……)

海未(なんでしょうかこの気持ちは……)


315:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 22:43:54.75 ID:Jz/zMVxG.net
───

生徒会室

穂乃果「う~ん、今日も疲れたよ~」

ことり「お疲れ様、穂乃果ちゃん」ナデナデ

海未「最近は本当によく頑張ってますね。何かあったんですか?」

穂乃果「まあちょっとね」

海未「?」

穂乃果「まあいいじゃん。ほら早く練習行こう?」

海未「穂乃果、少しは休んだらどうです?」

穂乃果「なんで?」

海未「最近の穂乃果は働き過ぎじゃないですか?少しは体を休めないと体調を崩してしまいますよ?」

穂乃果「穂乃果は大丈夫だって」

海未「そうでしょうか?」

穂乃果「大丈夫!」

穂乃果(働き過ぎなのは海未ちゃんのほうだよ……)


316:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 22:44:59.27 ID:Jz/zMVxG.net
海未「ですが……」

穂乃果「いいの!なんでそんなに穂乃果のことばっかり心配するの?」

海未「穂乃果?」

ことり「穂乃果ちゃん……」

穂乃果「穂乃果からしたら海未ちゃんの方がよっぽど心配だよ!」

穂乃果「いつもいつも一人で全部背負い込んで、一人で頑張っちゃうんだもん!」

穂乃果「さっき海未ちゃんが穂乃果に言ったこと全部そのまま返したいよ!海未ちゃんが体壊しちゃうよ!」

穂乃果「だから海未ちゃんのために何かできないかってことりちゃんと一緒に色々やってきたの」

穂乃果「だけどいつも結局迷惑かけちゃうだけで、だからせめて自分の仕事は自分でやって、ちょっとでも海未ちゃんの負担を減らしてあげようと思っ たのに!」

穂乃果「なのになんで!なんでそんなに自分より他人を優先しちゃうの?なんで自分よりも穂乃果の心配をしてくれるの?」

穂乃果「なんで分かってくれないの?」

穂乃果「自分のことも大切にしてって言ったじゃん……」

穂乃果「海未ちゃんのバカ!分からず屋!」ダッ

海未「穂乃果!」


バタン!


海未「……いったいどういうことなんですか」

ことり「あ、あのね海未ちゃん……」


317:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 22:54:23.24 ID:Jz/zMVxG.net
───

海未「……そうだったんですか。今までのも全部私のためだったんですね」

ことり「うん、穂乃果ちゃんね海未ちゃんのことすごく心配してて……だから海未ちゃんのためにって」

海未「穂乃果が……」

海未「確かに私も何でも一人で頑張りすぎていたかもしれませんね」

ことり「それを伝える相手はことりじゃないんじゃないかな」

海未「そう、ですよね」

ことり「穂乃果ちゃんにしっかり伝えてあげて?」

海未「ですが私は穂乃果の気持ちも分かってあげられずに……」

ことり「大丈夫、今までだって何度喧嘩しても仲直りできたんだから」

海未「でも……」


318:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 22:55:56.59 ID:Jz/zMVxG.net
ことり「私はそんな二人が羨ましいなって思ってたの。喧嘩して仲直りして……」

ことり「私は海未ちゃんとも穂乃果ちゃんともほとんど喧嘩なんてしたことないし」

海未「羨ましがるようなことじゃないですよ」

ことり「ケンカするほど仲がいいって言うじゃん」

ことり「ことりはね、喧嘩するって相手と本気の気持ちでぶつかり合うことだと思うの。そしてそれは本当にお互いのことをよく知っているからこそで きるんだと思うんだ」

ことり「引っ込み思案な私はなかなか自分の本音を出せずにいつも周りの意見に流されて……」

ことり「自分の意見を主張するなんてできなくって、だから大の親友とでも喧嘩もできないし……」

ことり「それをただことりは優しい子だって他の人は言うけど……だから本気で言い合える二人が羨ましかったの」

海未「ことり……」

ことり「私にできるのは二人のお手伝いぐらい。謝る勇気がないなら励ましてあげる、それくらいしかできないの」

ことり「だから海未ちゃん、しっかり穂乃果ちゃんに今の想いを伝えてあげて。その想いは絶対に伝わるはずだから。そうすればきっと仲直りだってで きるから」

海未「……ありがとうございますことり」

ことり「うん。ほら、早く穂乃果ちゃんのところに」

海未「はい。ですがことりにも伝えておきたい想いがあるんです」

ことり「え?」


319:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 22:57:23.42 ID:Jz/zMVxG.net
海未「ことり、私とずっと一緒に居てくれてありがとうございます。こんな私が性格も真逆な穂乃果とこ とりと三人一緒に居られるのもことりのお陰なんです」

海未「ことりには感謝しかありませんね。私たちをめぐり合わせてくれて、支えてくれてありがとうございます」ニコッ

ことり「海未ちゃん……」ドキッ

海未「……では、穂乃果のところに行ってきますね」

ことり「……うん。きっと仲直りできるよ、応援してるから」

海未「はい。ありがとうございます」


320:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 22:58:53.02 ID:Jz/zMVxG.net
──────

───屋上

海未「……やはりここでしたか」

穂乃果「海未ちゃん……何か用」

海未「ええ、あなたにとても大切な用がありまして」

穂乃果「なに」

海未「……その、全部ことりから聞きました」

海未「今まで私のために色々とやってくれていたこと、私のことを心配してくれていたこと。それらに対する感謝」

海未「そして、私が穂乃果の気持ちに全然気づけなかったことを謝りに来ました」

穂乃果「……」


321:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 23:00:27.40 ID:Jz/zMVxG.net
海未「穂乃果、すいませんでした」

海未「穂乃果の言うとおり私は馬鹿でした。何年も一緒に居て穂乃果のことなら何でも分かると思っていました」

海未「でも実際には穂乃果の気持ちに全然気づいていなかった。私の慢心でした」

海未「それでも私は、これからも穂乃果とずっと一緒に居たいんです!」

海未「だから、私にこのようなことを言う資格はないかもしれませんが今回のこと本当に反省しています!できればこれからもずっと隣に居てくださ い!」バッ

穂乃果「海未ちゃん、顔あげてよ」

海未「ですが……」

穂乃果「いいからさ、ね?」

海未「は、はい」

穂乃果「海未ちゃん。穂乃果も言い過ぎちゃったよね、ごめんなさい」ペコリ


322:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 23:01:56.32 ID:Jz/zMVxG.net
海未「そんな!謝らなければならないのは私の方なんです。穂乃果こそ顔をあげてください」アセアセ

穂乃果「でも穂乃果だって海未ちゃんが心配してくれてたのにあんなこと言っちゃって……」

穂乃果「私もこれからもずっと海未ちゃんと一緒に居たい。だから今回のことは私は許すよ」

穂乃果「でも、海未ちゃんはこんな私のこと許してくれる?」

海未「そんなの当り前じゃないですか。私には穂乃果が必要なんです」

穂乃果「そっか、ありがとう」ニコッ

海未「……っ」ドキッ

海未(やはりこの笑顔には敵いませんね)


323:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 23:03:13.64 ID:Jz/zMVxG.net
穂乃果「でもこれからもいっぱい迷惑かけるかもしれなし穂乃果バカだからまた海未ちゃんのことを傷つ けちゃうかもしれない。それでもいいの?」

海未「当たり前ですよ。むしろ穂乃果はそれでいいんです」

海未「それに今回は完全に私が悪いです。私が穂乃果のことを傷つけてしまったんですから」

海未「でも私は穂乃果に頼られたいんだと思います。もっとたくさん構ってほしいんです」

海未「穂乃果が一人ですべてこなしていくのを見ていると穂乃果がどこか遠くへ行ってしまうような、そんな気がして……」

海未「寂しかったんです」

海未「変、ですよね」

海未「いつも自立しろとか言っておきながら私が穂乃果離れできていないんです」

穂乃果「いいの。私だって離れたくないもん」

穂乃果「私も海未ちゃんが必要なの。これからもいっぱい助けて貰うかもしれない」

穂乃果「だから嬉しいよ」ギュッ

海未「穂乃果……」グスッ

穂乃果「これからも穂乃果が迷惑をかけて、それでも海未ちゃんが助けてくれて、ことりちゃんが支えてくれる」

穂乃果「そうやってずっと一緒にいたいな」


324:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 23:04:30.83 ID:Jz/zMVxG.net
穂乃果「えへへ、二人に頼りっぱなしだね」

海未「そんなことありません。私もそう思っています」

穂乃果「ことりちゃんもそうだよね」

ことり「うん」

海未「よかったです。私たち三人とも同じことを思っていて」

海未「これからも三人ずっと一緒に……」

海未「って、ことり!?一体いつから!?」

ことり「全部ことりから聞きましたってあたりからかな」

海未「ほぼ最初からじゃないですか」

ことり「やっぱり気になっちゃって」

ことり「でも、ことりも嬉しいよ。海未ちゃんがそんなこと言ってくれて」

海未「///」カァァ

ことり「海未ちゃん照れてる。顔真っ赤だよ」

海未「見ないでください///」


325:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 23:05:35.59 ID:Jz/zMVxG.net
ことり「じゃあ私も、ぎゅー」ダキッ

穂乃果「ことりちゃーん」ギューッ

海未「二人で挟まないでくださいって///」

ことり「海未ちゃん今顔見られたくないって言うから。こうすれば顔見えないよ?」

海未「だからって……」

ことり「まあまあ」

穂乃果「ほら、これからも私たちずっと一緒だよ」ギュー

ことり「うん!」ギュー

海未「はい」ギュー

穂乃果「でも少しは穂乃果達のことも頼ってね?」

海未「そうですね」

海未「今までありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いしますね」


作戦その12:負担を減らそう

おわり


326:名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 23:09:12.29 ID:Jz/zMVxG.net
とりあえずこれでおしまいです

レスありがとうございました


327:名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/:2015/06/19(金) 23:12:04.34 ID:DhliGMAi.net
とても良かった
おつ


331:名無しで叶える物語(家)@\(^o^)/:2015/06/20(土) 00:49:36.91 ID:p+o8hZAO.net
今までおつ癒された
これからもよかったら書いてね


332:名無しで叶える物語(有限の箱庭)@\(^o^)/:2015/06/20(土) 01:04:01.92 ID:ZZ0Zx5v7.net

最高に癒されるスレだった


劇場版『ラブライブ!The School Idol Movie』挿入歌 「僕たちはひとつの光/Future style」
高坂穂乃果(新田恵海)・南ことり(内田彩)・園田海未 (三森すずこ) μ’s μ’s 高坂穂乃果(新田恵海) 南ことり(内田彩) 園田海未(三森すずこ)
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