2:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:24:02.16
ID:56xe2uM+
真姫「あら穂乃果ちょうどいいわね……ってなんか焦ってない?」
穂乃果「き、気のせいじゃないかなっ!別に飴玉を食べようなんて思ってないもんっ」
真姫「ふーん、そうことね。
……まぁ、別にいいわよ。元々穂乃果に渡そうと持ってきた物だし」
穂乃果「えっ、この飴玉穂乃果にくれるの!?」
真姫「あ、あのね!それ飴に見えるけど実は惚れ薬なのよっ!///」
穂乃果「え……ほ、惚れ薬!?」
真姫「え、ええ……たまたま!偶然!ちょっとした事故でできちゃったのよっ!」
穂乃果「じ、事故で惚れ薬作っちゃうなんてすごいね……」
真姫「で、でもまだ本当に効果があるかわからないの……」
穂乃果「えっ?そうなの?」
3:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:24:48.07
ID:56xe2uM+
真姫「そ、そこでなんだけど……ほ、穂乃果が効果を試してくれない?///」
穂乃果「穂乃果が?真姫ちゃんが自分でやったほうがいいんじゃないの?」
真姫「わ、私は冷静に効力があるかの記録を取らなきゃいけないのよ!
お願いっ!こんなこと頼めるのは穂乃果しかいないの……」
穂乃果「えぇ……でも……」
真姫「ちょっと飲んだ後、最初に見た人を好きで好きで好きで
たまらなくなるだけよっ!お願いっ!」
穂乃果「う、うーん……じゃあそこまで言うのなら……」
真姫「ほ、本当!?」パァァッ
穂乃果「うん!やっぱり真姫ちゃんには色々お世話になってるからねっ」
4:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:27:04.82
ID:56xe2uM+
真姫(や、やったわ!これで穂乃果が私を……・)ドキドキ
穂乃果「じゃあさっそく色んな人に飲ませて効果を試してくるね」スタッ
真姫(惚れさせた後はもっともっと飲ませて……)ブツブツ
穂乃果「じゃあいってくるねー!」
真姫(っといけないわ。顔に出ないようにしなきゃ……クールに、クールになるのよ)
ガチャッ バタンッ
真姫(そう……クールよ、冷静に……感情を覚まして……よしっ!)スーハスーハ
真姫「じゃ、じゃあ穂乃果早速なんだけど惚れ薬を……」
シーン
真姫「ほの……か?」
・
・
6:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:28:17.91
ID:56xe2uM+
穂乃果「まったく真姫ちゃんたら、後で怒られるのは穂乃果なのに……」
穂乃果「でもしょうがないよね、真姫ちゃんそういうの慣れてなさそうだし」
穂乃果「ここは穂乃果がちゃんと薬の効果を試してきてあげないとね!」
穂乃果「さてと最初は……まあ海未ちゃんだよねっ」
穂乃果「穂乃果に惚れてくれれば今日の宿題写させてくれるかもしれないし!
何より怒られ慣れてるからねっ」
穂乃果「そうと決まれば早速探さなきゃ!」
・
・
8:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:30:53.63
ID:56xe2uM+
教室
穂乃果「えーっと」キョロキョロ
海未「……」カキカキ
穂乃果「いたいた、ねえ海未ちゃん~」
海未「穂乃果?先に部室に行ってたんじゃないんですか?」
穂乃果「んっ、ちょっと色々あって戻ってきちゃったんだ。海未ちゃんは何してるの?」
海未「練習までまだ時間があるので、先に今日の宿題をすませておこうと思いまして」
穂乃果「さすが海未ちゃん!偉いねっ」
海未「そう思うなら穂乃果も私を見習って早く宿題を終わらせてください!」ジトー
穂乃果「うっ……」
海未「大体穂乃果はいつも期限ギリギリまでやろうとしないんですからっ!」
穂乃果(ま、まずい流れになっちゃった……!早くお薬飲ませないとっ)
10:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:33:13.23
ID:56xe2uM+
海未「どうせ今度の宿題だって……そうだ、いっそのこと練習終わりに穂乃果の家に行って……」
穂乃果「う、海未ちゃん!」
海未「いっそのこと泊り込んでみっちりしても……ん?なんですか?」
穂乃果「頑張ってる海未ちゃんに穂乃果からのご褒美だよっ!」
海未「ご褒美……?」
穂乃果「はいこれっ、とっても綺麗で美味しそうでしょ!」
海未「これは……飴ですか?」
穂乃果「そうだよっ、ほら遠慮しないで食べていいよ?」
海未「……いえ、私はやめておきます」
11:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:33:44.15
ID:56xe2uM+
穂乃果「ど、どうして!?」
海未「穂乃果がこういうことを言い出すときは絶対裏で何かある時ですから」ジトー
穂乃果「うっ!」ギクッ
海未「飴の対価に宿題写させてくれとか……」ジトー
穂乃果(び、微妙に鋭い!?……それなら)
穂乃果「あ!あそこ富士山が見える!」
海未「はい?」ポカーン
穂乃果(いまだ!)ヒョイッ
海未「むぐっ……!?」
穂乃果(えへへ、無理やり食べさせちゃった)
海未「……」ゴックン
穂乃果(食べさせちゃえばめろめろになって穂乃果に怒るどころじゃないもんね
穂乃果って賢い!)
12:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:35:28.57
ID:56xe2uM+
海未「……ほのか?」
穂乃果「どう飴の味は?何か変化ある?頭がぼーっとするとか!
穂乃果に優しくしたい気分になったとか!」ワクワク
海未「……そうですね」
穂乃果「うんうん!」ワクワク
海未「穂乃果にとってもお説教したい気分になりました」ニッコリ
穂乃果「うんう……へっ?」
海未「穂乃果っ!貴方はいつもいつも急に……!」ワナワナ
穂乃果「あわわわ……!に、逃げろー!」タッタッタ
海未「待ちなさいっ!私にだって文句の一つや二ついう権利があるはずです!」
穂乃果「ひ、一つや二つじゃ済まないでしょ!」
海未「それは穂乃果が悪いんですっ!私の気持ちも何も考えずに―――」
穂乃果「ひぃぃぃっ!」タッタッタッ
・
・
14:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:36:37.94
ID:56xe2uM+
空き教室
ガラララッ
海未「穂乃果っ!」
ことり「あっ、海未ちゃん」
海未「ことり……、穂乃果を見ませんでしたか?」キョロキョロ
ことり「穂乃果ちゃん?見てないけど……」
海未「そうですか、ありがとうございます」
ことり「それより穂乃果ちゃんがどうしたの?」
海未「いえ、ちょっと悪戯をされまして……」
ことり「あははっ、穂乃果ちゃんらしいね」
海未「今日という今日はきちんとお説教しようとしたのですが……」
ことり「逃げられちゃったってわけなんだね」
海未「ええ……こういう時の穂乃果にはいつも追い付けないんですよね……」
16:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:37:32.83
ID:56xe2uM+
ことり「体育の時はいつも海未ちゃんの方が早いのにね」クスクス
海未「本当に不思議です……っと、では私は穂乃果を探さなければいけないので」
ことり「穂乃果ちゃんも反省してると思うから、あまり怒らないであげてね?」
海未「むっ、まあ穂乃果の態度しだいですかね」バタンッ
ことり「……行っちゃったかな?」
ことり「もう大丈夫だよ穂乃果ちゃん」コンコン
ゴソゴソ
穂乃果「……もう海未ちゃんたらしつこい!」プハッ
17:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:38:56.88
ID:56xe2uM+
ことり「くすくす、海未ちゃんも素直じゃないからね」
穂乃果「まったく、飴玉くらい素直に受け取ってくれればいいのに!」プンプン
ことり「飴玉?」
穂乃果「うん、これなんだっ」ホイッ
ことり「わーっ、とっても綺麗な飴だね……これどこで買ったの?」
穂乃果「えっ!?買った場所?えーっと……も、もらい物だからちょっとわからないんだよね」アセアセ
ことり「そうなんだ~、こんな綺麗な飴玉初めて……」ジーッ
穂乃果(そうだ!もしかしたらことりちゃんなら効果あるかも!?)
穂乃果「ねね!じゃあこの飴玉一個いる?」
ことり「えっ、もらってもいいの?」
穂乃果「もちろんだよっ!ことりちゃんにはいつもお世話になってるんだもん!」
穂乃果(それにことりちゃんを惚れさせれば、美味しいお菓子を毎日作ってもらえるかも!)エヘヘ
18:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:40:32.17
ID:56xe2uM+
ことり「じゃあ……一個もらうね?」
穂乃果「うん!はいっ、あーん!」
ことり「ホ、ホノカチャン///」
穂乃果「ほらほら!穂乃果の指ごとがぶっといっちゃってもいいよ!」アーンッ
ことり「で、でも……///」
穂乃果「もう~!飴玉とけちゃうから早く早くっ!」
ことり「う、うん……あむっ///」
穂乃果「ええへ……んっ?」
ことり「んちゅっ……じゅる……」
穂乃果「ちょっ、ストップストップ!本当に穂乃果の指食べちゃダメーっ!」
ことり「んっ……あ!ご、ごめんね!つい……」
穂乃果「えへへ、やっぱりことりちゃんは天然だねっ」
19:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:42:13.39
ID:56xe2uM+
ことり「う、うん。ごめんね穂乃果ちゃん///」
穂乃果「それでどう?何か変わったところとかある?」
ことり「あ……とっても美味しかったよ?」
穂乃果「味以外に何かない?穂乃果がとっても可愛くみえて来たとか!」
ことり「ええっ?うーん、穂乃果ちゃんはいつもとっても可愛いと思うけど……」
穂乃果「そっかぁ……」
ことり「どうかしたの?」
穂乃果「あっ、何でもないよ!そういえばさ、ことりちゃんはここで何してたの?」
ことり「えっと、ちょっと考え事してて……ほら?ここって誰もこないから
だからゆっくり考えられるの」
20:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:42:51.55
ID:56xe2uM+
穂乃果「へぇ~、穂乃果もよく海未ちゃんから隠れるときはこの部屋なんだっ
人が来ないし静かでいいよね!」
ことり「くすくす、静かすぎて隠れてるうちに寝ないように気をつけなきゃだね」
穂乃果「さすがにここじゃ寝ないよ~!
それじゃあ穂乃果もういくねっ」
ことり「もうちょっとここにいるね、飴ありがとう穂乃果ちゃん」
穂乃果「うん!またあとでねーっ!」
ことり(穂乃果ちゃん……美味しかったなぁ)ドキドキ
・
・
21:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:44:04.54
ID:56xe2uM+
廊下
穂乃果(ことりちゃんにも効果なかったなぁ……)トボトボ
穂乃果(真姫ちゃんもちゃんと自分で試してくれればいいのに……)トボトボ
穂乃果(おかげで海未ちゃんにも怒られちゃったし……
よし!真姫ちゃんに抗議しちゃおう!)フンス
穂乃果(あわよくば宿題教えてもらっちゃおう!真姫ちゃんならできるよねっ)スタスタ
??「だ~れだ!」
穂乃果「えっ……うわわっ!」ドテッ
絵里「ほ、穂乃果!?大丈夫!?」
穂乃果「うぅ……急に目隠しされて……って絵里ちゃん……?」ジトー
絵里「そ、その……珍しく考え事してる穂乃果がいたから出来心でつい……ね?」
22:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:45:08.29
ID:56xe2uM+
穂乃果「……絵里ちゃん?」ムスッ
絵里「う……ごめんなさい……」
穂乃果「えへへ、なんてね!ちょっと驚いただけだから大丈夫だよ」
絵里「本当?もしも痛いところがあるなら一緒に保健室へ……」
穂乃果「平気平気!そうだ!それよりもこれあげるね」
絵里「飴玉?」
穂乃果「うん!もらい物なんだけどとっても美味しいみたいだから」ハイッ
穂乃果(結局ただの飴玉だったみたいだしいいよね)
絵里「で、でも受けとっちゃっていいのかしら……」
穂乃果「いつもお世話になってるそのお礼も兼ねてだから!」
絵里「そう?なら……あむっ」
穂乃果「どう?美味しい?」
23:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:46:12.02
ID:56xe2uM+
絵里「んっ……ええ、とっても美味しいわよ」
穂乃果「良かった~、ちなみにどこか変わったところとかはない?」
絵里「変わったところ……?特にないけど?」
穂乃果「それならいいんだっ。じゃあ穂乃果はいくね!」
絵里「穂乃果、さっきは本当にごめんね。飴とっても美味しかったわ」
穂乃果「今度またムニムニくれればいいよっ!またあとでねー!」タッタッタ!
絵里「ペリメニよっ!……もう何度言っても覚えないんだから」フフッ
・
・
25:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:47:26.06
ID:56xe2uM+
部室
ガチャッ
穂乃果「真姫ちゃんっ!……あれ?」
凛「あ!穂乃果ちゃんだにゃー」
花陽「真姫ちゃんならさっきどこかに行ったみたいだよ?」
穂乃果「そっか……教えてくれてありがとう!」
花陽「真姫ちゃんに何か用事なの?」
穂乃果「うん、ちょっと色々あってね」
凛「真姫ちゃんとっても急いでるみたいだったにゃ」
穂乃果(まさか最初から全部ウソで急いで逃げたとか!?こうしちゃいられないっ!)
穂乃果「ありがとう二人とも!……あ!お礼にこれあげるねっ」
凛「飴?」
花陽「綺麗です……」
27:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:48:12.74
ID:56xe2uM+
穂乃果「うん!遠慮しないでほらほらっ!」ハイッ
凛「ありがとう穂乃果ちゃん!あむっ……んー!これ飴美味しいにゃ!」
花陽「はむっ……えへへ、本当だね」
穂乃果「えへへ、ならよかった。ちなみに他には変化ない?」
凛「え?うーん、特にないよ?」
花陽「私も特にないけど……。どうかしたの?」
穂乃果「そっか、何でもない!じゃあ穂乃果いくね!」タッタッタ
バタンッ
穂乃果(花陽ちゃん、凛ちゃんにも効果なしかぁ……)
穂乃果(やっぱり騙されたんだっ!もう!)プンプン
穂乃果(でもおいしいのが救いかな……?)
穂乃果(よしせっかくだし途中であった人にあげちゃおうっ)
・
・
29:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:50:38.19
ID:56xe2uM+
三年教室
ガララッ
穂乃果「真姫ちゃん!」バーンッ
にこ「ぎゃっ!……ってなんだ穂乃果?驚かせるんじゃないわよ」
穂乃果「ごめんね。ちょっと急いでて」テヘヘ
にこ「放課後と言えど上級生の教室なんだからね、気を付けないと駄目よっ!」
穂乃果「えへへ、反省してます。そうだ!驚かせちゃったお詫びにこれあげるね」ハイッ
にこ「飴?へえー。とっても綺麗ね」
穂乃果「でしょ!味も中々なんだよっ。はい、あーん♪」
にこ「っ……自分で食べるわよっ!」パシッ
穂乃果「あー!にこちゃん冷たい!」
30:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:52:02.70
ID:56xe2uM+
にこ「知らないわよ、はむっ……」
穂乃果「どう?美味しいでしょ!」
にこ「んっ……中々ね」
穂乃果「みんなにもあげたんだけど好評だったんだよ?」
にこ「ふーん……んっ?」
穂乃果「あれ、どうしたの?」
にこ「え……あ……な、何でもないわよっ///」
穂乃果「え?顔が赤いけど……大丈夫?」
にこ「し、知らないわよっ!///な、なんで急に……///」
にこ(なんで急に穂乃果にこんなにドキドキするのよっ!///)
穂乃果「もしかして急に体調が悪くなったとか……?」ピトッ
にこ「なななな、あんた何してるのよっ!///」ドキドキ
31:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:53:42.55
ID:56xe2uM+
穂乃果「ふぇっ?おでこに手を当てて体温計ってるんだけど……」
にこ「な、なんでそんなことを……っ」ドキドキ
穂乃果「もう!にこちゃんが急に体調悪そうになっちゃったからだよっ!」
にこ「っ……いいから早く離しなさいっ!///」
穂乃果「だめだめ!風邪だったら大変だもんね。うーん、手じゃちょっとわからないかな……よし」コツン
にこ「~~~~~~~~~っ!///」ドキドキドキドキ
穂乃果「えへへ、やっぱりおでこ同士の方が分かりやすいね!熱は……ないかな?」
にこ(近っ……匂いも……なんでこんなに胸が……)ドキドキ
33:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:54:56.94
ID:56xe2uM+
にこ「ほ、穂乃果……」ボーッ
穂乃果「どうしたの?」
にこ(欲しい……穂乃果欲しい……っ……!)ドンッ
穂乃果「うわわっ!」ドテ
にこ「ね、熱がないってわかったなら離れなさいよっ!///」
穂乃果「ご、ごめんね。でも体調が悪いなら一緒に保健室に……」
にこ「疲れてるだけだから!気にしないでいいわよ……っ」
34:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:55:35.72
ID:56xe2uM+
穂乃果「でも急に……」
にこ「つ、疲れってのは急にくるのよ……!ほっといてどこか行きなさいよ……」ドキドキ
穂乃果「でも……」
にこ「っ……いいから早く!///」
穂乃果「う、うん!本当に辛かったらすぐに呼んでね!」
にこ「は、早く行ってっ!///」ドキドキドキ
穂乃果「は、はい!」タッタッタッ
にこ「っ……!こ、こんなの気の迷いよっ……!」
にこ(なんで穂乃果の顔が匂いが全てがこんなに愛しいのよっ……!)
にこ(なんなのよこれ……///)ドキドキ
35:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:57:54.68
ID:56xe2uM+
~~~~~
真姫サイド 廊下
海未「それで穂乃果はその惚れ薬を持って飛び出してしまったと……いうわけですね?」
真姫「ええ……そういうこと」
海未「そもそもなんでそんなものを作ろうとしたんですか?」
真姫「そ、そんなこと後でいいでしょ!それより今は穂乃果の行方よ!」
絵里「でもその惚れ薬って飴みたいな奴よね
穂乃果からもらって食べたけど何ともなかったわよ?」
ことり「私も……」
凛「凛たちももらったけど平気だったよ!」
花陽「ただの美味しい飴だったよね?」
真姫「……ある特定の状況では効果が出ないのよ。多分あなた達はそれね」
海未「特定の人とは?」
真姫「……惚れ薬を飲んだ後、最初に見た人のことが既に好きだった場合よ」
5人「!?」
36:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 19:59:06.32
ID:56xe2uM+
絵里「じゃ、じゃあもしかしてみんな……」チラッ
ことり「う、海未ちゃん達も……?」チラッ
海未「ち、違います!私は別に!///」
真姫「まさかこんなにライバルが……」
凛「ねえ、かよちん……もしかしてなんだけどかよちんも……?」
花陽「う……うぅ……///」
真姫「と、とりあえず!穂乃果を探さなきゃダメよ!」
絵里「そ、そうね……この話は追々しましょう」
ことり「うん……、そうだね」
海未「あ、あの!もしも穂乃果が誰かに既に薬を飲ませていた場合はどうなるんですか?」
真姫「それは大丈夫よ、きちんと解毒剤があるから」
絵里「ほっ……」
海未「安心しました……これ以上増える心配はないというわけですね」
ことり「そうだね」チラッ
真姫「ほ、穂乃果は上級生の教室に行ったみたいだし早く行きましょ?ほらほらっ!」タラタラ
凛(な、何だか怖いにゃ……)
37:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 20:00:14.12
ID:56xe2uM+
~~~~~
穂乃果サイド
穂乃果(にこちゃんどうしたんだろ?)
穂乃果(飴食べる前までは元気だったのに……)
穂乃果(もしかして飴の味が合わなかったのかな?
でもみんなは美味しいって言ってたし……)
穂乃果(本当に疲れがたまってただけなのかな……?)
穂乃果(練習の時ちゃんと聞いてみよう、今は真姫ちゃんを探さなきゃ!)
ガラララッ
希「穂乃果ちゃんやん」
穂乃果「希ちゃん!真姫ちゃんみなかった?」
38:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 20:03:05.83
ID:56xe2uM+
希「真姫ちゃん?見てないなぁ……もうすぐ練習やし、部室にくるんやない?」
穂乃果「そっか、もうすぐ練習だっけ……。ありがとう希ちゃん!」
希「どういたしまして。本当に穂乃果ちゃんは真っ直ぐやね」
穂乃果「えへへ、どういたしました!……そうだっ。希ちゃんこれあげる!」ホイッ
希「ん、飴やね。ええの?」
穂乃果「うん!今みんなに配ってて希ちゃんで最後なんだ~」
希「じゃあ遠慮なく……はむっ」
穂乃果「どうどう?美味しいって評判なんだよっ!」
希「んっ……確かに口の中にほのかなイチゴの甘みが広がって……」コロコロ
穂乃果「でっしょー!」エヘヘ
希「穂乃果ちゃんの好きそうな味や……ね!?」ウグッ
39:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 20:04:32.83
ID:56xe2uM+
穂乃果「希ちゃん!?」
希「ご、ごめんな。ちょっと美味しすぎてくらっときちゃったみたいやね///」
穂乃果「もう!急に胸抑えてうずくまっちゃうだもん。びっくりしちゃったよ」
希「あはは……っ、ごめんな///」
希(なんでやろ……穂乃果ちゃんを見てると……胸が疼く……///)ドキドキ
穂乃果「……ねえ、本当に大丈夫?さっきから胸抑えて……顔も真っ赤だよ?」
希「あー、えーっと……ほら!うちって胸大きいやん?だからたまに疲れてこうなっちゃうんよ///」アセアセ
穂乃果「えー?そんなこと聞いたことないよ?」ガバッ
希「ほ、ほら!穂乃果ちゃんはそういう話とは無縁そうやし!
だ、だからあんまり近づかんといて///」
希(穂乃果ちゃんに近寄られると、もうそれだけで鼓動が……)ドキドキドキ
40:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 20:05:33.19
ID:56xe2uM+
穂乃果「ふーん、そうっかぁ」
希「そうなんよ。それよりも真姫ちゃんはええの?早く戻らないと……」プイッ
希(だ、ダメや……もう穂乃果ちゃんをまともに見れない……///)カァァッ
穂乃果「あ!そうだね。じゃあ穂乃果はお先に部室に戻って―――」
希(これでこの場は何とかしのげそうやね///)ドキドキ
希(でもなんで急に穂乃果ちゃんを見てると胸が熱く――「隙ありっ!」ワシッ
希「ひゃああんっ!///」
穂乃果「えへへ!ふっかふかだぁ!」ワシワシ
42:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 20:06:19.40
ID:56xe2uM+
希「ほ、穂乃果ちゃん!?なんでうちの……胸を……あんっ///」
穂乃果「さっきそこはかとなく穂乃果の胸を馬鹿にしたでしょ!」ワシワシ
希「ち、ちがっ!そんなつもりやなくて……ひゃんっ!///」
穂乃果「だからお仕置きだよっ!そんなに胸が疲れるなら穂乃果がほぐしてあげるね」ニッコリ
希「穂乃果ちゃん……駄目……ほんまに……ふぁっ……」
穂乃果「いいではないか~いいではないか~!」ワシワシ
希(いつものわしわしとは違う……なんでこんなにあっついん……?)
穂乃果「まだまだー!」ワシワシ
希(あんっ……穂乃果ちゃん……穂乃果ちゃん……もっと……///)
・
・
43:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 20:07:28.53
ID:56xe2uM+
希「ほんま……もう……///」ビクンビクン
穂乃果「えー。まだ数分だよ?穂乃果の胸の痛みはまだまだこんなものじゃ―――」
きーこーかーこーん
穂乃果「ああっ!」パッ
希「……へっ?」
穂乃果「うわああんっ!もう練習はじまっちゃうじゃん!
真姫ちゃんに宿題教えてもらわないといけないのに!」
希「あの、穂乃果ちゃん……うち……もっと……///」
希(ま、待って!今うちは何を言おうとしたん……?)
穂乃果「ごめんね希ちゃん!穂乃果部室いってくるねー!」タッタッタッ
希「ま、まって!穂乃果ちゃ―――」
希「はぁ……はぁ……」
希(助かったはずやのに、なんでこんなに寂しいん……?)
希(胸にまだ穂乃果ちゃんのぬくもりが残ってる……)ソッ
希「穂乃果ちゃん……穂乃果ちゃん……」
・
・
45:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 20:08:43.48
ID:56xe2uM+
部室
ガチャッ
穂乃果「真姫ちゃーん!宿題……じゃなかったこの惚れ薬全然効果ないじゃんっ!……ってあれ?」
穂乃果「もうとっくに練習が始まる時間なのに誰もいない……」
穂乃果「みんな学校にいたはずなのに、どうしたんだろ?」
穂乃果「まあいっか、そのうちくるよね。真姫ちゃんには放課後宿題教えてもらえばいいや」
穂乃果「それにしてもみんな飴玉喜んでくれてよかった~」
穂乃果「結局みんなにあげちゃったけど、まだこんなにあるしいいよねっ」
穂乃果「……はぁ。それにしてもみんなが来るまで暇だなぁ……あ!そういえば―――」
46:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 20:10:35.67
ID:56xe2uM+
~~~~~
真姫サイド
真姫「―――ってことなのよ!」
希「なるほど……だからうちは……」
にこ「希もなの?にこもなのよ!」
希「にこっちも!?ってことはもしかしてみんなも……?」
絵里「えっ?ま、まあそうね!私も食べちゃったわ」
凛「り、凛も……///」
花陽「はい……///」コクリッ
海未「とりあえずにこと希は違うみたいですね」
ことり「うん、一安心だね」
希「違う?」
絵里「な、何のことかしらね!ウフフッ」
希「んー?」
47:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 20:12:04.08
ID:56xe2uM+
にこ「まったく、それにしてもなんてもの作ってるのよ……
解毒剤がなかったらともうとゾッとするわね」
真姫「そ、それより穂乃果よ!これ以上犠牲者が出る前に探さなきゃ!」
希「まあ、今はそうやね」
海未「穂乃果は部室に行ったんですよね?私たちと入れ違いに移動しないといいのですが……」
花陽「あの……思ったんだけど……穂乃果ちゃんに電話してみたらどうかな……?」
5人「あ……でんわ……?」
にこ「あ、あんた達……揃いも揃って誰も思い浮かばなかったの……?」
海未「こ、こちらにも衝撃的なことが色々あったんです!」
ことり「うん、色々とね……」
絵里「とりあえずハラショーよ花陽!早く穂乃果に電話を!」
48:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 20:13:08.48
ID:56xe2uM+
真姫「えっと、穂乃果の番号は―――もしもし、穂乃果?」
穂乃果『あ!真姫ちゃん!今どこなの!』プンプン
真姫「こっちのセリフよ!貴方は今部室なの?」
穂乃果『うん、もう練習時間だからね。聞いてよ!誰も部室にいないんだよっ』コロコロ
真姫「わかったわ。今すぐ部室に向かうから絶対に出ちゃダメよ?」
穂乃果『もう!真姫ちゃんに言いたいこといっぱいあるんだからねっ!……はむっ』
真姫「わかったわよ!すぐ行くからちゃんと待ってなさいよっ!」ピッ
穂乃果『ふぁ~い』コロコロ
・
・
49:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 20:20:20.37
ID:56xe2uM+
ガチャッ
穂乃果「あむあむ……んっ?」
にこ「穂乃果!あんたなんてもん食わしてくれたのよっ!」
海未「穂乃果……その……あのですね///」
絵里「っ……穂乃果///」
ことり「穂乃果ちゃん……」
希「穂乃果ちゃん、その……さっきぶりやね」
凛「ようやく終わったにゃ……」
花陽「えへへ、色々あったね」
真姫「はぁ……ようやくね。色々言いたいこともあるけどまずは残りの薬を全部渡し……て?
……からっぽ?」
穂乃果「あれ?みん……な……?」ボーッ
50:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 20:22:05.92
ID:56xe2uM+
希「か、空っぽってどういうことなん!?うちのときはまだたくさんあったのに……」
絵里「まさか全部……食べたの……?」
海未「で、では穂乃果はこの中の誰かに……?」
真姫「ええ、多分一番最初に見た人のことを……」
ことり「っ……!穂乃果ちゃん!大丈夫?穂乃果ちゃんっ!」ジーッ
花陽「ほ、穂乃果ちゃん……」
凛「大丈夫かにゃ……?」
51:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 20:23:48.10
ID:56xe2uM+
穂乃果「……ねえ、真姫ちゃん惚れ薬は成功みたいだよ。やっぱりすごいね」
真姫「と、当然でしょ!私が作ったのよ!」
穂乃果「うん。すごいよこれ……ドキドキが止まらないもん。欲しい、欲しいよ」
海未「だ、誰なんですか……?誰のことが欲しいんですか……?」
絵里「……」ゴクリッ
ことり「お願い……」
穂乃果「えへへ、穂乃果が欲しいのはね―――」
穂乃果「みんなだよ。あはっ♪」
覚醒編おわり
52:名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 20:25:07.78
ID:CaomulMl
はいレズ
55:名無しで叶える物語(わたあめ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 20:34:28.35
ID:HK8/hyCG
ハヤクシナサイヨ!
57:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 21:23:23.58
ID:56xe2uM+
~~~~~
ほのビッチ進撃編
希「みんな……つまり……」
穂乃果「うん。穂乃果はみんなのことが好き、大好き、愛してるんだぁ」
花陽「これって……」ブルッ
穂乃果「だから、みんなのこと頂戴よ。代わりに穂乃果の全部もみんなにあげるから、ね?」
凛「……」ポカーン
希「真姫ちゃん……解毒剤を」ボソッ
真姫「あ……こ、これよ」ハイッ
穂乃果「んー。でも今は駄目みたいだね……、えへへ。またあとでねっ!」タッタッタ
にこ「ちょっと!どこに行く気よっ!」
凛「とりあえず追っかけてくるにゃっ!」タッタッタッ
・
・
58:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 21:25:28.38
ID:56xe2uM+
ガチャッ
凛「戻ったにゃ……」
花陽「凛ちゃん!」
絵里「見たところ凛一人みたいだけど……」
凛「うぅ……見失っちゃった……」
にこ「凛が追い付けなかったの?穂乃果ってそんな足早かった!?」
海未「穂乃果は昔から逃げ足だけは以上に速いんです
私も追いついたことがほとんどなく……」
凛「ごめんだにゃ……」
希「凛ちゃんで無理ならうちらじゃ無理だったってことやし、あんま気を落とさんといてな?
それよりまずは穂乃果ちゃんがどうなったかってことや」
ことり「そ、そうだよ!ねえ真姫ちゃん……穂乃果ちゃんはどうなっちゃったの……?」
真姫「見たところ惚れ薬の効果がばっちり効いたって感じね……。それも私達全員にね」
海未「なっ―――!」
59:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 21:27:20.61
ID:56xe2uM+
真姫「限度を超えた過剰摂取が原因だと思うけど、それ以上のことはわからないわ……」
凛「じゃあ今の穂乃果ちゃんは凛たち全員のことが……」
真姫「ええ、好きで好きでたまらなくなってるはずね。さっきのにこちゃん達みたいに」
にこ「っ……///
なら話は簡単よ!解毒剤を飲ませればいいんだけでしょ!」
希「せやね。真姫ちゃん解毒剤は後いくつあるん?」
真姫「そんなに使うと思ってなくて後4つしか持ってきてないのよ」
海未「4つですか……」
絵里「……」
60:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 21:29:46.16
ID:56xe2uM+
凛「じゃあみんなで穂乃果ちゃんを探しにいこうよ!」
花陽「う、うん!みんなで追い詰めればいくら逃げ足が速くてもきっと……」
にこ「決まりねじゃあさっさと――「待って!」
ことり「それよりも二人組で探しにいったらどうかなぁ?」
凛「でもそれだとまた逃げられちゃうんじゃないの?」
ことり「でもみんなで一緒に探すのは、少し効率的じゃないんじゃないかな?」
絵里「……そうね。逃げた穂乃果が何をするのかもわからないしね」
海未「ええ。見つけたらお互い連絡して集合。そうしませんか?」
希「うーん……確かにそうかもしれないけど……」
にこ「まあでもいいんじゃない?それに二人いれば穂乃果くらい取り押さえられるわよ」
花陽「そうかなぁ……?」
海未「ではそれで行きましょう。それでチーム分けなのですは―――
・
・
61:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 21:34:19.79
ID:56xe2uM+
チームA『絵里・海未』
チームB『花陽・凛』
チームC『にこ・真姫』
チームD『ことり・希』
希「じゃあこのチームで探すってことやね」
絵里「穂乃果を見つけた場合はすぐに連絡、可能なら解毒剤を飲ませるってことで」
海未「では早速穂乃果を探しに行きましょうっ!」
凛「了解にゃー!いこっ、かよちん!」グイグイ
花陽「ま、まってよ。凛ちゃん……」アセアセ
にこ「はぁ……まったくなんでこんなことに」スタスタ
真姫「穂乃果はどこにいったのかしら」ゴソゴソ
希「よろしくなぁ、ことりちゃん」スタスタ
ことり「こちらこそよろしく」ニッコリ
バタンッ
62:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 21:37:38.31
ID:56xe2uM+
海未「……全員行きましたね」
絵里「そうみたいね」
海未「では……」
絵里「ええ……」
絵里海未「ここでお別れね(です!)」タッタッタッ
絵里(解毒剤を飲まされる前に)タッタッタ
海未(穂乃果を見つけて)タッタッタ
絵里海未(いい思いをするのは私よっ!(です!))
65:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 21:43:11.89
ID:56xe2uM+
~~~~~
穂乃果サイド 空き教室
穂乃果「まだかな?」
穂乃果「もうそろそろ来てくれると思うんだけど……」
ガチャッ
穂乃果「あはっ♪やっぱりきてくれたんだね……ことりちゃん!」
ことり「……うん。穂乃果ちゃん」
・
・
66:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 21:45:22.94
ID:56xe2uM+
穂乃果「それにしてもよく一人でこれたね」ペタペタ
ことり「う、うん……。実は二人組で穂乃果ちゃんを探すことになってね///」
穂乃果「そうなんだ♪もう一人の人はどうしたの?」スリスリ
ことり「じ、実はね……生徒会室に閉じ込めてきちゃったのっ///」
穂乃果「えっ、生徒会室に?」
ことり「う、うん……。生徒会室って外から鍵かけれるから……悪いとは思ったんだけど……」
穂乃果「もうっ、ことりちゃんたらいけない子だね
そんなにも穂乃果に会いたかったの?」ギューッ
67:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 21:49:01.03
ID:56xe2uM+
ことり「だって……ずっと穂乃果ちゃんのことが……///」
穂乃果「えへへ、知ってるよ♪」カプッ
ことり「ひゃっ!み、耳///」
穂乃果「薬を飲んでことりちゃんを同じ気持ちになってようやく気づけたんだ」ハムハム
ことり「あっ……ほ、ほのかちゃ……///」
穂乃果「ごめんね、今まで気づいてあげれなくて。他のみんなにも謝らなきゃね」
ことり「っ……!いいよ、私が自信がなくて何もできなっただけだから……」
穂乃果「ことりちゃん?」
ことり「私ね、気づいてたの……他のみんなも穂乃果ちゃんのことが好きなんだって」
68:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 21:50:54.27
ID:56xe2uM+
ことり「本当はすぐにでもアピールしなきゃいけなかったのに、何もできなかった……
私はみんなみたいに凄いところがなかったから」
穂乃果「そんなことないよ!」
ことり「あるよ……。だって海未ちゃんみたくかっこよくもない
頭の良さじゃあ真姫ちゃんに負けちゃう、スタイルだって絵里ちゃんの方が……」
ことり「だから今は絶好のチャンスだって思ったんだ。じゃないと私なんて選んでもらえな―――むぐっ!?」
穂乃果「ちゅぅーっ!」
ことり「んっ!?あむっ……ぷはっ……ほ、穂乃果ちゃん?」
穂乃果「穂乃果の好きな人の悪口は誰だろうと言わせないよ、それが本人でも!」
ことり「で、でも!」
69:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 21:53:07.72
ID:56xe2uM+
穂乃果「ことりちゃんには誰にも負けないところがいっぱいあるって、知ってるんだよ?」
ことり「穂乃果ちゃん……」
穂乃果「それに惚れ薬はただのきっかけ
穂乃果はね、元々ことりちゃんのこと好きだったんだ」
ことり「穂乃果ちゃん……ほのかちゃん……」ギューッ
穂乃果「だからね……穂乃果にことりちゃんのこと頂戴?」
ことり「う……うん……私のこと、あげるね。だからずっと傍に……」
穂乃果「ずっと傍に居るね。だから―――」
穂乃果「みんなで幸せになろうね」ニッコリ
ことり「あんっ……ほの……か…―――」
・
・
70:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 22:04:20.62
ID:56xe2uM+
~数十分後
ことり「……」トローン
穂乃果「ふぅ……えへへ。嬉しくてちょっとやりすぎちゃったかな?」
穂乃果「でもこれで一人ゲットだね!」
穂乃果「あぁ……欲しいよぉ……もっと欲しい……みんなが欲しいっ!」
穂乃果「大好きだよみんな♪」
72:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 22:10:49.21
ID:56xe2uM+
~~~~~
チームB『花陽・凛』
花陽「う~ん、穂乃果ちゃんどこにいるんだろう……」
凛「結構探し回って疲れたよ……」
花陽「そうだね……ちょっと休む?」
凛「そうしようっ!あの教室で休むにゃっ!」
・
・
73:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 22:21:02.24
ID:56xe2uM+
花陽「ふぅ……それにしても何だか大変なことになっちゃったね」
凛「本当だよ!真姫ちゃんが変な薬作ったせいだよ!」プンプン
花陽「なんで真姫ちゃんは惚れ薬なんて作ったのかな……?」
凛「知らないにゃ……でも凛たちには効果がなくてよかった……あっ」
花陽「う……///」
凛「……ねえ、かよちんは……穂乃果ちゃんのこと好きなの?」
花陽「うぅ……///」
凛「凛は……好きだよ穂乃果ちゃんのこと」
花陽「私も……穂乃果ちゃんのことが……」
凛(もちろんかよちんのことだって……それでも!)
74:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 22:22:04.24
ID:56xe2uM+
凛「凛ね、負けないよ」
花陽「うん……私も、負けない……!」
凛「じゃあこれで凛たちはライバルだね!」
花陽「私と凛ちゃんがライバル……?」
凛「そうだよ!ライバルであり、大親友だにゃっ!」
花陽「ライバルで……大親友……」
凛「むむっ!これは絶対に負けられないにゃー!」
花陽「……うん!私も絶対、絶対に負けないね!」
穂乃果「あははっ、大丈夫だよ♪両方負けないから」
凛・花陽「!?」バッ
75:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 22:24:31.19
ID:56xe2uM+
穂乃果「そんなに身構えないでよぉ!さっきまですっごく楽しそうだったのにね~」
凛「み、見てたの!?」
花陽「うぅ……///」
穂乃果「ばっちり!穂乃果も混ぜて欲しくなっちゃってつい声かけちゃったんだ
二人ともとっても可愛かったな~。食べちゃいたいくらい♪」
凛「うぅ……なんか穂乃果ちゃん意地悪になったにゃ……」
穂乃果「えへへ、大胆になったって言ってほしいかな?」
花陽「そ、そうだ……。電話かけなきゃ……」ゴソゴソ
穂乃果「……」ニヤッ
凛「かよちん!穂乃果ちゃんがっ!」
穂乃果「えへへ、隙ありっ!ちゅっ」
花陽「んんんんっ~~~!?」バタバタ
凛「かよちん!」
76:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 22:27:13.82
ID:56xe2uM+
穂乃果「ちゅう~!っと……ごちそうさま♪」
花陽「う……あ……///」トローン
凛「か、かよちん……」ワナワナ
穂乃果「もう!凛ちゃんもぼさっとしちゃメだよ?ちゅっ♪」
凛「!?んんんんんっ!」
穂乃果「ちゅっ~!あむっ……はむっ……」
凛「んちゅ……んん!」
穂乃果「ぷはっ……こっちもごちそうさま♪」
凛「うぁ……///」トローン
花陽「穂乃果ちゃん……///」
77:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 22:28:00.03
ID:56xe2uM+
穂乃果「どうしたの二人とも?」
凛(あ、あれ……どうしちゃったの凛のからだ……)
穂乃果「うう~ん?」
凛(穂乃果ちゃんを見ると……とっても熱いよぉ……///)
穂乃果「まだキスしただけなんだけどなぁ……?そういえばさっきから
体がいちご臭いけどなんか関係あるのかな?」
花陽「はあっ……はあっ……///ほのかちゃん……」
凛「かよちん……っ……穂乃果ちゃん……///」
穂乃果「まあいっか……。じゃあ三人で仲良く楽しもう♪」
・
・
78:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 22:28:39.53
ID:56xe2uM+
穂乃果「うわ~。凛ちゃんの太ももすべすべで気持ちいい!」ナデナデ
凛「っ……ぁ……穂乃果ちゃん……くすぐったいにゃ……」
穂乃果「ふふっ、敏感なんだね。引き締まってるからかな?」ツーッ
凛「ひゃっ……///」
穂乃果「ああんっ!可愛いよ凛ちゃん!」モギューッ
凛(か、体熱くて……穂乃果ちゃんに触られると力が抜けるにゃ……)
穂乃果「ふふっ、まるで子猫みたい」ナデナデ
凛「にゃ……///」
穂乃果「穂乃果が飼ってあげるね!ずーっと!ずっと面倒見てあげる♪」
穂乃果「っと……花陽ちゃん、誰に電話かけようとしてるのかなぁ?」
花陽「ひいっ!」ビクッ
79:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 22:33:36.27
ID:56xe2uM+
穂乃果「とろけてると思ったらすきを見てお電話なんて……そんな悪い子だったっけ?
……穂乃果嫌いになっちゃうよ?」
花陽「ち、ちがっ……!」
穂乃果「はぁ……大好きだったのになぁ……」
花陽「ま、待ってくださいっ……嫌わないでください……」
花陽(穂乃果ちゃんに見つめられてると思考が……。いやだ……嫌われたくないよぉ……)
穂乃果「ねえ、じゃあ舐めて?」ハイッ
花陽「え……?」
穂乃果「穂乃果の指、舐めてよ?それで許してあげるね♪」
80:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 22:36:00.59
ID:56xe2uM+
花陽「ほ、本当に……それで許してくれるの……?」
穂乃果「もちろんだよ。穂乃果は嘘つかないから!」
花陽「じゃ、じゃあ……」
穂乃果「うん♪」ハイッ
花陽「はむっ……じゅるっ……ちゅぱ……」
穂乃果「あはっ♪ 本当に舐めてる……花陽ちゃんが穂乃果の指を」ゾクゾク
花陽「んちゅっ……ちゅぅぅ……」
穂乃果「あははっ、夢中だね。そんなにおいしい?」
花陽「じゅるっ……ちゅっちゅっ……」
花陽(なんで……なんでこんなに美味しいの!?甘くて、胸が熱くなって……
お米より凄いよぉ!)
81:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 22:41:07.28
ID:56xe2uM+
穂乃果「夢中すぎて聞いてないかな?……んっ?」グイグイ
凛「り、凛も……凛も穂乃果ちゃんの指食べたいっ!」
穂乃果「あっ、そっか。じゃあ凛ちゃんはこっちの手の指を食べていいよ?」
凛「や、やった!」
穂乃果「たーだーし!凛ちゃんは子猫ちゃんだから、これからは毎回語尾ににゃってつけてね?」
凛「わかった……わかったにゃ!だから早く食べさせてほしいにゃっ!」
穂乃果「いい子だね。じゃあ思う存分穂乃果の指を食べていいよ」ハイッ
82:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/15(日) 22:44:00.32
ID:56xe2uM+
凛「はむっ……ちゅっ……!」
凛(なにこれ!?とっても甘いにゃっ!すごい……どんどん熱くなるっ……!)
穂乃果「ふふっ、二人ともいっぱい穂乃果を食べてね」
花陽「ちゅぅぅぅぅゅ……」
凛「ぺろ……ぺろ……」
穂乃果「ただその代わり―――」
穂乃果「そのあとは穂乃果が二人を食べちゃうけどね♪」
・
・
・
花陽「……」トローン
凛「……」トローン
穂乃果「二人とも美味しかった~♪」ペロッ
穂乃果「っといけない!希ちゃんのとこ行こうとしてたんだった!」
穂乃果「えへへ、また食べてあげるね?」
穂乃果「ああ……早く他のみんなも食べたいなぁ……」ゾクゾク
92:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 21:28:28.91
ID:CnM2Uj8d
~~~~~
チームD 希
希「はぁ……閉じ込められて何分たったんやろ……」
希「事前にうちの携帯まで回収しとく徹底ぶり……うかつやったわ」
希「ことりちゃんの気持ちはしってたんやけどね……
まさかここまで溜まってるなんてなぁ……」
希「さすがに明日まで放置はないと信じたいけど……」
ガチャッ
希「ことりちゃん!?」
穂乃果「残念!穂乃果だよっ!」
希「穂乃果ちゃん……!」
希(解毒剤はことりちゃんに取られたまま……逃げるしかないみたいやね)
93:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 21:31:01.52
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「もう!閉じ込められてるって聞いたときはびっくりしたよっ
大丈夫だった?」
希「ん……助けが来なかったらってちょっと心配やったけど、穂乃果ちゃんが来てくれたし大丈夫かな?」
穂乃果「うんうん!まさに穂乃果は命の恩人だねっ!」
希「んー。それはとっと大袈裟やない?」
穂乃果「そうかな?でも助けたことには変わりはないし、お礼してもらいたいなっ!」
希「じゃあ後日、うち特製のおうどんさんとか駄目?」
穂乃果「あー!それとっても魅力的かも!……でも穂乃果が食べたいのはうどんじゃないんだぁ」
希(……強行突破しかなさそうやね)
94:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 21:32:42.76
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「穂乃果が食べたいのはね……希ちゃんだよ♪」
希(今やっ!ちょっと乱暴やけどごめんなっ!)ダッ
穂乃果「むっ!逃がさないよっ!」ギュッ
希(穂乃果ちゃんなら無理やり通れる―――っ!?)
希「ひゃっ!?///」ヘナヘナ
穂乃果「あ、あれ?」
希「はぁっ……はあっ……///」ドキドキ
穂乃果「まただ……でも今度は触っただけなのに?」
希(こ、この感じ……まるで解毒剤を飲む前みたいにっ……!)ドキドキドキ
穂乃果「んーっ?」ペタペタ
希「ふぁっ……ほ、穂乃果ちゃん、触らんといて……っ///」
95:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 21:45:13.58
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「そっか!もしかしたらまだ惚れ薬が抜けきってないのかな?」
希「なっ――!ちゃんと解毒剤は飲んだのに!?」
穂乃果「軽い後遺症ってやつじゃないかな?それに穂乃果今絶好調だから!」
希(ま、まずい……どんどん鼓動が早くなって……足に力が……)ドキドキ
穂乃果「あははっ、じゃあさっきの続きしようね。希ちゃんっ」ムニュッ
・
・
97:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 21:48:19.46
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「ん~!やっぱり本当に大きいなぁ……
花陽ちゃんやことりちゃんよりも揉み心地すごいや」ムニムニ
希「あっ……ちょ……ほんまに……ダメやって穂乃果ちゃんっ///」
穂乃果「えー、本当にダメなの?」ムニッ
希「あんっ……、こういうことは……んっ……好きな人同士でやらんと……」
穂乃果「じゃあいいね。だって穂乃果は希ちゃんのこと大好きだもん!
……今すぐに食べちゃいたいくらいね♪」ジュルリ
希「だ、だけどうちは……」
穂乃果「え……、希ちゃんは穂乃果のこと嫌いなの……?」ジーッ
希(うぁ……そんな目でうちを見ないで……)ドキドキ
穂乃果「……そっか。なら胸触るのもやめるね」パッ
希「あ……な、なんで……?」
98:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 21:49:20.99
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「穂乃果はね、希ちゃんのことが大好きなの。だから希ちゃんが悲しむならしないよ」
希「う……」
希(やめてほしかったはずなのに……なんで……)
穂乃果「じゃあ穂乃果違う人のとこ行くね。ごめんね、大好きだよ希ちゃん」スタスタ
希「ま、待って!」
穂乃果「んっ、どうしたの?」
希「い、いかんといて……穂乃果ちゃんもっとうちと一緒に居て……」
希(なんでこんなに胸が切ないんや――?)
穂乃果「でも希ちゃんいやなんじゃないの……?」
101:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 21:58:10.14
ID:CnM2Uj8d
希「……嫌じゃない、嫌じゃないからもっと」
希(うちいったい何を言おうと―――)
希「もっと穂乃果ちゃんを感じさせてほしいんや……」
穂乃果「希ちゃん……ちゅっ」
希「んっ……じゅる……くちゅ……」
希(ああ……なんでこんなに幸せなんやろ……頭ぼーっとして……)
穂乃果「ねえ希ちゃん、次は胸を直で触ってもいいかな?」ナデナデ
希「あんっ……ん……ええよ……穂乃果ちゃんやったらなんでもして……」トローン
穂乃果「ありがとう、希ちゃん」ちゅっ
希(もう……何も考えられない……ただとっても……しあわせ……)
穂乃果「あはっ♪いただきます」ボソッ
・
・
102:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 22:20:32.96
ID:CnM2Uj8d
希「……」トローン
穂乃果「ふふっ、希ちゃんのおっぱいすごかった!」
穂乃果「それにしても薬の後遺症なんて予想外だったなぁ」
穂乃果「くすくす、穂乃果のからも絶好調みたいだしね」
穂乃果「希ちゃんとにこちゃんが難関だと思ってたんだけど、どうやら大丈夫そうかな?」
穂乃果「あぁ……次は誰が見つかるかな?あはっ♪疼いてきちゃったよ」
103:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 22:22:38.09
ID:CnM2Uj8d
~~~~~
チームA海未
海未「ハァ……ハァ……この教室にもいません……」
海未「穂乃果は……穂乃果はどこですかっ!?」
海未「こんなに探し回っているのに、なぜ見つからないのですかっ!」
海未「このままでは他の人に見つかり解毒剤を飲まされてしまう可能性が……」
海未「連絡がないところを見るに、幸いまだ見つかってないみたいですが……」
海未「っ……!一刻も早く見つけなくては!」タッタッタッ
ガララッ
???「あーっ!」
海未「!?」ビクッ
穂乃果「海未ちゃんみっけ♪」
104:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 22:32:43.04
ID:CnM2Uj8d
海未「ほ、穂乃果!?よ、ようやく見つけました……!」
穂乃果「探してくれてたんだ?ごめんね、他の子たちの相手してて遅くなっちゃった」エヘヘ
海未「他の子の相手……?」
穂乃果「こういうことだよ……ちゅっ」
海未「~~~~~~!?///」
穂乃果「あはっ♪こんな軽いキスで真っ赤なんて、海未ちゃんは純粋だね」
海未「い、いきなり何をするんですか!///」
穂乃果「え?海未ちゃんは何したのか知りたがってたから、実際にやったほうが早いと思ってね」
海未「あ、あなた……まさか既に他の人と……?」ワナワナ
穂乃果「えへへ、穂乃果はみんなが好きだからね
だからみんな食べちゃったんだ♪」
海未「ほ、穂乃果……?」ゾクッ
105:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 22:47:24.31
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「だからね……次は海未ちゃんのこと、食べさせてほしいなぁ……」ニッコリ
海未「っ―――!」タッタッタ
穂乃果「あ!逃げるなんてひどいっ!」プンプン
海未(私は……私は勘違いをしていました……)
穂乃果「さっきは散々穂乃果に逃げるなって言ってたのにね~」
海未(私の好きな穂乃果はもっと……もっと……)
穂乃果「でもね、もう遅いんじゃないかな?」
海未(待っててください。解毒剤ですぐに戻して―――!?)
穂乃果「効いて来たみたいだね」
海未「か、体が熱く……」ヘナヘナ
穂乃果「えへへ、薬飲んでから絶好調なんだよね、
キスするとみんなすぐとろけちゃうんだもん!」
海未「穂乃果、あなたはいったい……」
穂乃果「穂乃果は穂乃果だよ?じゃあ海未ちゃん……いただきますっ!」
・
・
107:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 22:48:35.91
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「んちゅっ……じゅるっ……」
海未「んっ……んんんっ!」
穂乃果「むぅ、なんでそんなに抵抗してるの?穂乃果のこと好きだったんじゃないの?」
海未「ち、違いますっ!」
穂乃果「ふーん。海未ちゃんは素直じゃないね。胸だってこんなにドキドキさせてるのに」ムニッ
海未「きゃっ!///」
穂乃果「ふふっ、服の上から軽く触っただけなのにね。海未ちゃんったら敏感だね」ナデナデ
海未「あっ……ん……や、やめて……ください……っ」
海未(な、なんですかこれ……体……が敏感に……)
108:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 22:50:42.17
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「むぅ……。やっと相思相愛になれたんだからさ、素直になりなよ?」
海未「ち、違います……!私の好きな穂乃果はもっと純真で……」
穂乃果「……」
海未「優しくて……暖かくて……こんな風に無理やりなんてっ!」
穂乃果「むっ!」ツネッ
海未「痛っ……な、何を……」
穂乃果「海未ちゃんがひどいこと言うからだよ!」
海未「ひ、ひどいこと……?」
穂乃果「そうだよ!……好きな人にそんなこと言われたら、悲しいよ」
海未「ですからそれは惚れ薬のせいで……!」
109:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 22:52:33.86
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「惚れ薬は関係ないよ。穂乃果は元々海未ちゃんのこと大好きだったもん」
海未「ですがっ!以前のあなたはもっと……」
穂乃果「……ねえ海未ちゃん。海未ちゃんは今の穂乃果のこと、受け入れてくれないの?」
海未「う、受け入れる……?」
穂乃果「海未ちゃんは幻滅しちゃうかもしれないけどね
こういうことをしちゃう心も。元々は穂乃果の中にあったものなんだよ」
海未「ち、違います……すべて惚れ薬のせいで……!」
穂乃果「それこそ違うよ。にこちゃんや希ちゃんはこういうことしなかったよ?」ジーッ
海未「ち、違い……ます……。やめてください……見つめないで……私の穂乃果は……」
110:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 22:57:36.63
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「穂乃果にだってね、海未ちゃんの知らない部分があるんだよ?
……海未ちゃんは受け入れてくれないのかな」シュン
海未「私……私は……」ボーッ
穂乃果「穂乃果はね、どんな海未ちゃんでも愛せるよ」ちゅっ
海未「んんっ……!くちゅ……じゅっ……」
穂乃果「ねえ、いいかな?もう穂乃果我慢できないよ……」サワサワ
海未「や……あっ……」
穂乃果「ふふっ。本当に嫌だったらこんな風になっちゃうかなぁ?」クチュ
海未「ふえっ……んっ……あぁ……」
穂乃果「そっかぁ!海未ちゃんって素直じゃないもんね」
海未「ぁ……ほ、ほのかぁ……」
穂乃果「穂乃果が素直にさせてあげなきゃだね!」
海未「だ、めで……す……」
穂乃果「あははっ、大好きだよ海未ちゃん。素直になるまでいっぱい楽しもうね♪」
・
・
111:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:07:57.96
ID:CnM2Uj8d
海未「……」トローン
穂乃果「よかったぁ、最後には素直になってくれて」
穂乃果「ふふっ、海未ちゃんの可愛いところいっぱい見せてくれてありがとう」
穂乃果「もっともっと好きになっちゃった!」ちゅっ
穂乃果「またあとで楽しもうね、次は9人で♪」
112:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:08:25.32
ID:CnM2Uj8d
~~~~~
チームC にこ
にこ「……」ハァ
にこ「穂乃果はいないし、いつの間にか真姫ちゃんとはぐれちゃったし……」
にこ「さっきから誰も携帯にでてくれないし……
もしかして騙されてるんじゃないのこれ?」
にこ「……ありえそうな気がしてくるから困るわね」
にこ「まあ惚れ薬の効果を身を以て体験したし、そんなことも言えないわね……」
にこ「はぁ……もうあんな気持ち味わうのはほんとこりごりね」
穂乃果「残念っ!またすぐ味わうのでしたっ!」モギューッ
にこ「う、後ろっ!?」
穂乃果「にこちゃんゲットだよっ!」
にこ「……!」バタバタ
113:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:09:57.85
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「無理無理、いくら穂乃果でもにこちゃんには負けないよ!」
にこ「くっ……え……?」ヘナヘナ
穂乃果「ふふふっ、効いて来たみたいだね」
にこ(こ、この感覚……惚れ薬飲んだ時と同じ―――!?)ドキドキ
穂乃果「にこちゃんもう真っ赤だよ?かわいーっ!」
にこ「う……あ、あんた何したのよ……///」
穂乃果「なんでだろうね?
あっ!もしかしたらにこちゃん本当に穂乃果のこと好きになっちゃったんじゃない?」
にこ「そ、そんなわけ……ないわよっ!」
にこ(ない……ないはずよ……でもじゃあなんで、さっき解毒剤は飲んだのに……)
穂乃果「もうすっかりへなへなだね。……じゃあにこちゃん穂乃果と一緒に楽しもうね!」
・
・
114:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:15:39.12
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「ちゅ……ちゅぅぅ……れろっ……」
にこ「んっ……んんんっ……ごくっ……」
穂乃果「穂乃果とのキスはどう?美味しい?」
にこ「さ、最悪よ……///」トローン
穂乃果「にこちゃん、そんな顔で言っても説得力ないよ?」
にこ「こ、これは違うわよ!///」
穂乃果「はいはい、わかったからもっと穂乃果とキスしようね。ちゅぅぅ!」
にこ(なんで穂乃果とキスしてるだけでこんなに幸せなの……?)
穂乃果「じゅる……ぺろ……」
にこ(頭の中がふわふわで、幸せで……ああもうわけわかんないわよ……っ)
115:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:18:04.10
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「あむっ……あむっ……」
にこ(う……あ……あれ、最初から穂乃果が好きだったんだっけ……?)
穂乃果「ちゅぅ~~~~~♪ぷはぁ、えへへ。さすがに苦しくなっちゃった」
にこ「あ……」
にこ(そうよ……だってこんなに幸せでドキドキするんだもん
きっと惚れ薬じゃなくて最初から―――っ!)
穂乃果「どうにこちゃん、とっても気持ちいいでしょ?」
にこ「し、知らないわよ……!それよあんた、早く正気に戻りなさいよ……っ!」
穂乃果「ふえっ?」
にこ(ああ……胸が痛い……今すぐにでも穂乃果にキスしたいのにぃ……!)
にこ「あんたの言うように、最初から穂乃果のことが好きだったのかもしれないわ……」
116:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:20:13.40
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「あれ、認めたの?ならなんで穂乃果を嫌がるの?」
にこ(でも言わないと……穂乃果の為にも……)
にこ「あんたがにこ達のことを好きなのは、惚れ薬の影響だからよっ……!」
穂乃果「……」
にこ「だから、きちんと解毒剤を飲んで自分の気持ちをもう一度見直しなさい……」
にこ(お願い……届いて!)
穂乃果「……なんだ、にこちゃんも勘違いしてるんだね♪」
にこ「は……?」
穂乃果「でもいいや、相思相愛だってわかったしね」ちゅっ
にこ「~~~~~~!」
にこ(ダメだったの……?くっ……理性が……)
穂乃果「心配してくれてありがとう。惚れ薬はたたのきっかけだよ」
にこ「どういうこと……?」
117:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:23:14.79
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「元々、みんなのことが好きで好きで好きでたまらなかったってことだよ
惚れ薬はその気持ちに気づかせてくれただけ」
にこ「そ、それだけでこんなことするわけないじゃない……!
惚れ薬のせいでおかしくなってるのよっ……」
穂乃果「違うよ、それだけでこんなことしちゃうんだよ?
本当に欲しい物なんだもん、どんなことをしたって欲しいよ」
にこ「狂ってるわよ……」
穂乃果「知ってるよ。8人みんなを同じくらい大好きだって普通じゃないよね」
穂乃果「でも、大好きなんだもん。この気持ちに気づいちゃった以上は止められないよ」ちゅっ
にこ「ふぁ……」トローン
118:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:24:46.60
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「ふふっ、もう限界でしょ?大丈夫、優しくするから」サワサワ
にこ「あっ……ど、どこさわって……」ドキドキ
穂乃果「何も考えちゃダメ。にこはちゃんは穂乃果が最初から好きで、穂乃果も同じ
それでいいんだよ」ちゅっ
にこ(う……あ……ぷわぷわするわ……)
穂乃果「みんなで幸せになろうよ。ね、いいでしょ?」サワサワ
にこ(触られたとこ……あつい……脳あつい……)
穂乃果「あはっ♪にこちゃんの胸凄いドキドキしてるね。じゃあやるね」
にこ「穂乃……果……」
穂乃果「大好きだよにこちゃん」
にこ(むね……あっつ……しあ……わせ……)
・
・
119:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:27:48.66
ID:CnM2Uj8d
にこ「……」トローン
穂乃果「……ごめんねにこちゃん、嘘ばかりついちゃって」
穂乃果「でもね、8人みんな欲しいんだもん。普通のやり方じゃ駄目だから……」
穂乃果「あははっ、自分にこんな感情があったなんて本当に驚きだよ」
穂乃果「惚れ薬のせいだとしても、穂乃果は感謝してるくらいだよ」
穂乃果「手遅れになるまえに気づけたんだもんね」
穂乃果「……さてとこれでにこちゃんもゲットだね」ペロッ
穂乃果「ふふっ、美味しいなぁ……」
穂乃果「真姫ちゃんと絵里ちゃんはどんな味がするのかなぁ?」
穂乃果「ああ欲しいっ!誰かに取られちゃう前に……穂乃果の物にしなきゃ♪」
120:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:28:40.74
ID:CnM2Uj8d
~~~~~
チームA 絵里
絵里「……」スタスタ
絵里「……」キョロキョロ
ガラララッ
絵里「んっ?……あら」
にこ「……」トロン
絵里「まったく穂乃果ったら……しょうがないわね」ヨイショッ
絵里「んっ……にこは軽いから楽ね」
絵里「さてと……更衣室までちょっと距離があるわね」ハァ
・
・
121:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:30:16.44
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「あ!絵里ちゃん発見!」
絵里「あら穂乃果。ふふっ。見つかっちゃったわね」ニッコリ
にこ「……」トローン
穂乃果「あれ、なんでにこちゃんが?」
絵里「にこを運んじゃうからちょっと待ってね」トコトコ
穂乃果「運ぶ?」
絵里「だって女の子をあのまま放置してたら危ないでしょ?」
穂乃果「あ……」ブルブル
絵里「その調子だと気付いてなかったみたいね……でも大丈夫よ」
ガラララッ
7人「……」トローン
穂乃果「あっ、みんな!」
絵里「私が全員見つけて運んでおいたの」
122:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:31:49.92
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「え、絵里ちゃん!ありがとう!」モギューッ
絵里「最初にことりを見つけた時は驚いたのよ?
まさかと思って探してみたら、次々見つかってくし」
穂乃果「えへへ、ちょっと夢中になりすぎまして……」
絵里「穂乃果らしいわね。……で、確認なんだけど真姫はまだなのよね?」
穂乃果「うん。結構捜し歩いたんだけど、真姫ちゃんは見つからなかったんだ」
絵里「そう……なら大丈夫そうね」
穂乃果「ふぇ?」
絵里「穂乃果ぁ!」ギューッ
穂乃果「え、絵里ちゃん?……ふふ、どうしたのかな?」
絵里「私も限界なの……。ねえ、いいでしょ?みんなみたいに……」モジモジ
穂乃果「もちろんだよ。だって穂乃果は絵里ちゃんのこと、大好きだからね」
絵里「穂乃果ぁ……好き……大好き……」ちゅっ
・
・
123:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:35:53.04
ID:CnM2Uj8d
絵里「あむっ……はむっ……ちゅぅ……」
穂乃果「んっ……ふふっ、絵里ちゃんは積極的だね」
絵里「あら、希とにこ以外は穂乃果のこと好きだと思ってたけど……」
穂乃果「きっかけがきっかけだしね。だから驚いてるんだ、絵里ちゃんが穂乃果のことを受け入れてくれて」
絵里「私はいいのよ、形がどうあれ穂乃果と一緒に居られればね」
穂乃果「絵里ちゃん……」サスサス
絵里「あんっ……その代り……んっ……ちゃんとみんな幸せにしなきゃダメよ?」
穂乃果「大丈夫だよ。みんな穂乃果の物だもん。絶対に離さないから」
絵里「そして穂乃果も、私たちの物でしょ?んっ」ちゅぅぅぅっ
124:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:37:47.02
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「ひゃっ!だ、ダメだよ絵里ちゃん……そんな吸ったら痕がっ///」
絵里「いいじゃない少しくらい、穂乃果も私のこと、食べていいからね?」ちゅぅぅっ
穂乃果「あっ……ぅ……絵里ちゃん……っ」
絵里「うふふ、可愛いわよ穂乃果……もっと、もっと穂乃果を感じさせて」サワ
穂乃果「ふあっ……えりちゃん……穂乃果も絵里ちゃんを食べたいよぉ……」
絵里「いいのよ、穂乃果も私を食べて……、ほら、お互い食べ合いましょ?」
穂乃果「だ、だめだよ……ふぅ……はあんっ……///」
125:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:38:59.82
ID:CnM2Uj8d
絵里「なんで?穂乃果は私のこと好きなんだしいいじゃない」
穂乃果「はあっ……はあっ……だって……だって……」
絵里(んっ……何かしら……胸が)
穂乃果「……だってね、今は穂乃果がね。絵里ちゃんを食べる番なんだよ?」ニッコリ
絵里「えっ―――」ドクンッ
穂乃果「もちろん穂乃果もあげるけどそれは後で、今は穂乃果が先なの!」
絵里「なに……これ……体が……」ドキドキドキ
穂乃果「あはっ♪ようやく効いたみたいだね」
絵里「ほ、ほのか……ぁ……///」
穂乃果「うふ、じゃあ絵里ちゃんいただきます」ガバッ
・
・
126:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:41:05.87
ID:CnM2Uj8d
絵里「……」トローン
穂乃果「えへへ、ごめんね絵里ちゃん。ごちそうさまでした!」ペロッ
穂乃果「穂乃果はまだ真姫ちゃんのことも食べなきゃいけないからね」
穂乃果「そういえばなんで絵里ちゃんは、効き目が遅かったんだろ?」
穂乃果「外人さんの血が流れてるからとかかな?」
穂乃果「まあちゃんと食べれたしいっか!」
穂乃果「よしこれであとは真姫ちゃんだけだねっ」スタスタ
127:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:42:13.02
ID:CnM2Uj8d
~~~~~
チームC 真姫
穂乃果「んー。やっぱりいないなぁ……」
穂乃果「あ!そうだ、どうせ真姫ちゃんしか残ってないんだし
こうなったら電話で直接居場所を聞いちゃって――」メールチュンメールチュン
穂乃果「ほぇ?……あ、真姫ちゃんからだ!」
真姫『―――教室で待ってるわ』
穂乃果「あれ……、もしかして絵里ちゃんと同じなのかな?」
穂乃果「そういえばことりちゃんも言ってたし、きっとそうかも!」
穂乃果「よーし、待っててね真姫ちゃん!すぐ食べてあげるから♪」
穂乃果「あははっ!真姫ちゃんはどんな味なんだろう……なんかリッチそう!」スタスタ
・
・
128:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:42:54.82
ID:CnM2Uj8d
教室
ガラララッ
穂乃果「真姫ちゃーんっ。お待た――?」
真姫「っ―――!」ダッ
穂乃果「もぐっ!?んっ……じゅっ……」
真姫「ちゅっ……んんっ……じゅぅっ!」
穂乃果(ま、真姫ちゃん!?……く、口に何か……もごっ……)
真姫「ぷはっ……、キスが甘いって本当なのね……」
穂乃果「ま、真姫ちゃん……ほ、穂乃果に何を……?」
真姫「んっ?ああ、解毒剤を飲ませたに決まってるじゃない」
穂乃果「なっ―――口移しで飲ませたの!?」
真姫「こ、こうするしか思い浮かばなかったのよ!///
ふぁ、ファーストキスだったんだから……///」
129:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:44:49.89
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「な、なんで真姫ちゃん……穂乃果のこと好きなんじゃ……」
真姫「ええ。好き、大好きよ穂乃果。……そして悲しいけど
普通の状態じゃあ勝ち目が薄いのもわかってるわ」
穂乃果「なら、なんで……」
真姫「……知ってるかしら?私が好きな雛人形は、お雛様とお内裏様の二人だけのやつなのよね
―――さてと」サッ
穂乃果「そ、そのドロドロしたの……何……?」
真姫「惚れ薬を溶かして水と混ぜたやつよ。これ急いで作るの結構大変だったのよ」
穂乃果「穂乃果が全部食べちゃったはずじゃあ……」
真姫「予備くらい別に持っておくに決まってるじゃない」スタスタ
130:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:47:44.28
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「それどうする気なの……?」
真姫「わかるでしょ?ほら、穂乃果……」
穂乃果「ま、真姫ちゃん……!」スッ
真姫「抵抗はしないで!手荒な真似はしたくないの……」
穂乃果「スタンガン……!?」
真姫「穂乃果……大人しく飲んで」グイッ
穂乃果「んー!……んんんー!……ごくっ……ごくっ……」
真姫「ふふっ、これでようやく穂乃果が私の物にっ……!」
穂乃果「う……あ……」
真姫「大丈夫よ。ちゃんと私を見て」
穂乃果「ま、真姫ちゃん……」ジーッ
131:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:50:46.23
ID:CnM2Uj8d
真姫「穂乃果……。気分はどう?ドキドキしたりしない?」
穂乃果「うん……真姫ちゃんみてると……凄いドキドキする」
真姫「成功みたいね。さあ、二人きりの雛人形になりましょう?」
穂乃果「お雛様とお内裏様だけの雛人形……」
真姫「ええ、きっととっても素敵よ」
穂乃果「うん……そうだね」
真姫「じゃあ早速家に行って―――「でもね真姫ちゃん」
真姫「どうかしたの?あ、他のメンバーならちゃんと送って行くわよ?」
穂乃果「違うんだ。あのね……お雛様とお内裏様だけの雛人形はとってもいいと思うけど――」グイッ
真姫「えっ―――!?きゃあっ」ドテ
穂乃果「穂乃果の雛人形のお雛様はね、8人なんだよ♪」
真姫「な、なんで!?解毒剤は―――んんっ!」
穂乃果「ちゅっ……じゅる……くちゅ……」
真姫「んっ!?……んちゅっ……ふぁっ……」
133:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:52:12.16
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「ぷは……ふふっ。真姫ちゃん気分はどう?」
真姫「は、はぁ!?気分なんてそんなの―――っ!///」
穂乃果「あはっ♪ちゃんと効いたみたいだねっ」
真姫「な、なにこれ……体が……///」
穂乃果「なんか惚れ薬食べてから穂乃果凄いんだよ?
体が甘くなったり、みんなすぐとろけちゃったりさ」
真姫「ま、まさか過剰摂取で惚れ薬の成分が穂乃果に……!?」
穂乃果「難しいことはわからないけど、これだけはわかったんだ
……今ならみんなを手に入れられるってね」サワッ
真姫「っあ……/// 何処……あ……触ってるのよ……っ///」
穂乃果「嫌なら抵抗してもいいよ?」
真姫「っ―――!言われなくたって……ひゃんっ!」
穂乃果「あれ、どうしたの?抵抗できないの?」
真姫(体が熱くて力が……)
134:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:53:36.10
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「そっかぁ!できないんじゃなくてしないんだね
真姫ちゃんたら、惚れ薬まで作っちゃうくらい、穂乃果のこと大好きだもんね♪」ちゅっ
真姫「ひゃっ……///」
穂乃果「惚れ薬まで作っちゃったんだもんね
えへへ、真姫ちゃんのおかげだよ」
真姫「違うわよっ……あんっ……惚れ薬は……私と穂乃果が二人きりになるために……」
穂乃果「……ごめんね真姫ちゃん。穂乃果はみんなのことが好きだから」
真姫「っ!知らないわよ……そんな言葉聞くために作ったんじゃ……」
穂乃果「でも大丈夫だよ?」ボソッ
真姫「やっ……///」
穂乃果「穂乃果は真姫ちゃんのこと、大好きだから」
真姫(耳元で語りかけないで……)ドキ
135:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:54:37.16
ID:CnM2Uj8d
穂乃果「絶対に真姫ちゃんを寂しくなんてさせないから」
真姫(私を……溺れさせないで……!)
穂乃果「だからみんなで幸せになろう、ね?」ちゅっ
真姫「~~~~!///」
穂乃果「真姫ちゃんは素直じゃないもんね!
いいよ、素直になるまでたっぷりしてあげるね」
真姫「ぃや……私は……二人で……あんっ//」
穂乃果「大丈夫、大丈夫だよ……真姫ちゃん。
いっぱいいっぱい幸せにしてあげるからね」
・
・
136:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/16(月) 23:57:10.03
ID:CnM2Uj8d
真姫「……」トローン
穂乃果「んっ」ペロッ
穂乃果「えへへ、真姫ちゃんはハーゲンダッツのトマト味って感じだね」
穂乃果「でもよかった、真姫ちゃんにもわかってもらえて」
穂乃果「真姫ちゃんは最初から穂乃果が好きだったんだもんね、我慢できるわけないよね」くすくす
穂乃果「でもこれで全員が穂乃果の物になったんだね……」
穂乃果「よし、じゃあ次は……」ヨイショッ
穂乃果「あっ、真姫ちゃん軽いなぁ……。身長は穂乃果よりあるのに……」
穂乃果「まあ、運ぶ分には助かるんだけどね」
穂乃果「さてと更衣室に出発だね!」
穂乃果「そして次は穂乃果をみんなに食べてもらわなきゃね♪」
穂乃果「穂乃果はどんな味がするのかな?みんな喜んでくれるかな?」
穂乃果「あははっ!楽しみだなぁ。早く食べて欲しいなぁ……」
穂乃果「待っててね、みんな♪」
137:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/17(火) 00:02:03.03
ID:vc/Vu7Ut
~~~~~
数週間後
穂乃果「みんなライブお疲れ様―っ!」
凛「お疲れ様だにゃー!」
花陽「えへへ、おつかれさま!」
海未「お疲れ様……と言いたいところですが、穂乃果!貴方三曲目でミスしましたね!?」
穂乃果「うっ……ばれてる……」
海未「当たり前です!」
穂乃果「終わったばかりなのにもう反省会……そんな口はこうだよっ」ちゅっ!
海未「んっ!///」
穂乃果「えへへ、おいしー♪」
海未「ほ、穂乃果///急には……///」
穂乃果「海未ちゃん顔真っ赤だね!」
海未「だ、誰のせいですかっ!もう……」プンプン
穂乃果「そういえばミスと言えば……こっとりちゃーん!」スタスタ
海未「あ……待ちなさいっ!///まだ話はっ///」
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138:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/17(火) 00:02:37.33
ID:vc/Vu7Ut
ことり「あっ、穂乃果ちゃんどうしたの?」
穂乃果「さっきは穂乃果のミスをカバーしてくれてありがとね!」
ことり「うん!穂乃果ちゃんの為に頑張っちゃった……だから……あの……ね///」
穂乃果「えへへ、ありがとうことりちゃん。ご褒美だよっ」ちゅっ
ことり「穂乃果ちゃん……///」
真姫「っ……!」プイッ
凛「あっ!穂乃果ちゃん!凛も!凛も頑張ったにゃ!」
穂乃果「うんうん。凛ちゃんも頑張ってたよね♪」ちゅっ
凛「にゃあ……///」
花陽「あの……私も……」
穂乃果「花陽ちゃんもとっても可愛かったよ」ちゅっ
花陽「穂乃果ちゃん///」
真姫「……」ムスッ
139:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/17(火) 00:04:24.61
ID:vc/Vu7Ut
穂乃果「あ!真姫ちゃーん!」スタスタ
真姫「っ!」ビクッ
穂乃果「えへへ、ライブお疲れ様!」
真姫「……お疲れ様」プイッ
穂乃果「真姫ちゃん、もしかしてまた……」
真姫「ち、違うわよ!別にやきもちなんか……」
穂乃果「ふふっ、素直じゃないんだから」ちゅっ
真姫「うぁ……///」
穂乃果「真姫ちゃん可愛い……食べたくなっちゃったよ」ゾクゾク
真姫「穂乃果……私も熱く……」
穂乃果「じゃああっちで……」
絵里「認められないわね!」
140:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/17(火) 00:05:52.83
ID:vc/Vu7Ut
穂乃果「あ!絵里ちゃん達!」
真姫「くっ……!」
にこ「まったく、全然来ないと思ったらあんたは……」
希「ダメやなぁ、穂乃果ちゃん?今日のライブ後はうちらとって約束してたやん?」
穂乃果「い、いやね……?ついと言いますか……」
絵里「……へぇ、次いで私達との約束忘れるのね」
穂乃果「いや……その……ですね!」
希「これはお仕置きやね」
穂乃果「ひいっ!?」
にこ「二度と忘れないようにとびっきりのじゃないとダメね」
穂乃果「た、助けて真姫ちゃ……」
絵里「真姫ならとっくにどっかいったわよ?」
穂乃果「そ、そんな……」ガーン
希「今の穂乃果ちゃんには神も仏もいないみたいやね」
にこ「そういえばこの前、にこに射れようとしたあのでっかいのあったわよね……」
穂乃果「ひいいぃ!それだけは!どうかっ!」ドゲザー
絵里「はいっ、連行♪」
穂乃果「誰か助けてー!」
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141:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/17(火) 00:07:12.02
ID:vc/Vu7Ut
穂乃果「うぅ……今日はひどい目にあった……まだちょっと痛むよ……」ズキズキ
穂乃果「みんな一人一人だと、とろとろなのに複数だと強いんだもん……」
穂乃果(あの日、惚れ薬を飲んだ日。穂乃果はみんなを落とすことに成功した)
穂乃果(その日からみんな、穂乃果のことが好きで好きでたまらない、穂乃果と同じ状態になっちゃった)
穂乃果(真姫ちゃんによると、惚れ薬の飲みすぎで
穂乃果自身が超強力な惚れ薬みたいなものになってるらしい、多分そのせいなのかな?)
穂乃果(……でもそのおかげでみんなが手に入ったんだもん)
穂乃果(形はどうあれ今はとっても幸せなんだ♪)
穂乃果(あははっ、絶対にみんなのこと手放さないからね)
穂乃果(みんなでずーっと幸せでいようね)
穂乃果「あはっ♪明日は誰と何しようかな?」クスクス
おしまい
142:名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/:2015/03/17(火) 00:08:13.11
ID:vc/Vu7Ut
ほのビッチ流行と聞いてやったら超長くなった・・・。大事なところは
えっちなのはきんしの板なのでかけませんでした
146:名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/:2015/03/17(火) 00:58:06.94
ID:plvBjMlz
乙
面白かった
もっとほのビッチ流行るべき
147:名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/:2015/03/17(火) 02:36:33.63
ID:3hutYR8K
ほのビッチは最高です!
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